Wikipedia:井戸端/subj/発売日と発行日の混用

発売日と発行日の混用[編集]

発売日と発行日の違いがわからないのか、混用している記事をしばしば見かけます。「何年何月何日初版」や「何年刊行」と書かれているものの多々あるようです。シリーズものなど、各書籍の発売日(あるいは発行日)を列挙している記事において、発行日と発売日をごちゃ混ぜにしているところもあります。ひどいものだと、発売日であるのに堂々と「何年何月何日発行」と書かれています。基準となるものを探してみたところ、Wikipedia:出典を明記するでは「刊行年」などというあいまいな基準で、Template:Cite book では「日付」としか書いてありません。発売日と発行日は大きくずれることはないのですが、その日付の小さな誤りが大きな誤解を生まないとも限りません。どこかで基準を設けていただけないでしょうか。--三畔 2008年11月7日 (金) 07:12 (UTC)[返信]

出版物(書籍、ムック、雑誌等)において、発売日(店頭に並ぶ日、購入出来る日)と発行日(奥付等に記載される日付)が異なるという事を知らない人が多いですからね。出版業界のルールみたいなもので。発行所と発売所が違うとか(出版)、編集人と編集長が違うとか(雑誌)、発売と販売が違うとか(音楽)、製作と制作が違う(映画等)とか、制作局と放送局が違う(放送)みたいな…。映画は公開日に公開されるし、CDは発売日(水曜)の前日(火曜午後)に店頭に並びますが、概ね、クレジットされる日付をリリース日として良いのに対し、出版物は面倒ですね。特に書籍の発売日は把握出来ない場合も多い。更に雑誌なら正確には、例えば「2008年11月25日発売の2009年1月号(2008年1月1日発行号)」等と書かなければならない。ただ、毎日の動きを追う記事内容でない限り、雑誌で出典を示すだけなら、「2009年1月号」で良いと思います。書籍の場合、発行日と発売日が1ヶ月以上違う事はあまりないでしょう。ムックでも最大1ヶ月程度、雑誌なら2ヶ月近く違う事もありますか。書籍の発行日はどのように決まるのか、出版社によって基準があるのか、よく知りませんが、店頭に並ぶ日(発売日)でもなければ、雑誌のように発売日の何週後とか翌月何日と決まっている訳ではないので、何年何月までは必要ですが、何日までは不要と考えます。実際、図書館のデータベースでは「出版年:2008.11」のように月までしか書いてない事が多いです。「2008.1」と「2008.12」では1年近く違う事もあり、月までは、リスト等でも必要ならば記載しても良いでしょう。まあ、2008年12月発売だが発行「2009.1」となる事もありますが。
なお、「発行日は実際より先」なのが出版界では普通ですが、夕刊紙においては、「発行日のほうが実際」です。東京スポーツ、夕刊フジ、日刊ゲンダイなどにおいては、「11月7日(金)発行の11月8日(土)付新聞」となります。紙面の各面には「2008年11月8日」と表示され、一面には「7日発行」と注記されますが。つまり一般の刊行物でいう店頭に並ぶ「発売日」が夕刊紙では「発行日」、クレジットされる「発行日」が「付」に対応するような感じです。夕刊紙は日曜が休刊ですが、それは夕刊紙における発行日の事で、日曜夕方に店頭に並ぶはずの日曜発行の新聞、即ち月曜付の新聞が発行されない事になります。
無料なので発"売"・販"売"されないフリーペーパーは、発"売"日とはいえないので発行日しかない。配布所に並ぶ日を発行日としているようです。--Khhy 2008年11月7日 (金) 14:08 (UTC)[返信]

将来まで残る記述にするなら、実際に資料に書かれている日付で統一したほうがいいでしょう。2008年12月に発売されても『2009年1月号』とするべきでしょう。新聞は、夕刊紙でも『●月×日付』のほうが、後代から確認しやすいです。(戦前の日本では、夕刊は翌日付でした) --ねこぱんだ 2008年11月7日 (金) 23:26 (UTC)[返信]

雑誌・ムックについては日本雑誌協会の自主基準で週刊誌は発売日の15日先まで、月刊誌は発売日の45日先まで発行日表示ができることになっています。コミックは15日先までです。--UE-PON2600(旧↑PON) 2008年11月11日 (火) 05:24 (UTC)[返信]

「実際に資料に書かれている日付で統一したほうがいい」という意見に賛成します。どの記事に書くべきかわかりませんが

  • ウィキペディアでは資料に書かれている日付を基本にすること
  • 発行日についての説明(発行日について質問が出たときなどに示せるようにしておく)
  • 「2008年」で終わらせるのではなく「2008年11月発行」などと明確に記述すること
  • 既存の記事には発売日なのか発行日なのかあいまいな記述が多数あるが、発行日を記すという基準ができたからといって、盲目的に(資料を確認せずに)「発行」と修正してはならないこと。もしかしたらそれが発売日であるかもしれないため。
  • 記事の執筆にあたって必要であれば、断った上で発売日を記述すること(発売日を記述することを禁止するものではないというアピール)

Wikipedia:表記ガイドWikipedia:出典を明記するあたりにこれらのことを記述したいと思うのですが、どこにどのようなことを書くのが適切でしょうか。--三畔 2008年11月11日 (火) 08:08 (UTC)[返信]

厳密に、日付まで書く必要性があるのかは参考文献の性質によって違うと考えますが、整理するとこんな感じでしょうか。
  • 新聞は日付まであると後々調べるのが楽なので書くのが望ましい。というより休刊日を除いてほぼ毎日発行しているわけだから書かないといつの記事かわからない。
  • 雑誌(月刊誌・週刊誌など)の場合だと、ねこぱんだ氏が言われるように『2009年1月号』の形式で十分でしょう。
  • 書籍になると逆に日付はいらない。例えば、日本の経済を加筆する際に使用した財団法人矢野恒太記念会編『日本国勢図会2008/09』には、発行日付には2008年6月1日と書いてあるわけですが、財団法人矢野恒太記念会編が『日本国勢図会』に関して年に数回も発行するわけではないので、日本の経済の記事には、財団法人矢野恒太記念会編(2008)で通しているわけです。また、同一執筆者(ここでは仮にAとおきましょう)が同じ年に論文や書籍を複数発表し、それらが「B」という記事に記入されている場合は、脚注や参考文献では
  • A(2008a)『Bに関する****』 XX社 
  • A(2008b)「Bに関する*****の分析手法」『YY大学紀要』 
といった形で記載しておけばいいのであって日付はいらないでしょう。基本的な論文の書き方だと思いますがいかがでしょうか?--Wushi 2008年11月30日 (日) 00:36 (UTC)[返信]
当該資料に実際に記載されているのは発行日であって、その発売日が別の日付であったとしても発売日は容易に検証できないですよね。極論ですが、発売日を記載すること自体が検証可能性に対する別の疑念をもたらすようにも思えます。掲載するとしても発行日までではないでしょうか。理想を言うなら初版と資料として使った版の発行日。--きたじま/あかみ 2008年12月7日 (日) 15:21 (UTC)[返信]

煮詰まっているようなので、ここまでの議論を参考に「Wikipedia:出典を明記する」編集してみました。--三畔会話2012年10月15日 (月) 10:54 (UTC)[返信]

ここまでの議論を参考に」とおっしゃりながら、「書籍になると逆に日付はいらない」というWushiさんの問題提起を完全に無視した編集をなさっていることに驚きを禁じ得ません。書籍の場合に発行月が必要か否かという対立論点が存在して当該論点が議論もなされず放置されている以上、全然「煮詰まって」などいないと思いますが? ちなみに私は、新聞・週刊誌は発行月日まで必要、月刊誌は発行月まで必要、書籍の場合は通常は発行年までで十分という立場です(もちろん発行月や発行月日が典拠を参照(判別)する上で特段重要なキーになる場合には必要)。--SrcRqstr会話2012年10月15日 (月) 12:01 (UTC)[返信]
たしかに編集してしまうのは性急でした。それについてはお詫びします。出典を明記するにあたっては、SrcRqstr氏や他の方の考えのどれを取っても適切だ思います。
しかし私が危惧しているのは、現在多くの記事中に含まれている「出版物一覧」といったものの中で発売日と発行日が混用されており、こうしている間にも出版物一覧がどんどん作成され続けていることです。2008年11月7日 (金) 07:12 (UTC) に私が投稿した最初の文章そのままの内容になりますが、それをいますぐにでもストップさせたいのです。なんとかする方法はないのでしょうか。--三畔会話2012年10月15日 (月) 16:02 (UTC)[返信]
発売日と発行日(発売と発行)は違うので注意しろ、と書けばいいのではないかと思うのですがいかがでしょう?--Ks aka 98会話2012年10月15日 (月) 16:56 (UTC)[返信]
三畔さんの危惧は理解します。私もKs aka 98さんと同様の考え方になると思いますが、「Wikipedia:出典を明記する」には「発売日と発行日の違いについて」という趣旨の殊更目立つ注意を縷々書いて(そのような節を設ける、あるいは{{Anchor}}を置く)、発売日と発行日を混用する編集者にはノートあるいは会話ページで「[[Wikipedia:出典を明記する#○○]]を見よ」(○○はその注意書きの部分)という形で簡単に誘導できるようにする、という形でよいのではないかと考えます。--SrcRqstr会話) 2012年10月15日 (月) 21:37 (UTC)敬称補遺。大変失礼しました--SrcRqstr会話2012年10月16日 (火) 04:34 (UTC)[返信]