Wikipedia:査読依頼/オーラルフレイル 20170604

オーラルフレイル - ノート[編集]

利用者:遼至さんが立項した、昨今の歯科その他医療・介護(・栄養・リハ)分野における重要トピックスの一つです。大抵の検索サイトで一つ目に日本歯科医師会が8020運動と並列で行っている啓蒙活動のサイトにたどり着くにもかかわらず、利用者:Muyoさんが自説の宣伝扱いしているのに気がついて加筆をはじめました。

緊急に加筆を開始したことも有り、まとまった記載として投下はしておらず、小分けにほそぼそと加筆している状態であり、まだまだ記載しなければならないことは多いですが、大きな節分けについてはおちついたと考えますので、一度今後の加筆の方向性について(できれば節分けについても)皆様のご意見をお願いします。--KMT会話2017年6月3日 (土) 23:39 (UTC)[返信]

【査読】 ──専門家の方による審査結果。
【検証】 ──参考文献などと照合しつつ正確性を評価。
【書評】 ──専門外の方による評価および助言。
コメント 医学的な知識はないので、KMTさんがご期待されているような査読はできないと思いますが、加筆の方向性を示唆するというよりも読んでいて気がついた点をこまごまと書きます。
冒頭部
  • 「医師を中心に他の職種が容易に認識できることを目標とし」
「医師を中心に」とは書かれているものの、医療に無関係な職種の人まで含めているようにも読めます。「医師を中心に、医療・福祉・介護関係の他の職種が容易に認識できることを目標とし...」としたほうがよいと思います。
§1. 背景
§2 状態
  • 「フレイルのフロー概念図において、健康な状態から...重度フレイル期(第四段階)と進行する。」
(1) この文だけ読むと、口腔に限らず一般的な老化のフローについての話のように思われますが、次の文を読むと、これは口腔に関するフレイルのフロー概念のようですね。出典にも単に「フレイルの」と書かれているのだと思いますが、これは「オーラルフレイルの」であることを説明しておいて欲しいと思います。
(2) また、そもそもオーラルフレイルに限らず、この「フロー概念図」なるものが一体何なのか、出典資料の執筆者によるオリジナルな図式(あるいは用語)なのか、それともこの種の「フロー概念図」なるものは医学分野では常識的なものなのでしょうか。後者であれば私が無知なだけですからそれ以上の説明は求めませんが、前者であれば、たとえば「平野らは、『実践! オーラルフレイル対応マニュアル』において、フレイルの段階を説明するものとして「フレイルのフロー概念図」を提起し、その中で...」などと言う風に、この「フロー概念図」の由来自体についての解説も欲しいと思います。
§3 早期発見のための評価
  • 次の「フレイルチェック」節と共に「国民に」「住民同士が」「市民が」といろいろな名称の主体がありますが、どれも同じ対象を指していると思われます。文脈的に見て、あえて名称を使い分ける必然性も感じられないので統一すべきでしょう。私の意見としては、「市民」で統一するのが良いと思います。
§3.1 フレイルチェック
  • 「オーラルフレイルに関係するチェック内容としては簡単な質問の他、咬筋の触診、オーラルディアドコキネシス検査、General Oral Health Assessment Index(GOHAI)が行われる。」
医学的知識のない立場としてはこの辺の詳細をもっと知りたいところです。難しそうな名前が並んでいますが、医療関係の専門家ではない一般市民が出来るようなことならば、そんなに高度な知識や機材を必要とするチェックではないと思われますので、各チェック内容に関して2-3行程度の簡潔な説明が欲しいところです(いずれ各項目の詳細記事も立項されるでしょうから、本記事を煩雑にしないためにも、あまり詳しく書く必要はありません)
  • 本節は第一、第三小節が一般的なフレイルチェックの話で、第二小節がオーラルフレイルに関係するチェックの話になっていますが、こういう構成では、第三小節が(一般的なフレイルチェックではなく)オーラルフレイルのチェックができる場所を解説しているようにも読めてしまいます。本節は第一、第三小節のようにフレイルチェック全般に関する説明だけに留め、「オーラルフレイルに関係するチェック内容」はもう少し詳細に書いて別節としてまとめる方がよいと思います。
その他
  • 「予防」や「対策」とも関連しますが、「リスク要因」についての資料があれば加筆が欲しいと思います。例えば、どういう社会的立場や生活(とくに食生活)や性格の人が口腔の老化が進みやすいか、といった話題です。まだそのレベルまでの研究は進んでいないと思われますが。
  • この種の国民運動では、たいがい厚生労働省や各地の保健所も、さまざまな形で推進活動をしているし、また運動を進展させるためにもそれら機関の協力が必要とされるでしょう。しかし、おそらく現在ではまだ学会が提唱したばかりで、そこまでの協同活動は進んでおらず、行政に対して提言している段階と思われます。厚生労働省をはじめとする行政側からの、この運動に対する見解なども(資料があれば)知りたいところです。
--Loasa会話2017年6月4日 (日) 12:09 (UTC)[返信]
返信 (Loasa宛) ありがとうございました。
冒頭部:ご指摘の通りです。文面を検討して出典と齟齬がないように職種をはっきりとさせます。
背景:修正しました。
状態:フレイルの概念図における口腔領域の関係の記載ですが、オーラルフレイルの段階よりも先まで書いたことが混乱の元になっていると考え、記載内容を再考します。
早期発見のための評価:「市民」に揃えました。ただ、「お互いに、同士で」という事を強調させたいのもあるので、もう少し考えます。
フレイルチェック:フレイルチェック全体を第一段落にまとめ、第二段楽からオーラルフレイルのことにして、検査内容などの説明を追記し始めています。
リスク要因:例えば食事を一人でとる孤食の人。特に一人暮らしよりも家族で暮らしているのに孤食の人が問題が多い。などのデータは出てきていますが、それ以上のリスク要因としてのものは、今の僕の手元の資料では見かけてないです。もう少し探します。
厚労省・保健所:資料を探します。日本歯科新聞とか歯科医療経済あたりにあると、調べやすいのですが・・・

取り急ぎ、現在までの中間報告です。KMT会話2017年6月5日 (月) 11:51 (UTC)[返信]


【感想】 ──専門外の方による感想。
【その他】 ──表記・文体など