アンナ・リー・メリット
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アンナ・リー・メリット Anna Lea Merritt | |
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生誕 |
1844年9月13日 USA,フィラデルフィア |
死没 |
1930年4月7日 イギリス,Hurstbourne Tarrant |
アンナ・リー・メリット(Anna Massey Lea Merritt、結婚前の名:Anna Massey Lea、1844年9月13日 - 1930年4月7日 )は、アメリカ合衆国生まれの画家、イラストレーターである。生涯の大部分をヨーロッパで活動し、人物画や風景画を描いた。[1][2]
略歴
[編集]フィラデルフィアで裕福なクエーカー教徒の両親のもとに生まれた[3]。ペンシルベニア女子医科大学で解剖学を学んだ[3] 。1865年に家族とヨーロッパに移り、ステファノ・ウッシ、ハインリヒ・フェルディナント・ホフマン、レオン・コニエ、アルフォンス・ルグロといった画家に学んだ[3]。1870年に普仏戦争が始まると、家族とロンドンに移った。1871年に有名な美術評論家のヘンリー・メリットと知り合い[4]、指導を受け、1877年4月に結婚したが、その年の7月に夫は亡くなった。アンナはその後も再婚することはなかった[3]。
イギリスで暮らし、アメリカにも作品の展示のためにしばしば訪れる生活を続け、イギリスとアメリカの両国で多くの賞を受けた。
最もよく知られたメリットの作品は1890年に描かれた「Love Locked Out(締め出された愛)」で、夫の思い出を象徴する作品で、閉ざされたドアの前に立つキューピットが描かれた[5]。この作品はロイヤル・アカデミー・オブ・アーツの展覧会に展示され、彫刻家のフランシス・レガット・チャントリーが遺贈した基金で買い上げられ、テート・ブリテン(ナショナル・ギャラリー・オブ・ブリティッシュ・アート)に収蔵された[3]。
作品
[編集]-
ウサギと少女 (1878)
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Portrait Of Miss Ethel D'arcy Aged 6(1888)
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締め出された愛 (1890)
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ofelia(1880)
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ヘンリー・メリットの肖像
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Eve (1885)
参考文献
[編集]- ^ Gorokhoff, Galina (June 1983). “Anna Lea Merritt, expatriate American painter”. Antiques: 1221–1227.
- ^ Rubinstein, Charlotte Streifer (1982). American Women Artists: From the Early Indian Times to the Present. G.K. Hall. ISBN 978-0-8161-8535-1
- ^ a b c d e Clarke, Meaghan E. (2004). "Merritt, Anna Massey Lea (1844–1930)". Oxford Dictionary of National Biography (英語) (online ed.). Oxford University Press. doi:10.1093/ref:odnb/63111。 (要購読、またはイギリス公立図書館への会員加入。)
- ^ Brian Stewart & Mervyn Cutten (1997). The Dictionary of Portrait Painters in Britain up to 1920. Antique Collectors' Club. ISBN 1-85149-173-2
- ^ Love Locked Out on the website of Tate Britain