エドウィン・ハリス
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エドウィン・ハリス(Edwin Harris、1855年 - 1906年)はイギリスの画家である。風景画、風俗画、肖像画を描いた。コーンウォールの、漁村ニューリンに集まった画家たち、「ニューリン派」の画家の一人である。
略歴
[編集]バーミンガムに生まれた。15歳の1870年から、バーミンガム美術学校で学び、1877年には王立バーミンガム芸術家協会(Royal Birmingham Society of Artists)の展覧会に出展した[1] 。アントウェルペン王立芸術学院に留学しでシャルル・ヴェルラに学んだ。同じ頃、フランク・ブラムリー(1857-1915)もヴェルラに学んだ学生であった。
1880年にバーミンガムに戻った後、1881年にフランスの画家が集まっていたブルターニュのポン=タヴァンを訪れ[1]、コーンウォールの、漁村ニューリンを訪れた。バーミンガム時代の友人、ウォルター・ラングレーは1882年に、ニューリンに住むようになり、ハリスは1883年からニューリンに住むことにした[2]。ハリスの後、ブラムリーを含む多くの芸術家がニューリンに住むようになり、「ニューリン派」が形成された。ハリスは12年ほどニューリンに住んだ後、1895年にニューリンからウェールズのカーディフやニューポート、ブリストルに移り肖像画家として生活した。1898年にバーミンガムに戻り、スタジオを開いた[1]。
1885年に王立バーミンガム芸術家協会の準会員、1886年に正会員に選ばれた[1]。
作品
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風景
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網の修理
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アイリスを飾る娘 (1897)
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貝拾いの娘
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望遠鏡の検査
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ピンクのエプロンの娘
脚注
[編集]- ^ a b c d Flynn, Brendan (2014). A Place for Art: The Story of the RBSA. The Royal Birmingham Society of Artists. ISBN 978-0-9930294-0-0
- ^ Penlee House Gallery and Museum
参考文献
[編集]- Roger Langley: Edwin Harris 1855-1906 - An Introduction to His Life and Art, Truran 2008, ISBN 1850222215