Wikipedia:井戸端/subj/客観的に明らかな場合でも「発表済みの情報の合成」に該当するか

客観的に明らかな場合でも「発表済みの情報の合成」に該当するか[編集]

WP:SYNでは、「公表された情報の未公表の組み合わせ」によって「特定の立場を推進する」ことは独自研究にあたると記載されていますが、これは客観的に明らかな場合でも該当するのでしょうか?

例えば、ある人物について「2022年7月1日時点で20歳」という出典があるとします。これだけでは、当該人物が2002年生まれなのか、2001年生まれなのかは判別できません。しかし、当該人物について「誕生日は1月1日」「午年生まれ」などの出典があれば、当該人物が2002年生まれであることは明らかです。この場合でも、二つの出典を用いて当該人物の記事に2002年生まれと記述することは「公表された情報の未公表の組み合わせ」になるでしょうか? --S.A.J.会話2022年12月2日 (金) 09:01 (UTC)[返信]

Wikipedia:物を数えることと並べ替えることは独自研究ではないので、この場合は「簡単な計算」であるため情報の合成にあたらないでしょう。--鼓天会話2022年12月2日 (金) 09:20 (UTC)[返信]
コメント ご意見ありがとうございます。私がこのような疑問を抱いたのは、例示のような場合に簡単な計算と割り切っていいものか判断が付かなかったからです。2002年生まれと記述するのに「2022年7月1日時点で20歳」「誕生日は1月1日」という二つの出典が必要になるということは、「2002年生まれ」というそのものずばりの出典がないということに他なりません。いくら簡単な計算によりに明らかであるとはいえ、本人が公表していない情報にあたり、独自研究とされるのではないかと危惧しています。
WP:COUNTSORTを参考として挙げていただいていますが、これは簡単な計算に留まらない話だと思います。例えば、当該人物がインタビューで「北関東出身」と述べ、また別のインタビューで「海沿い県出身」と述べたとします。二つのインタビューから当該人物が茨城県出身であることは明らかですが、それを記述することは妥当と言えるでしょうか? インタビューで「北関東出身」「海沿い県出身」と出身地をぼかしている時点で、本人が出身地の公表を望んでいないというのは十分にあり得る話です。 --S.A.J.会話2022年12月3日 (土) 01:52 (UTC)[返信]
生年に関しては、私はやはりただの数字として計算できるためやはり問題ないという意見ですが本人から削除依頼があった場合は削除することには反対しません(なお、フィクション作品の例ですがカゲロウプロジェクト#登場人物のモモの注釈で「舞台となる8月の時点で誕生日を迎えていない点と矛盾が生じている」と、逆に矛盾に斬り込む記述がある記事もあります)。
茨城県の例についてはまあ独自研究や非公表情報と言われてもしかたがないとは思います。下記のコメントで少し考えが変わったので取り消し鼓天会話2022年12月7日 (水) 03:24 (UTC)[返信]
やはりケースバイケースで判断し合意形成するしかないと思います。--鼓天会話2022年12月4日 (日) 02:05 (UTC)[返信]
コメント フィクション分野に関しては、Wikipedia:スタイルマニュアル/フィクション関連の「物語世界内の観点に立った記述の問題点」にあるように、矛盾点がある場合は、それが矛盾点だと明示することは問題ないです(下手に解釈して補う方が問題)。ただ、それはもともとが言及すべき内容で、矛盾があることを明示しないと、その説明文の読み手を混乱させる場合がある話で、そもそもそうした必要がないことで矛盾していることがあるからといって言及する必要はないです。
例えば実例として、幼女戦記の主人公ターニャの誕生日について、ノート:幼女戦記#ターニャの誕生日についてで私が説明しているように、作中は明白な矛盾点があるのですが、ただ別にそれは作品理解において一々説明するようなことではないため、本文では一切言及しておりません(そもそもノートでこれに言及したのも、もっと初歩的なところで勘違いして誤記する者が後を絶たなかったので説明したに過ぎない)。カゲロウプロジェクトについて私はまったく知りませんが、現状の説明文を見るに特に8月生まれの矛盾に言及する必要があるようには思いません(その有無によって読み手に作品理解のための著しい誤解を与えることはないと思われるため)。--EULE会話2022年12月4日 (日) 09:33 (UTC)[返信]
フィクション作品の例についてのご意見、ご教示ありがとうございます。今後の編集の参考にさせていただきます。--鼓天会話2022年12月4日 (日) 23:20 (UTC)[返信]
コメント 「2002年生まれ」の例と「茨城県出身」の例は、「1個目の出典だけでは複数の可能性があり判断できないが、2個目の出典とクロスチェックすることで簡単に断定でき、かつその判断にいかなる編集者の主観も挟まる余地がない」という点でどちらも同等です。なので、前者が単純な計算と認められるのなら後者も認められるべきだし、後者が独自研究として排除されるのなら前者も排除されるべきではないでしょうか? 私自身、前者の例はいいけど後者の例は駄目そうだな…という印象を持っていたのですが、なぜ自分がそう思ったのかは上手く説明できませんでした。
なお、鼓天さんが挙げられているフィクション作品の例ですが、「8月時点で高校1年生の16歳」「誕生日は2月14日」という二つの出典をもって矛盾していると記述するのは、当該人物が浪人も留年もしていないという編集者の主観が挟まっているため独自研究ではないかと思います(作中で補足があれば別ですが)。 --S.A.J.会話2022年12月7日 (水) 02:42 (UTC)[返信]
上記の意見を踏まえ、「カゲロウプロジェクト」での年齢の矛盾に関しては不要な情報だと思い直し除去しました。
さて、S.A.J.さんの意見を拝読いたしまして、言われてみると2例にさほど違いはないのかもしれないという考えが芽生えました。冒頭の話題提起にある「特定の立場を推進」にもあたらないため、たしかにこれくらいだったら問題ないかもな、と。ただ、注釈に2つの出典をもとにこう書きました、と付記したほうが良いかもしれないですね。ご意見ありがとうございました。--鼓天会話2022年12月7日 (水) 03:24 (UTC)[返信]
コメント 公式には生年未公表でも、他の媒体と合わせて生年を記載すると言うのは、声優さんの記事ではよく見かけますね(大久保瑠美とか島袋美由利とか諏訪彩花とか)。--180.144.134.72 2022年12月7日 (水) 22:18 (UTC)[返信]
存命人物の誕生日の場合には、独自研究には該当しなくとも、プライバシーの問題のために記載すべきでない場合もあります。--Kokage si会話2022年12月10日 (土) 05:05 (UTC)[返信]