Wikipedia:井戸端/subj/検証可能性などの解釈について ゲームそのものは出典となりえるか

検証可能性などの解釈について ゲームそのものは出典となりえるか[編集]

いい加減アカウント作成から3年にも達しようかとしている今時分にこの様な質問も恥ずかしいのですが、できるだけ日本wikipediaの流儀に従って行きたいと思いますので、恥を忍んで質問させて頂きます。

wikipediaの各種方針を素直に解釈するならば、あらゆる記述に出典を明記する必要があります。自動車が4つのタイヤで走る乗り物である事さえも!出典の不明瞭な行や文節は存在してはいけません。まあこれはいいのですが、私などはコンピューターゲーム関係の記事にも手を出しておりまして、ここで疑問が生じるのです。

例えば、「某シミュレーションゲームではマップはヘクスで構成され・・・1ユニットは10の耐久力が・・・・」と言う記述に、出典は必要なのでしょうか。検証可能性の原則から言えば、入手が容易なものであればですが、このゲームを入手し起動することで誰にでも検証、確認が可能ですので、別途出典は必要ないでしょう。文献資料を購入する手間と違いはありません(ネットの文献は信頼できる資料とは見なされていません)。しかしながらWikipedia:検証可能性では、その辺りの言及はありません。どうも紙媒体しか想定していないようです。まあどうしてもというなら、説明書のnページ、と記しておくのでしょう。

また、Wikipedia:ウィキペディアは何ではないかでは、「ウィキペディアは規則主義ではない」ので「もし規則が百科事典の改善をどうしても妨げるものなら、それらを無視してください。」と明記されています。

この辺り、どう判断していけば、多くのウィキペディアンの同意を得られるものでしょうか。皆様が特別に心がけている事が有れば、アドバイスを頂戴致したく思います。--Hman 2010年3月4日 (木) 18:39 (UTC)[返信]

起動させれば誰でも明らかに分かることならば、ゲーム自体を情報源としてもよいでしょう。しかし、将来にわたって、ウィキペディアが存在する限り、そのゲームを入手し、起動させることができるわけではありません。説明書のnページ、と記すことができるなら書いておいてください。また、ゲーム雑誌などで情報が得られるなら、それもお願いします。--Ks aka 98 2010年3月4日 (木) 18:47 (UTC)[返信]
早速のご意見、ありがとうございます。確かに現在のところ、ゲームについては「図書館」の様なシステムがありませんので、数十年後となると不安ですね(後進がうまいことやってくれるでしょうが・・・)。各文節に「nページ参照」などと書くと到底読めた記事にならないことは明かですので、ゲームそのものが出典となり得ると言う観点を踏まえて、色々と考えてみます。--Hman 2010年3月4日 (木) 18:59 (UTC)[返信]

過去に関連する議論がありました。全部ではない可能性もありますが、さしあたり見つかったのは次の2つ:

ゲームを情報源とした場合に、将来にわたって情報源にアクセスが確保できるかという問題もそうですが、「起動させれば誰でも明らかに分かること」とそうでないことの線引きが難しいことから、ゲームそのものを情報源とすることには慎重に…というのがおおまかな方向性だったと記憶しています(私個人の意見としては「ならない」と思います)。参考になさってください。--ikedat76 2010年3月4日 (木) 19:16 (UTC)[返信]

わざわざお調べ頂き、ありがとうございます。今更な質問に対するご厚意に、心から感謝申し上げます。私の疑問と思っている点とは若干違いがありますが、非常に参考になりました。検証可能性と独自研究の絡みは複雑怪奇ですね。しかしwikipediaでは、正確性は重視されていないと言う点は、言われてみればごもっとも。コロンブスのなんとかでした。真実を追究したい時は別のコミュニティーを選択するべきですね。とりあえず「ターン制のシミュレーションゲームである」「名前はひらがな4文字」「Bボタンで走れ、ジャンプして敵を踏むと倒せる」レベルであれば、問題は無さそうですが、「くれぐれも慎重に」を肝に銘じ、ご紹介頂いたログを何度も熟読しながら、今後の身の振り方を考えていきたいと思います。差し当たって自身の行った不穏当な加筆についての削除を検討していきます。将来的にきちんとしたガイドラインができるといんですけどね(^^;)--Hman 2010年3月4日 (木) 20:05 (UTC)[返信]
どのような記述をしたいかにもよります。概要の説明で事実を述べていることならとりたてて必要ないと思います。ただウィキペディアは説明書ではありませんので、「Bボタンで走れ、ジャンプして敵を踏むと倒せる」といったレベルの記述が必要かと聞かれれば私は必要ないと思います。--べっ甘七みつ・たけタカひろ 2010年3月5日 (金) 14:11 (UTC)[返信]
私の例えが不穏当だった様で、申し訳ありません。操作法の記載に関しては、改めて相応のノートで議論すべき問題でしょうね。ごく簡易かつ重要なもの(ストリートファイター2は6ボタンである、程度のもの)以外は、確かに取り立てて言及することはないかもしれません。ジャンルにや発売日に関しては専門誌での紹介を引用するのが理想でしょうね(バックナンバーが入手困難な雑誌を出典として良いのかと言う議論も有る様ですが)。いつものことながら、この辺りは悩ましい所です。ご意見ありがとうございました。将来の編集活動の参考とさせて頂きます。--Hman 2010年3月5日 (金) 14:23 (UTC)[返信]
追伸。その後考えてみたのですが、やはり「パソコンそのもの」の類も出典となり得るかは微妙な所ですね。同じ意味で。まあそんなこと言い出すと「マンガそのもの」もそうなのですが・・・・・・。適用には慎重に慎重を重ね、WP内でやる以上、WPのルールには徹頭徹尾従わないといけませんね。「分別のある大人」には自明や否やの判別も難しい所ですし。--Hman 2010年3月9日 (火) 15:33 (UTC)[返信]
こんばんは。確か何処かの議論で昔書いた記憶がありますが。英語版等では、ゲームソフトの秀逸な記事が数多くありますが、そうした記事の中でゲームそのものを出典として用いている記述も多くあります。ゲームソフトの記事においてゲームは一次情報源だと思いますが(日本語版では零次情報源だと仰る方もわりといらっしゃいますが)。この一次情報源を用いてはいけないという意識は日本語版の創作作品記事では根強く根深く根ざしていますが、英語版の秀逸な記事等を見ているとあちらではそうでもない雰囲気ですので、WPのルールで否定されているというものでもないと私は思っています。
余談ですが。英語版のゲーム系秀逸記事は探すとたまに面白いものもあります。昨年秀逸入りした「en:MissingNo.」(日本語版:けつばん)などは異色の記事ですが。ゲーム系の秀逸記事は英語版が充実していますので、色々見て回って、ゲームソフトの記事でゲームそのものを出典として用いることが、どういった記述なら許され、どういった記述だと不可なのかを探って参考にしてみるのも一つの手ではないかと思います。--Giftlists 2010年3月9日 (火) 16:29 (UTC)[返信]
ご教授、ご紹介に感謝致します。英語は堪能と言うにはほど遠く、今すぐどうこうと言う訳にも参りませんが、これまで投稿した記事を再検討した上で、今後どの様なスタンスを築いていくかの参考にさせて頂きますm(_ _)m--Hman 2010年3月9日 (火) 16:40 (UTC)[返信]