Wikipedia:井戸端/subj/高速道路の記事にある「事業中」についての質問です

高速道路の記事にある「事業中」についての質問です[編集]

高速道路の記事を見ていると「事業中」という表現をよく見かけます。「事業」という言葉は色々な意味で使われる言葉で、この場合の「事業」が道路の建設を指していることは分かるのですが、正式には(法律用語では)「何事業」なのかお教えください。--106.181.207.163 2019年4月10日 (水) 00:25 (UTC)[返信]

コメント 高速道路の大半を担う、法的な根拠のある高速自動車国道は簡単に複数の段階に分けられます。大きく「路線の策定(主な経由地とインターチェンジと整備効果の検討)→事業許可→用地取得など→物理的な道路を造る工事」のような流れになります。主に、高速道路は整備をネクスコの三社が行っているため、事業許可を国土交通省が各社に出すことで実際の事業が行われることになります。これは高速自動車国道法[1]に詳述されています。例えば、現在工事が行われている新名神高速道路については、[2]にあるように「国交大臣事業許可」を得たあとに実際の測量、用地取得、工事といった段階に入っていきます。そのため、この「国交大臣事業許可」を受けた後は「事業中」という表現が可能になるのかと思います。以上回答になります。しかし、今は完全に私の解釈で、独自研究にあたる内容をずらずらと書き連ねましたので、この考えを根拠に記事への記載を行うことは避けていただきたと思います。例えば、「事業認可した」という出典をもとに「事業中」と書かないでほしいということです。「事業認可した」という出典には、「事業認可した」という内容のみを書くことになると思います。--Yuukin0248[会話/履歴] 2019年4月10日 (水) 09:45 (UTC)[返信]
コメント 一般国道以上の道路については、こちらこちら にまとめられています。「高速自動車国道」についても正式なことはこれに書いてあります。なお、Yuukin0248さんが仰る通り、「事業認可された」=「事業中」ではありません。「事業認可」というのは単に「事業を行ってよいですよ」という許可が出たということであって、「事業中」とは限らない、ということですね。「事業着手した」「事業化」といった出典がある場合のみ、「事業中」と書くことが可能でしょう。--610CH-405会話2019年4月10日 (水) 09:58 (UTC)[返信]

Yuukin0248さん、610CH-405さん、ご回答を頂きありがとうございます。私のお聞きしたかったのは「事業」の方だったのですが、タイトルに「事業中」と書いたので、その辺があいまいになったようで申し訳ありません。

その後、自分なりに調べてみたところでは、高速道路(など)を建設する事業は「道路新設事業」と書くことが多いようです。(GOOGLEで検索したところ30000件以上HITしました。)

ところで、質問でも書いたように「事業中」という表現は「建設中」というイメージだったのですが、関連の文書を見ると「事業認定」というのは「土地収用法」に基づいて行われるもののようです。そして、同法の第3条には「道路法による道路」以外にも各種の「公共の利益となる事業」が書かれています。たしかに、土地がなければ道路は作れませんですね。--106.181.221.50 2019年4月11日 (木) 04:14 (UTC)(IPが変わっています)[返信]

コメント ああ、そういうことでしたか。失礼しました。もうご覧になっているかもしれませんが、こちら は厚生労働省による「道路新設事業」という用語の解説です。これだけだと道路新設に「付帯する」事業というのがどの範囲を指すのかわかりません。それから、国土交通省など他の機関では別の用語を使っているかもしれません(現に、「道路事業」という表現を多々見かけます)。IPさんがどのような文脈でその「何事業」という言葉を使いたいのか分かりませんが、それを教えていただければもう少し有益な回答ができるかもしれません。私は道路記事(主に高速道路)をよく編集するので色々な資料に当たりますが、「道路新設事業」という表現はあまり見たことがないかなぁ。--610CH-405会話2019年4月11日 (木) 05:52 (UTC)[返信]

GOOGLEで検索した印象としては、国土交通省自体では「道路新設事業」という表現をあまり使っていなくて、地方自治体の文書などで使っているようです。といっても国土交通省が全く使っていないわけではなくGOOGLEで探したところこういうのがありました。(静岡県が使っている表現をそのまま使っているのでしょうが、正しい表現だからそのまま使っているのでしょう。)先のコメントにも書きましたが、事業認可というのは道路の工事自体の認可というよりも土地収用の認可が主になるようです。厚生労働省の使う「道路新設事業」は地方自治体(や国土交通省)が使う「道路新設事業」とは少し違う範囲を指しているように思います。--106.181.221.50 2019年4月11日 (木) 07:30 (UTC)(加筆しました--106.181.221.50 2019年4月11日 (木) 07:35 (UTC)[返信]

コメント 私も同じような印象を受けました。団体や省庁によって使う意味が異なる可能性が高いというのであれば、
  • 記載したい事業が「道路新設事業」とされている適切な出典があること
  • そもそも「道路新設事業」とはどの範囲を指すのかを示す適切な出典があること
のどちらかを満たさないと、記事中に「道路新設事業」と書くことは出来ないでしょうね。また、記載する際もその「道路新設事業」がどの範囲を指すか明示する必要があるでしょう。--610CH-405会話2019年4月11日 (木) 07:43 (UTC)[返信]