イブラ国際ピアノコンクール
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イブラ国際ピアノコンクール(英語の正式名はIBLA Grand Prize Piano Competition)は、イタリアのシチリア島の南部ラグーザ県イブラで毎年開催されるイブラ財団が主催する「イブラ・グランド・プライズ」のコンクールのピアノ部門のことを指す[1]。
概要
[編集]イブラ・グランド・プライズは、シチリア島の南部ラグーザ県イブラで行われている、作曲家、ピアニスト、声楽家、その他楽器奏者など、幅広い音楽家のための国際コンクール。イタリアのピアニスト、サルバトーレ・モルティサンティが設立し第1回コンクールは1991年の夏に開催された。東京・インドネシア支部の会長をデヴィ夫人が務めている。本部はアメリカ・ニューヨークにあり、設立以来、才能ある音楽家の発掘と育成に尽力。また、スタインウェイ&サンズをはじめ、ニューヨーク大学やバークリー音楽院、マギル大学、クイーンズ大学といった教育機関が協力している。
長年マルチェロ・アバドが芸術顧問として務め、毎年の審査員は国際的に著名な音楽家がメンバーに名を連ねている。
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イブラの丘–競争が行われるラグーザの一部
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夜のコンサートが行われるポーラ広場
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2010年の最終コンサート中のヴィラクリシオーネの観客
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最終コンサート中のIBLA 2010チーム
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “IBLA Grand Prize International Piano Competition& Master Classes”. www.ibla.org. IBLA. 2017年11月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月16日閲覧。