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あさぎ空豆

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あさぎ 空豆(あさぎ そらまめ 1997年 - )は、日本編集者で、元写真家[1]。本名は北川 埜々香(ののか)[要出典]脚本家北川悦吏子は母[2]情報科学研究者北川高嗣は叔父。あさぎ空豆は写真家時代の名前である[1]

来歴[編集]

母の北川は腎臓の持病のため、子どもを産めないと10代の頃に医師から言われていたが、結婚後35歳だった1997年にあさぎを出産した[2]。北川は「子供がほしいとは思っていなかったのに、産んでみたらものすごくかわいかった」と『半分、青い。』放映時のインタビューで述べている[2]。また同作の登場人物の花野が「スケートを習う」という設定はあさぎの幼少時代が素材になり、作中で使われる写真にあさぎの撮影したものが使われたという[2][1]

2015年には北川とともに『恋をしていた』というフォトエッセーを刊行した[2]

あさぎの写真家引退後、北川は脚本を担当したテレビドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』のヒロインに「浅葱空豆」という名前を付けている(演じたのはの広瀬すず[1]

人物[編集]

2018年当時の北川のインタビューによると、あさぎはアニメ好きで、北川の書くドラマは「リア充なものは見られない」という理由でほとんど見なかったという[2]

著書[編集]

  • 北川悦吏子(文)・あさぎ空豆(写真)『恋をしていた』ディスカヴァー・トゥエンティワン、2015年6月

脚注[編集]

  1. ^ a b c d 宇原翼 (2022年12月20日). “広瀬すず&永瀬廉ドラマ、脚本家の“公私混同”多すぎ?「ヒロインに娘の名前」「お気に入りの抜擢」”. 日刊サイゾー. https://www.cyzo.com/2022/12/post_331227_entry.html 2024年7月12日閲覧。 
  2. ^ a b c d e f 『半分、青い。』北川悦吏子氏が語る親子愛と注目の最後の台詞”. 女性セブン(NEWSポストセブン) (2018年9月25日). 2024年7月12日閲覧。