Wikipedia:査読依頼/東方正教会 20050802

東方正教会 - ノート:東方正教会[編集]

キリスト教関連で。キリスト教は各項目に説明を逃がす方式をとっていますが、そのなかでも比較的大部でかつそれなりにはまとまっていると思われるこの教派をまずは選んでみました。

お気軽にご意見をお寄せください。個人的には、正教と普段触れる機会があまりない方のご意見が伺えればと思っています。--Aphaia 2005年8月2日 (火) 11:29 (UTC)[返信]

最良とはいいませんが、良いシステムですね。このところ怪奇小説趣味が嵩じ、素人横好きで数篇の翻訳物を投稿しましたが、当システムを利用すれば良かったと今では考えています。というか、本来、ある程度以上の規模の編集は全ていったん査読空間に入れるべきじゃないのかな。現在のようにいきなり事典の名前空間に放り込むのはきついものがあります。(じゃあお前は自分の専門分野を査読するのかといわれるとむにゃむにゃですが--まあ本業関係ではawfulな記事を結構見ます)。
閑話休題、宗教には詳しくありませんし、正教会というと秋田県大滝温泉に教会があるとか、無伴奏の凄い聖歌(でいいんですか?)があるとか、『晩祷』とか程度しか知りません。ですが素人横好き翻訳の結果、なんとなく東方の宗教に興味が湧いてきました。その視点から。
  • 「沿革」より前
    • キリスト教の分派の歴史を知らない読者にとって、まず、その位置付けを知る事ができると分かりやすいでしょう。最初のパラグラフで、『ローマの国教となったキリスト教は11世紀に東西に分裂した。前者が東方正教会、後者がカトリック教会である(プロテスタントはこちらの流れを組む)。』と言ってしまった方がいいかと。
    • また、全世界の正教会の組織の紹介(第二パラグラフ)と用語に対する注釈(第三パラグラフ)、名称の問題(第四パラグラフから最終パラグラフの前半)が混ざっています。
    • 最終パラグラフ『「オーソドクス」と「カトリック」』以降は、東方正教会vsバチカンの話をしているのか、理念としての普遍性を重んじているという主張なのか今一つ明確ではありません。後者だと思われますが、私のようなバルバロイwにはその理念があまり明確ではないのです。
    • 「霊性」というのも今一つ判らないことばです。これだけの規模の記事ですから、注釈をまとめるパートがあってもよいのでは。
  • 「ローマ帝国の国教」という項目名は疑問です。ローマ帝国の新旧両首都においてそれぞれ教会があり、その間の抗争が既に始まっていたという内容にそぐわないのでは。
  • 「イスラム教の台頭と聖像破壊論争」以降はスリリングに読めました。ただし小アジアがどこかは説明した方がいいかも。
  • 「スラブへの宣教」スラブ社会との関わりをもっと書いてもいいかなと思います。キリル文字の由来を知っている人なら多分不要ですが…
  • 「現代の正教会」上記に関連して、近代以降多分最大の法難であろう旧ソ連での迫害に触れてもいいかなと。
  • 「教義と教会の特徴」はなるほどそういうものかと感心して読みました。
NekoJaNekoJa 2005年8月30日 (火) 09:47 (UTC)[返信]
変更部分拝読。実にわかりやすくなりました。ボランティアベースの文章の域を遥かに超えていますね。ありがとうございました。NekoJaNekoJa 2005年8月31日 (水) 08:45 (UTC)[返信]
ありがとうございます。ようやくソ連期の加筆をしました。まだ細かい手直しがいると思いますが、ご意見をいただければ幸いです。--Aphaia 2005年9月4日 (日) 10:23 (UTC)[返信]
まず教会の現状を説明してから沿革を説明するのは百科事典的で有効ですね。スラヴとの関係も、これを読めば「ロシアが最後のギリシア文明の砦」だったことを理解できるでしょう。ペレストロイカ以降、ロシアに生き長らえていた教会音楽が西側にも知られるようになり、大流行したのを思い出します。今度は細かい点ですが
  • 「聖伝は干からびた形式や化石的な儀礼の集積ではなく、今日も正教会の信仰生活を導く生きた伝承(Living Tradition)として機能している。 」
    • 「干涸びた」云々。「機能している」という断定。この辺はPOVな感じもしますが、難しい所ですよね。
  • 「福音は、民族や各地域の文化や伝統に光を当て、変容させ、教会もその刻印を帯びるが、特定の民族性や文化に受肉したり内在化するのではない。」
    • 「その刻印」の「その」が示す内容がよくわかりません。「福音は、…に光をあて、変容させる。同時に、前述の通り各国の教会は相互に独立と自主性を認め合っているので、それぞれの教会も構成する信者の持つ民族性や伝統の刻印を帯びる。」ということでしょうか。それと「受肉」っていうのは、特定の民族文化そのものの具体化の為に福音が機能する事はない、ってことでしょうか。例えば日本では先祖の霊を祭るのに仏教的な手法を用いますが、そのようなことはない、という。
  • スラブ地域
    • ここは表記をそろえてスラヴかな。
  • 第二次世界大戦中、祖国亡命に貢献したとの理由で
    • 「防衛」ですよね:-)
NekoJaNekoJa 2005年9月5日 (月) 09:05 (UTC)[返信]