Wikipedia:井戸端/subj/日本人の人名の表記について

日本人の人名の表記について[編集]

質問 日本人の人名のアルファベット表記について、何か統一的な指針はありますでしょうか?

日本人の人名の英語での表記については、はるか昔の義務教育ですと「名前苗字」と綴るよう教えていたようですが、ここ20年くらいの義務教育では「苗字→名前」と表記するよう指導していますよね。とはいえ、日本は残念ながら高齢化が進んでいますから、人口比でみると「名前→苗字」で習った高齢者世代が圧倒的に多数派ですし、「名前→苗字」という表記はもはや慣習として定着しており、若い世代にとってもなじみ深いようにも思います。

一方、事実上日本語の正書法を所管している文化庁では以前より「苗字→名前」式の表記をアナウンスしていますが(平成12年12月26日文化庁次長通知)、このほど他の中央省庁も巻き込んで日本の行政府としてあらためて「公用文等において、日本人の姓名をローマ字表記する際は、原則として『姓―名』の順で表記すること」とアナウンスされ(令和元年10月25日関係府省庁申合せ)、「地方公共団体、関係機関等、民間に対しては、日本人の姓名のローマ字表記については、差し支えのない限り『姓―名』の順を用いるよう、配慮を要請する」ことになりました(同申合せ)。その結果、閣僚名簿英語版がようやく(?)「苗字→名前」に統一されたというニュースも記憶に新しいと思います(ただ、閣僚名簿はなぜか「ヘボン式だけどマクロンは使わない」という方針のようで、「Ono」が「おおの」なのか「おの」なのか区別が付かない状態ではあるのですが……麻生太郎氏が「あそたろ」では何が何だかわかりませんよね。英語版ウィキペディアは「ヘボン式でマクロンあり」という記事が多いようですから、こういった問題は起きないように思いますが)。

このあたり、ウィキペディアの記事名とか、本文での表記とかはどういう整理になっているのでしょうか。「そんなことは英語版ウィキペディアで聞けよ!」と思うかもしれませんが、日本語版ウィキペディアで新記事作った時にウィキデータも更新するでしょうからその際にアルファベットでの人名表記に悩む場合もありますし、ウィキデータを経由して英語版にリンクする場合も当然ありますので全く無関係の話題ではないと思います。ですので、おそらく日本人の人名表記については最も詳しいだろうと思われる日本語版ウィキペディアの井戸端で質問させていただきました。--うてないボールがあるものか会話2021年11月10日 (水) 00:31 (UTC)[返信]

報告 ちなみに、私の専門分野である美学関連で言いますと、おおむね3つの表記法があるようです。
  • ① : 大英博物館メトロポリタン美術館ボストン美術館では、日本人の氏名のアルファベット表記は全て「苗字→名前」の順で完全統一した、とのことです(出典:ザ・クリエイション・オブ・ジャパン「『工芸』英訳ガイドライン」2018年)。
  • ② : 一方、「名前→苗字」の順で完全統一している西洋の美術館も、当然ながら散見されます(出典:ザ・クリエイション・オブ・ジャパン「『工芸』英訳ガイドライン」2018年)。
  • ③ : また、西洋の美術館によっては「1900年頃以降の作家の場合、西洋風に『名前→苗字』の順にしている。近代以前の、伝統的な作家は『苗字→名前』の順で表記する」というルールを設けているところもあります(出典:ザ・クリエイション・オブ・ジャパン「『工芸』英訳ガイドライン」2018年)。1900年「頃」という基準も不明瞭な感じですが、つまりざっくりいえば江戸時代あたりまでは『苗字→名前』、明治時代あたりからは『名前→苗字』という感じでしょうか。
つまり、美学界隈でいいますと、上記①方式、②方式、③方式が乱立している状態です。--うてないボールがあるものか会話2021年11月10日 (水) 00:35 (UTC)[返信]
報告 一方、英語版ウィキペディアをみますと、菅義偉氏は「Yoshihide Suga」ですが、織田信長公は「Oda Nobunaga」となっています。上記の西洋の美術館の例で言うと、③方式に似ているようですね。ただ、すみませんがそれをはっきりとルールとして明文化したものがちょっと見つかりませんでした。それと、昔の日本人の人名は現在の日本人の人名とは全然内容が違います(出典:尾脇秀和「氏名の誕生――江戸時代の名前はなぜ消えたのか」)。なので、無理に「名前→苗字」方式を踏襲したくてもそもそもできない、といった理由があるのかもしれません。たとえば藤原道長公だったら「Fujiwara no Michinaga」の「no」ってどうするんだとか、そもそも昔の人名は苗字じゃないでしょ氏(ウジ)とか姓(カバネ)とかいやいや本姓でしょとか、いろいろあるのでしょうが……。(出典:尾脇秀和前掲書)。先ほどの美学界隈の話でいうと、表記方法一つとっても苗字を大文字にせよとか、カンマで区切って「苗字→名前」にせよとか、はっきりわかるようにしろという意見もあれば、苗字を大文字にするのは断固反対という意見もあるようで(出典:ザ・クリエイション・オブ・ジャパン「『工芸』英訳ガイドライン」2018年)、難しいですね。--うてないボールがあるものか会話2021年11月10日 (水) 00:46 (UTC)[返信]
コメント なお、なんでこんな質問したかというと、日本人のアーティストについて一から記事を書いてみよう、それを日本語版と英語版の双方に投稿してみよう、アカウントとってやってみるぞ! と思ったときにハタと気づいて、それで悩んでいる次第です。たとえばイサム・ノグチみたいな場合は、これはもう明らかに慣習的に「名前→苗字」の順ですので迷いようがないのですよね。「Noguchi Isamu」表記にしろという人はいないでしょう。でも、21世紀に入ってから特筆されるような実績を挙げたアーティストの場合だと、英語文献みても上記①方式の表記と上記②方式の表記がほぼ同程度存在する場合が多く、こりゃいったいどうすりゃいいんだと悩んでいるところです。昨今、日本人のアーティストに他国の美術界が注目することも多く、書籍など英語文献に多数取り上げられている現代アーティストも多いのですが、美学分野は地味なせいかウィキペディアに記事が存在しない場合が多いのですよね。なので記事をつくって貢献したいなと思った次第。連投すみません。--うてないボールがあるものか会話2021年11月10日 (水) 00:47 (UTC)[返信]
報告 すみません、パスワード忘れによりログインできなくなったため、うてないボールがあるものかに代わりましてこちらのアカウントを使用いたします。--毛は優しくて力持ち会話2021年11月16日 (火) 01:36 (UTC)[返信]

「はっきりとルールとして明文化したもの」はen:Wikipedia:Naming conventions (people)en:Wikipedia:Manual of Style/Japan-related articles#Personal names辺りですかね。現代の人物については公式サイトやSNSのプロフィールなどで本人が使用する表記を再優先し(「Hikaru Utada」から「Utada Hikaru」への改名提案が好例)、次点として英語圏の文献やその他ラテン文字圏での文献に準拠、それらで一意に決まらない場合はマクロン付きヘボン式ローマ字で姓→名順に記載することになっているようです。--36.11.229.250 2021年11月10日 (水) 02:37 (UTC)[返信]

返信 (36.11.229.250さん宛) なるほどそういう基準があるのですか。しかし、最も優先される基準がSNSや公式サイトなんですか……。そもそもインターネットが日本で一般化してきたのは1990年代以降ですから、それ以前に活躍した人物に公式サイトなどあるはずがないので、1990年代初頭までの日本人はラテン文字圏の文献に準拠、文献がなければ「苗字→名前」順ということになってしまいそうですね。本当におっしゃるような基準に準拠しているなら、織田信長公が「Oda Nobunaga」となるのは納得ですね。信長公が公式サイトやSNSなどやっているはずもなく、歴史学の英語文献では「苗字(に類するもの。現代の苗字とは当然違いますが)→名前」順が多いようですから。一方、明治・大正・昭和の人物の場合、公式サイトはなく、歴史学の英語文献では「苗字→名前」順かもしれないが、新聞や雑誌など同時代のラテン文字圏の文献では「名前→苗字」表記が圧倒的に多いでしょうから結果的に「名前→苗字」表記の記事名になりそうですね。菅義偉氏の「Yoshihide Suga」は菅氏の公式サイトに準拠したのでしょうが、閣僚名簿すら「苗字→名前」順になったので、政治家の公式サイトもそれに準拠するものが増えそうですし今後は政治家の続々と「苗字→名前」順に改名されていきそうですね。ただ、その過渡期は、同じ時代の同じ分野の人物であっても「苗字→名前」順の記事と「名前→苗字」順の記事が入り乱れることになりひじょうに気持ち悪いように思うのですが、あまり気にならないんですかね……。--毛は優しくて力持ち会話2021年11月16日 (火) 01:36 (UTC)[返信]
英語版読者のほとんどは日本語に不慣れですし、混在していても何も気にしないのではないかと思います。日本語版で似たような表記ルールを探すと例えばWikipedia:外来語表記法/ハンガリー語#人名では「ハンガリー語の慣習にあわせて「姓・名」の順に記載する」とされていますが、ガイドに従わずに名姓順で記事を立てたとしても気持ち悪いと感じる人はごく少数ではないでしょうか。実際にTemplate:ハンガリー人の姓名は姓名順も名姓順も受け入れる設計になっており、当該テンプレートの使用箇所を確認すると見事に両者が入り混じっていることが確認できます。--27.85.205.29 2021年11月17日 (水) 09:01 (UTC)[返信]

日本語版 Wikipedia 上でのローマ字表記についても議論のスコープに入っているのでしょうか。もしそうであれば、日本語版 Wikipedia で日本人の人名をローマ字表記するケースとしてどのようなものを想定されていますか? 統一的な指針が必要なほどローマ字表記を使う機会があるかというと、そうでもない気がしています。 --Kto2038会話2021年11月10日 (水) 14:11 (UTC)[返信]

返信 (Kto2038さん宛) 「日本語版ウィキペディアで新記事作った時にウィキデータも更新するでしょうからその際にアルファベットでの人名表記に悩む場合もありますし、ウィキデータを経由して英語版にリンクする場合も当然ありますので全く無関係の話題ではないと思い」質問させていただきました。ならばそっちで質問しろとお思いかもしれませんが、少なくとも日本人の人名表記については最も知見が蓄積されていると推察される日本語版ウィキペディアの井戸端にて質問させていただきました。--毛は優しくて力持ち会話2021年11月16日 (火) 01:36 (UTC)[返信]
つまり「Wikidata で英語のラベルはどう表記すべきか」という話ですか? であれば、英語版 Wikipedia に記事がない場合は「wikidata:Help:Label#Items without pages on Wikimedia sites」を参照することになります。そこには日本人名の姓名の順まで規定はされていないので、実際には上記の「en:Wikipedia:Manual of Style/Japan-related articles#Personal names」を参照することになると思います。改訂が必要とお考えであれば、「en:Wikipedia talk:Manual of Style/Japan-related articles」で議論を提起してください。 --Kto2038会話2021年11月16日 (火) 15:17 (UTC)[返信]

記事名に関して言えば、曖昧でなく紛らわしくなく人口に膾炙していて一般的な呼び名であるべきでしょう。最近の義務教育では「姓→名」に統一されたと言ってますけど、世の中的には「名→姓」が最も標準的で人口に膾炙してると思います。学校で「姓→名」と教えるようになったのはたかだか20年くらいのことなんですよね? 言ってしまえば一般的にゆとりと呼ばれる世代の人限定ということになるでしょうから、それで「姓→名」が標準的とまでは言えないんじゃないですか。なんでもかんでも若い人に迎合すればよいとうものでもない。--Focus of zero会話2021年11月11日 (木) 14:07 (UTC)[返信]

返信 (Focus of zeroさん宛) 「曖昧でなく紛らわしくなく」という意味で言えば、まさに記事名に「名前→苗字」と「苗字→名前」がルールなく入り乱れる方が紛らわしいでしょう。また、今回お伺いしているのはイサム・ノグチ級に「名前→苗字の順で著名な人物」ではなく、「名前→苗字の順と苗字→名前の順が同程度の人物」についてなのです。近年のアーティストの場合、本当に上記①方式の表記と上記②方式の表記が同じくらい見受けられるのでどちらが著名なのか判断つかないレベルなのです。ただ、「苗字→名前」表記はゆとり世代限定だから「名前→苗字」の方が一般的、という主張は理解しがたいと思います。今回の話は氏名の表記に関する問題だけなのでそう大きな話ではありませんが、一般論としていえば、義務教育の内容が変わった、ということはあらゆる世代における日本国民として最低限知っておくべき内容が時代とともに変化した、ということでしょう。日本国民としての世の中の常識がすでに変わった、だからこそ義務教育に盛り込まれた、ということだと思います。学問の進展により最新の知見が反映されて義務教育の内容が変わることも当然あるでしょう。「地動説を習ったのはゆとり世代だけ。俺たちの世代は天動説を習っていたから、天動説の方が正しい」という話にはならないでしょう。--毛は優しくて力持ち会話2021年11月16日 (火) 01:36 (UTC)[返信]

10年くらい前の英語版は、日本語文献を出典にすることなどとんでもなく、英語文献で書ける人しか立項できない雰囲気だったと思います。文献があるならその表記に従うしかないでしょう。en:Inō Tadatakaは日本語満載で、もうそんな雰囲気はないのかもしれませんが。--西村崇会話2021年11月11日 (木) 23:58 (UTC)[返信]

返信 (西村崇さん宛) 「文献があるならその表記に従うしかないでしょう」とのこと、なるほど記事名であっても出典必要なのだからそれに従うほかないということですね。ただ、歴史上の人物の場合、歴史学とか美学とか学術分野ごとに「苗字→名前」表記か「名前→苗字」表記かの傾向も異なっているようです。ですので、たとえば大正時代について考えると、自然科学関連の書籍では「名前→苗字」表記が多いのに対し、アーティストを取り上げた美学の書籍では「苗字→名前」表記が多い、といったことも起こりえるかと思います。結果的に、同時代の人物であっても「苗字→名前」の人物と「名前→苗字」が入り乱れる感じになってしまいそうですが、それも致し方なしという感じでしょうか。心配なのは、それで改名をめぐった争いになるとか、あまりにも野放図で統一感のない記事が乱立することにならないか、という点です。ただ、そんなことをいちいち気にしても仕方なく、全ての基本は出典にあるということですよね。--毛は優しくて力持ち会話2021年11月16日 (火) 01:36 (UTC)[返信]

コメント 苗字-名前の順番が国の指針でも推奨され、20年も前から学校でもそのように教育されているようなので、基本的には苗字-名前がいいと思います。アーティスト本人が漢字やカタカナでもわざと名前-苗字の順に表記している場合はそのまま名前-苗字でいいと思います。中国人名は英語でも苗字-名前で表記されていますし。欧米では文化やアイデンティティーを大事にとの流れもありますので日本人名も苗字-名前が一般的になっていく可能性もあると思います。--コイコイ会話2021年11月12日 (金) 08:24 (UTC)[返信]

コメント 読んで誤解する方がいるといけないので、念のためコメントします。話題になっている、日本人のアルファベット(ローマ字)表記での姓と名の順番は、政府内の公文書(教科書、パスポートも含む)のガイドであり、民間が従う義務はなく、強制させる法的根拠もなく、そもそもウィキペディアは各国政府の見解に従う必要性は全くありません(もちろん、広く一般に普及した用語や用法を使う方が一般向け百科事典として望ましいですが、それは普及後の話。)。文化庁サイト「今後,官公庁や報道機関等において,日本人の姓名をローマ字で表記する場合,並びに学校教育における英語等の指導においても,以上の趣旨が生かされることを希望する。」[1](報道機関も入っているが「希望」レベル)、官邸サイト「民間に対しては(略)配慮を要請するものとする。」[2]、文部科学大臣「各業界はそれぞれの判断でやってもらえればよい」[3]、「民間に対しては、各省庁から所管の法人や関係業界などに周知するが、対応はそれぞれの判断とした。」[4]など。つまり当用漢字とか常用漢字などと同じで、自由に参考や準拠もできますが、義務ではありません。--Rabit gti会話2021年11月14日 (日) 06:46 (UTC)[返信]

コメント 義務だったら従えばいいだけなのである意味楽ですけどね。それぞれの判断でとなると複数の人々が編集するwikipadiaです。各々好きな表記方法にするか、推奨する表記方法を提案するか、どちらがいいのでしょうね。難しいですね。--コイコイ会話2021年11月14日 (日) 07:13 (UTC)[返信]
コメント 該当の各国語版ウィキペディアのコミュニティで、必要性や状況に応じて議論し合意形成して行くのが、ウィキペディア本来の形と思います(現地語の順序尊重が世界の大勢とは思いますが、その言語文化や出典で広く使われている順序を尊重する場合もあるかも知れませんし。)そもそも日本語版で推奨を決めて各国語版に出すものでも無いので、ここで議論しても無意味にも思えます。--Rabit gti会話2021年11月14日 (日) 09:31 (UTC)[返信]
かつての義務教育では足利尊氏だと教えられていた『騎馬武者像』
返信 (コイコイさん、Rabit gtiさん宛) 「日本人のアルファベット(ローマ字)表記での姓と名の順番は、政府内の公文書(教科書、パスポートも含む)のガイド」との件ですが、政府のガイドが出たからどうこうという点も考慮すべき点と思いますが、私はそれ以上に義務教育が変化しそれで教育を受けた世代が増えているという点の方がインパクトが大きいと思っています。義務教育が既に「苗字→名前」表記で教え始めてはや20年ほどが経つわけですし、それ以前であっても英語教科書に「苗字→名前」とするか「名前→苗字」とするかで議論があるよと表記されていたくらいですから、既に「苗字→名前」順で習った世代が日本社会の中核になりつつあるわけです。とはいっても日本は残念ながら高齢化が進み、人口比では「名前→苗字」順で習った高齢者世代が圧倒的多数派であることには変わりありませんが。ただ、世代を問わず今現時点を生きる日本国民の基礎素養といっていい義務教育の内容が、いまは「苗字→名前」となっているというのは大きなファクターかと思います。従う義務はありませんが、かといっていつまでも以前の教育に拘泥するのもおかしいかと思います。たとえば「俺たちの世代の義務教育では『騎馬武者像』が足利尊氏だと習っていたから、今後はいつまでも『騎馬武者像』は足利尊氏だと言い張るぞ! ウィキペディアの記事も『騎馬武者像』は足利尊氏だと書き換えるぞ!」という人が出てきたら困ってしまいますよね。ウィキペディアは「おじいさんおばあさん専用サイト」というわけではありませんから、最新の知見とかも取り入れることも必要かと思います。また、日本語の正書法とか正しい書き方を決定するような機関は存在しませんが、事実上文化庁(の国語審議会、あるいは文化審議会)がその役割を担ってるわけですし。ウィキペディアでも常用漢字を基準として用いているのと同じかと思います。もちろんなんでもかんでもすべて政府に準拠しろというつもりはありませんし、常用漢字の基準だって固有名詞には適用されないわけですから、何でも従うべきというつもりはありませんよ。でもイサム・ノグチ並なら悩みませんが、本当に美学分野だと上記①方式の表記と上記②方式の表記が同じくらい見受けられる人物というのは多いんですよ。そもそもですが、政府がある日突然勝手に言い出したというなら「そんなガイドに従う必要ないよ」という話になるかもしれませんが、この件は政府が言い出すはるか以前より官民問わず連綿と議論されていたことですから。--毛は優しくて力持ち会話2021年11月16日 (火) 01:36 (UTC)[返信]
コメント ちなみに「政府内の公文書(教科書、パスポートも含む)」とおっしゃっていますが、これは教科書も公文書に該当するという意図でのお話でしょうか? 日本は戦前のような国定教科書制度は既に廃止しており、今は検定済み教科書(民間企業により起草編纂された教科書を国は検定するのみ)ですからそれは「公文書」には該当しないんじゃないのかな……と思ったのですが、教科書が公文書に該当するという根拠はあるのでしょうか。もし教科書が公文書に該当するならば、公文書は著作権による保護を受けないので、教科書の本文丸ごとウィキソースにもっていっても問題なし(?)ということになるので便利ではありますが……。--毛は優しくて力持ち会話2021年11月16日 (火) 01:36 (UTC)[返信]

コメント どうも誤解があるようなので追記です。(1)政府のガイドは、公文書に対するガイドです。(2)そもそも政府のガイドはウィキペディアと無関係です。(3)足利尊氏の例は研究が進んだ結果で、ウィキペディアも反映しています。ローマ字表記での姓・名の順序は、そもそも相手言語の慣習にどこまで沿うべきかの文化的慣習の話で「正しい/間違い」はありません。(4)戦後の日本の教科書は公文書ではありません(検定対象ですが)(5)「義務教育で教えた」のは、単に英語教科書での例で、「ローマ字書きの場合は、この順序が正解で、逆は間違いだ」を教えた訳ではありません(実際にはテスト採点等で官僚的な教員もいると思いますが、本来の「教える」内容と順序は無関係です。(6)いずれにせよ、各国語版のコミュニティで決める話なので、日本語版で議論しても不毛です。--Rabit gti会話2021年11月17日 (水) 11:13 (UTC)[返信]

結局、毛は優しくて力持ちさんが「一から記事を書いてみよう」と思っていたのはどの記事の話だったのですか? --Kto2038会話2021年12月2日 (木) 10:48 (UTC)[返信]