幼女戦記

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幼女戦記
ジャンル 戦記ファンタジー
小説
著者 カルロ・ゼン
イラスト 篠月しのぶ
出版社 KADOKAWA
レーベル エンターブレイン
刊行期間 2013年10月 -
巻数 既刊7巻(2016年12月現在)
漫画
原作・原案など カルロ・ゼン(原作)
篠月しのぶ(キャラクター原案)
作画 東條チカ
出版社 KADOKAWA
掲載誌 月刊コンプエース
レーベル 角川コミックス・エース
発表号 2016年6月号 -
巻数 既刊3巻(2017年1月現在)
アニメ
原作 カルロ・ゼン
監督 上村泰
シリーズ構成 猪原健太
脚本 猪原健太
キャラクターデザイン 細越裕治
音楽 片山修志
アニメーション制作 NUT
製作 幼女戦記製作委員会
放送局 AT-XTOKYO MXほか
放送期間 2017年1月 -
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画アニメ
ポータル 文学漫画アニメ

幼女戦記』(ようじょせんき)は、カルロ・ゼンによるライトノベルオンライン小説2011年から日本の小説投稿サイト「Arcadia」にて連載された。2013年10月からWeb版を改稿する形でエンターブレインKADOKAWA)より刊行されている(イラストは篠月しのぶ)。 また、書籍版をベースに書籍付属のサウンドドラマ、漫画、テレビアニメを展開。

概要[編集]

2016年12月までのシリーズの累計は100万部[1]。東條チカによる漫画が『月刊コンプエース』(KADOKAWA)にて2016年6月号から連載されている。

第一次世界大戦」と「第二次世界大戦」が混ざったような状況のヨーロッパに似た、初めて世界大戦を経験する世界を舞台とし、その世界に幼女として生まれ変わった元日本人のサラリーマンが軍へ入隊、自分が所属する「帝国」の兵士として敵対国家群と戦っていく。

本作中では国名はあまり呼ばれず、主に「協商連合」、「共和国」、「連邦」などと呼称される。なお、「帝国」と「合州国」の2ヶ国は、現時点で作中に国名が登場していない。

反響[編集]

本作の読者からは「幼女が主人公だから萌え系だろうと思ったら、本格的なミリタリー作品だったので驚いた」といった感想が寄せられた[2]

コミカライズ版[編集]

アニメライターの月乃雫はダ・ヴィンチニュースに寄せたコミカライズ版の記事の中で、ターニャのキャラクターについて、 「ターニャの根底には生存願望があり、人間らしくないようで人間らしいキャラクターに仕上がっており、それゆえにサラリーマン時代ものし上がることができた」と分析しており、「何が正しいのかを考えさせられる作品である」と評した[3]

ライターの桜木尚矢はおたぽるに寄せたレビューの中で、コミカライズ版について「漫画ならではの表現技法によって、ターニャと周囲の人物の心情のすれ違いがコミカルに描かれる一方、彼女に関する恐ろしいエピソードなどのシリアスなところは徹底的にシリアスに描かれているため、コミカルとシリアスのメリハリが面白さと深刻さを際立たせている」と評した[4]

また、ライターのたまごまごはこのマンガがすごい!に寄せた記事の中で、「残虐なシーンが絵になってヒヤリとするが、読んでいて楽しく、いけないものを見ている快感がたまらない」と評した[5]

テレビアニメ版[編集]

本作のアニメ化が決定された際、ファンからは喜びの声が上がった一方、過激な描写を含む本作のアニメ化に対して困惑する声も上がった[6]

ソニー・インタラクティブエンタテインメントによる1月放送開始の冬アニメの第1話を対象とした週間トルネ番付では第5位を記録した[7]

あらすじ[編集]

21世紀初頭の日本でサラリーマンとして生活していた主人公は、リストラ勧告した社員の逆恨みによって命を落とす。死後の世界で創造主を名乗る「存在X」と邂逅し、リアリストな言動と無信仰さを咎められ、戦乱の世界で苦労して反省を促され、赤子の女児ターニャ・デグレチャフとして別世界へ転生させられた。

転生した世界は魔法技術が存在するものの、約100年前の欧州に似た世界で、生まれ育った「帝国」は技術大国だが経済が低迷している上に、周囲諸国と度々問題を起こしていた。やがて、北方のレガドニア協商連合と開戦したのを皮切りに、フランソワ共和国ダキア大公国ルーシー連邦といった周辺国が次々と帝国に宣戦布告し、多方面戦線を余儀なくされていく。

前世の記憶を維持したまま転生を果たしたターニャは、戦乱の中で生き残るべく秀でた魔力を活用して、幼女の身で「帝国軍」に入隊する。ターニャは、敏腕サラリーマンとしての経験や知識を活かして、同僚を出し抜いてエリートコースに乗って出世し、戦地で功績を挙げることで、ゆくゆくは安全な後方勤務で順風満帆な生活を送ろうと画策する。しかし、比類ない才気と活躍によって昇進を重ね、上層部の命令や目論見に振り回され、さらには「存在X」の干渉もあって、戦火の最前線へと送り込まれていく。

年表[編集]

統一暦 事柄 原作 アニメ 備考
1914年 7月18日 ターニャ・デグレチャフ生まれる。 1巻 2話 アニメでは1913年。
1923年   ターニャ、9歳で士官学校卒業。 1巻 2話
6月 ターニャ、少尉に昇進。ノルデン観測任務において単独で中隊規模に奮戦。 1巻 2話 ターニャ、銀翼突撃章授与。
  本国戦技教導隊付き、技術検証要員として出向。 1巻 3話
  エレニウム95式の実戦検証、敵中隊を単独で撃破。 1巻 3話 ターニャ、航空突撃章授与。
  第205強襲魔導中隊にターニャ、ヴィーシャ配属。ターニャ第3小隊長に就任。 1巻 1話
  ライン戦線にてターニャ、ヴィーシャを士官学校へ推薦。 1巻 3話
192x年   ターニャ、中尉に昇進。[ラインまででの撃墜スコア62]軍大学入学。 1巻 4話
1924年 4月13日 ターニャ、「市街戦への対応」レポート作成 ? ---
  ターニャ、大尉に昇進。参謀本部付き第601編成部隊編成官に就任。 1巻 5話 ターニャ、軍大学卒業。
  ターニャ、少佐に昇進。第203航空魔導大隊の大隊長に就任。 1巻 5話
9月24日 ダキア戦役。 2巻 5話
9月25日 カルベリウス兵器工廠攻撃。 2巻 5話
10月4日 アンソン中佐、大佐に昇進。 2巻 6話
11月6日 クラグガナ物資集積地点防衛。 2巻 6話
11月16日 参謀会議。 2巻 7話
12月10日 アンソン大佐の家族、協商連合から合衆国へ避難。 2巻 7話
12月 オース・フィヨルド上陸作戦。 2巻 7話 アニメのみアンソン大佐と交戦
12月 協商連合艦隊、帝国軍に発見され戦闘。ターニャとの戦闘でアンソン大佐死亡。 2巻 --- アニメではなし
12月 領海内に不審船、連合王国のライタール号臨検。連合王国潜水艦を撃沈。 2巻 --- アニメではなし
1925年 4月5日 ライン戦線にてグランツ少尉、第二〇三航空魔導大隊補充要員として補充。 2巻 --- アニメでは大隊編成時より登場
4月 合衆国にてメアリー、フィヨルドにおける戦闘敗北の知らせをラジオで聞く。 7話
5月4日 アレーヌ市で蜂起した民兵と合流した共和国軍を排除。 2巻 8話 火の試練
5月10日 第1作戦「霧と太陽作戦」。 3巻 9話 前進準備
5月24日 メアリー、合衆国にてアンソン大佐の死亡通知を受け取る。 3巻 --- アニメではなし
5月25日 第2作戦「衝撃と畏怖作戦」。 3巻 9話
5月同日 第3作戦「解錠作戦」-敵陣地の破壊-。 3巻 10話
5月26日 攻勢計画第117号発令。エリア42で連合王国と思われるアンノウン魔導部隊と交戦。 3巻 10話
6月18日 帝国軍パリースィイへ進軍。 3巻 ?話
6月19日 共和国軍主力ブレスト軍港に撤退。 3巻 ?話
6月20日 ターニャ、基地司令の大佐へブレスト軍港強襲を哀願。 3巻 ?話
6月同日 独断専行で強襲を試みるも、参謀本部の全部隊停戦命令で出撃中止。 3巻 ?話
8月22日 メアリー、合衆国「義勇派兵部隊」に志願。自由協商連合第一魔導連隊へ配属。 3巻 ?話
9月4日 203大隊、南方大陸ロメール軍団長の帝国南方派遣軍へ配属。 3巻
9月22日 自由共和国軍、チェルス奪還作戦決行。 3巻  
10月12日 203大隊、夜暗偵察でターニャ、共和国軍の罠に気づく。 3巻  
10月13日 203大隊、首刈り戦術で共和国軍司令部を強襲。帝国南方派遣軍を救う。 3巻  
1926年 3月15日 203大隊、連邦領へ越境偵察を行う。同作戦中連邦より宣戦布告。 4巻  
3月16日 203大隊、連邦の首都モスコー襲撃。 4巻   ロリヤ、ターニャに一目惚れ
3月26日 連邦軍にティゲンホーフ市が包囲されつつあり救援任務に203大隊進発する。 4巻  
4月10日 ターニャ、モスコー襲撃に際しての独断専行で査問会議にかけられる。 4巻  
4月同日 ターニャ、2ヶ月の戦技研究、戦訓調査後に配属を裁決すると言明される。 4巻  
4月28日 203大隊、連合王国本土への地上襲撃任務評価試験を行うべく出撃。 4巻   ドードバード航空戦
4月29日 悪天候で同作戦中止。第114航空爆撃団の救出の為戦闘捜索救難任務につく。 4巻   ドードバード航空戦
4月同日 メアリー、ターニャと初交戦するも敗北。アンソンの短機関銃でターニャを仇と認識。 4巻   ドードバード航空戦
6月25日 ターニャ、中佐に昇進。レポート「今大戦における部隊運用と作戦機動」が受理。 4巻  
6月同日 ゼートゥーアにより連絡。レポートが認められ、戦闘団を新編することが決定。 4巻  
7月1日 サラマンダー戦闘団結成式。 4巻  

登場人物[編集]

声の項はアニメ版 / サウンドドラマ版の声優の順。1人のみの場合はアニメ版の声優を示す。階級・役職・肩書きは特に断りがない場合、登場時のもの。

帝国[編集]

第二〇三魔導大隊[編集]

ターニャ・フォン・デグレチャフ
- 悠木碧 / 五十嵐裕美
帝国軍参謀本部直属 第二〇三航空魔導大隊 大隊長兼第一中隊長 (最新刊ではサラマンダー戦闘団 戦闘団長)
階級は少尉(最新刊では中佐)
本作の主人公。統一暦1913年生まれ[8]。物語開始時は9歳。従軍当初の功績から早々に「白銀」の二つ名を得る。しかしその後の活躍内容から血にまみれた銀「錆銀」とも揶揄されるようにもなった。ライン戦線従軍時にエース・オブ・エースとなり、敵対する共和国から「ラインの悪魔」という名でネームド登録され、恐れられることになる。
作戦時の主だったコールサインは「ピクシー(妖精)」。愛用のライフルはモンドラゴンM1908を使用。後に統一歴1924年12月のノルデン沖捜索任務中戦闘[9]に於いて、レガドニア協商連合の魔導師アンソン・スー大佐のSIG MKMS短機関銃を鹵獲し使用するようになる[10]
元は日本に住む男性サラリーマン( - 鳥海浩輔)。管理職を務めており、職務に忠実な上に上昇志向の持ち主で、リストラを通告した元同僚の逆恨みにより駅のホームにいたところを線路に突き落とされ、命を落とし、「存在X」に苦境の中で反省して信仰心に目覚めろと、異世界でターニャという孤児の幼女へ転生させられ、軍に入隊して帝国の魔導師として戦っていく。
当初は紛争だらけの国で出世を諦めていたが幼いながらも魔導師としての戦闘技術や指揮能力は超一流で、一兵士・部隊長のいずれにおいても抜きんでた戦果を挙げて、軍学校・軍大学においても戦略面で卓越した知識を披露したため、上層部からは相当に目をかけられている。内心では自身のキャリアのために出世し、後方で安全な勤務をすることを望むが、元サラリーマンと職業軍人との思考の違いに加えて、日頃の勇ましい言動が祟ったのか予想に反して前線ばかりに送られることになる。そして数々の戦線を渡り歩いた上で昇進し、新しく結成された「第二〇三航空魔導大隊 」の大隊長に就任する。
基本的に非効率という理由で人的資源を無為に失う戦争は嫌いだが、現に起こっている戦乱の世の中で生きるために、自身の秀でた魔力を最も有効活用でき、出世次第で後方で順風満帆な人生を送れる職業だと入隊した経緯があり、殺生も上層部の命令だと割り切って行っている。またサラリーマン時代に培われた経験から、どんな過酷な内容でも仕事と割り切って着実に実行していく。自己保身のために努力を厭わず、軍法や国際法令などの抜け道にも精通している。部下は道具とみなして使える者は権限を与えて活用するが、無能であれば躊躇なく捨て駒にする合理主義者。特に組織を乱す抗命行為を非常に嫌っており、命令を遵守出来ない者を最も無能として扱う。しかし無能ではない部下を無駄に失うこともキャリアに響くと考えているため、結果的に直属の人的被害は非常に少なく、部下からの信頼は厚い。また共産主義を心底嫌っており、連邦が相手となると単なる仕事以上の情熱を見せる。コーヒーにこだわりを持ち、ウーガにお願いしてチョコレートと一緒に良質のコーヒー豆を送ってもらい、一人でこっそり食す事をささやかな楽しみとしている。
前世(地球の歴史)と「存在X」と逢った記憶を持っており、会社で培った知識や処世術も活かして上層部に助言や方針を伝えて様々な課題を乗り越えていき、自分をこんな目に遭わせた「存在X」へ復讐する方法も模索している。しかし、地球での知識が先進的すぎることや本人の偏った性格などが原因で、本人と周囲の人間との間に認識の齟齬が生まれることも多々ある。
ヴィクトーリヤ・イヴァーノヴナ・セレブリャコーフ
声 - 早見沙織 / 金元寿子
帝国軍参謀本部直属 第二〇三航空魔導大隊 副官兼第一中隊所属(最新刊ではサラマンダー戦闘団所属)
階級は伍長(最新刊では中尉)
通称は「ヴィーシャ」。連邦領土からの亡命者の娘。志願ではなく義務で成った徴募組の魔導師。
初配属はライン戦線でターニャの初部下の一人でもある。ターニャの元で戦っていく内に心身共に鍛えられ著しく成長していく。ターニャ転属の折に推薦を得て将校課程に転科。後に履修し、ターニャと面識があり同性で適任だと参謀本部の命により第二〇三魔導大隊でターニャの副官を務める様になる(所属は同大隊第一中隊)。初期のライン戦線では根性だけのお荷物であったが、ターニャの副官となって以降は魔導師としての実力もさる事ながら、事務処理能力や副官能力の高さをも徐々に発揮して行き、ヴァイスが作戦面での右腕なら、彼女は裏の道にも精通した兵站・部隊運営面での右腕として確固たる地位を占める様になる。帝国へ亡命して来ている元連邦民というだけあって祖国連邦領の国土事情に明るく[11]、東部戦線参加時にはその知識を活かして大隊を補助した。ターニャとの付き合いも長いせいか控え目な態度を取りつつも、臆する事無くターニャに率直な意見や反論・質問を投げかけている。
ターニャ自身が非常に老成である所為だが、彼女がよく幼女であるという事を忘れてしまうようで、大隊の戦勝パーティを未成年立ち入り禁止の酒場で主催し、ターニャが閉め出されるという喜劇を引き起こしている。珈琲を淹れるのが上手でターニャの嗜好によく合っているらしい。いつからかは判然としないが賭け事に嵌ったようで、同部隊の隊員はおろか他の部隊の知り合いとも賭けで大勝しては嗜好品を手に入れているようであり、ターニャ率いるサラマンダー戦闘団最強のギャンブラーと同僚から認識されるほどの腕前を誇っている。
マテウス・ヨハン・ヴァイス
声 - 濱野大輝
帝国軍参謀本部直属 第二〇三航空魔導大隊 次席指揮官兼第二中隊長(最新刊ではサラマンダー戦闘団所属)
階級は中尉(最新刊では少佐)
ターニャに忠実に従う航空魔導師。当初は真面目過ぎる性格と実戦経験の乏しさからくる失敗で幾度となくターニャの不興を買っていたが、軍人としての能力は卓越しており、第二〇三魔導大隊の戦歴と共に成長し後にターニャが安心して大隊を預けるまでになる。ターニャのことは尊敬できる屈強な上官として認識しているが、その真面目すぎる性格のせいか、ターニャが時折見せる幼女としての特性(身体が小さい、声が小さい、基礎体力がない)に意表を突かれる事もままある。
ヴィバルト・ケーニッヒ
声 - 笠間淳
帝国軍参謀本部直属 第二〇三航空魔導大隊 第三中隊長(最新刊ではサラマンダー戦闘団所属)
階級は中尉
過酷な訓練の中でターニャのことを畏怖している航空魔導師。
ライナー・ノイマン
声 - 林大地
第二〇三航空魔導大隊の第四中隊長(最新刊ではサラマンダー戦闘団所属)
階級は中尉
航空魔導師。
ヴォーレン・グランツ
声 - 小林裕介
帝国軍参謀本部直属 第二〇三航空魔導大隊 [12](最新刊ではサラマンダー戦闘団所属)
階級は少尉(最新刊では中尉)
書籍版では第2巻から登場。ライン戦線への補充魔導師として前線にやってきた新兵。
着任早々教導目的で二〇三の管理下へ放り込まれ、訓練を兼ねての敵情報収集・敵塹壕に乗り込んで敵兵を拉致して戻る[13]という、地獄すら生温い環境にて揉まれ戦場を知る。その後も訓練を兼ねて数々の実戦を経験、徐々に成長していく。後に二〇三の損耗に合わせて教導終了と共に補充要員として大隊に編入された。
南部戦線経過後は第四中隊を任されるまでに成長するも、未熟な部分も多くターニャに色々危惧され揉まれ続けている。
アニメでは第二〇三魔導大隊結成前から選抜組の一員として登場しており、そのまま大隊所属となっている他、ライン戦線は回転ドア作戦終盤に於いて復活したアンソンに墜されている。

ツイーテ・ナイカ・タイヤネン

声 - 加藤諒太
帝国軍参謀本部直属 第二〇三航空魔導大隊所属
階級は准尉
第二〇三航空魔導大隊初の脱落者。
二〇三がライン戦線に従軍した際、兵站環境の悪化が原因で消費期限を逸してしまったジャガイモを使ったスープに当たり、食中毒(ソラニン中毒)を起こして長期療養で傷痍退役することになってしまったツイテナイ方やねん。ターニャからの陳情や環境問題から一級野戦従軍賞と傷痍メダルを手にする事が出来た他、形式上の汚点はついてない事だけが救いか。
web版でのあとがきによれば、フィンランド空軍の某パイロットとは無関係とのこと。

サラマンダー戦闘団[編集]

テオバルト・ヴュステマン
帝国軍参謀本部直属 サラマンダー戦闘団所属 第二〇三航空魔導大隊 補充隊員
階級は中尉
第5巻でターニャの部隊に配属された航空魔導師。
エルマー・アーレンス
帝国軍参謀本部直属 サラマンダー戦闘団所属 機甲部隊指揮官
階級は大尉
第5巻でターニャの部隊に配属された機甲部隊指揮官。
ロルフ・メーベルト
帝国軍参謀本部直属 サラマンダー戦闘団所属 砲兵
階級は大尉
第5巻でターニャの部隊に配属された。
クラウス・トスパン
帝国軍参謀本部直属 サラマンダー戦闘団所属 歩兵
階級は中尉
第5巻でターニャの部隊に配属された歩兵。当初は、戦闘の際トーン大尉の行動を支持しターニャに失望されたが、徐々に成長している。

軍上層部[編集]

エーリッヒ・フォン・レルゲン
声 - 三木眞一郎 / 後藤ヒロキ
帝国軍参謀本部所属 参謀将校
階級は少佐(最新刊では大佐)
幅広い知識を見込まれ、人事部から作戦局に移動する。優秀かつ、極めて常識的で将来を嘱望された青年将校。士官学校時代のターニャを知っており、軍上層部で唯一彼女を狂人として危惧する。一方で、軍人としての彼女が正しいことを理解する1人でもあり、そのジレンマに悩む。
ハンス・フォン・ゼートゥーア
声 - 大塚芳忠 / 石塚運昇
帝国軍参謀本部所属 戦務参謀次長
階級は准将(最新刊では中将)
静かな物腰が特徴で、学者然としている。機動戦と兵站の権威。偶然会った陸軍大学時代のターニャから世界大戦や総力戦の展望を聞き、以降、彼女に目を掛け、後の第二〇三魔導大隊設立の立役者となる。当時の常識を突き破るターニャの発案は、後世にはゼートゥーアが行ったものと見なされるが、ライン戦線での回転ドア戦術など彼自身が発案したものもあり、戦術家としての能力は高い。
クルト・フォン・ルーデルドルフ
声 - 玄田哲章
帝国軍参謀本部所属 作戦参謀次長
階級は准将(最新刊では中将)
男盛りの精悍な軍人。ゼートゥーアとは同期で互いをよく知り、共に機動戦と兵站の権威として知られる。
イェーコフ・シュライゼ/ハンリヒ・ツー・シュライゼ
声 - 楠見尚己
帝国軍北方方面で参謀長
階級は中将
北方方面で参謀長を務めていた時に参謀会議時でターニャから今までの無駄な運営や作戦の無謀さなどを指摘され、階級が下な上に幼女のターニャから説教された抵抗から意見対立する。
ルートヴィヒ
帝国軍参謀本部所属 参謀本部長
階級は中将
豪胆な性格。指揮においては凡庸で、内戦戦略 「プラン315」などを提案した張本人であり、後に愚配で共和国軍から大打撃を受け、将校らと共に参謀長を解任された。

その他[編集]

アーデルハイト・フォン・シューゲル
声 - 飛田展男
帝国軍所属 エレニウム工廠 主任技師
ターニャが恐れるほどのマッドサイエンティスト。魔導技術が専門で、エレニウム工廠製の新型演算宝珠や魔導技術を用いた長距離ミサイル的な兵器を開発する。以前は無信仰者であったが、存在Xが夢に出て天啓を授けられた後は敬虔な信徒となり、定期的な礼拝を欠かさない。
マクシミリアン・ヨハン・フォン・ウーガ
声 - 赤城進
帝国軍参謀本部鉄道部所属
大尉(最新刊では中佐)
軍大学でのターニャの同期で、妻子持ち。軍大学の成績上位12人に授与される「12騎士」に選ばれるほどの秀才で鉄道運用の専門家でもある。ターニャの利己的意図を秘めた進言により、後方の兵站関連で活躍する。時々ターニャの要望でチョコレートやコーヒー豆をこっそり贈るなど、交友関係を続けている。
ロメール
帝国南方派遣軍 軍団長
共和国の亡命政府軍を叩くため、派遣されてきた第二〇三魔導大隊の面倒を見る。戦術家として類まれな力量を持つ彼を、ターニャはゼートゥーアと共に高く評価している。
イーレン・シュワルコフ
声 - 松本忍
帝国軍第ニ〇五強襲魔導中隊 隊長
階級は中尉
ターニャとヴィーシャがライン戦線で配属された第ニ○五強襲魔導中隊の隊長を務める。従軍章を授与されるほど実戦経験が豊富であり、周囲への配慮も良く、その人間性にターニャも相応に敬意を払っている。ターニャより年上の娘がいる。ワイン好きでライン戦線でもかなりの数のワインを隠し持っている。ターニャが軍大学へ誰にも告げずにこっそり異動する際、唯一人見送りに赴き、ターニャに感謝と激励の言葉を贈った。

レガドニア協商連合[編集]

アンソン・スー
声 - 堀内賢雄
レドガニア協商連合所属 大隊を指揮する航空魔導師
階級は中佐(後に大佐)
メアリーの父。実戦経験が豊富で人格者でもあり、周囲の将校たちから慕われている。統一暦1923年の越境行軍で哨戒任務に就いていた際にターニャと交戦、彼女の大胆な行動で甚大な被害を蒙り驚愕する。家族を戦火から国外へ逃す際、娘よりイニシャル入りのSIG MKMS短機関銃をクリスマスプレゼントとして受け取る。統一暦1924年12月のフィヨルド要塞防衛に派遣され上陸作戦先鋒のターニャと再戦し死亡。所持していた銃は「戦利品」としてターニャが使用することとなる。
アニメ版では、フィヨルド戦後に左眼を失明し大怪我を負っていたものの連合王国に救助され生存、「存在X」の啓示を受けることになる。そしてドレイクと交渉し新型銃「ブルバイティング」を手に、ターニャ率いる部隊に襲撃を図る。
オルヴァ=ジュール・カゾール
声 - 斧アツシ
レドガニア協商連合十人評議会 評議委員

フランソワ共和国[編集]

ピエール・ミシェル=ド・ルーゴ
声 - 土師孝也
フランソワ共和国軍 国防次官兼陸軍次官
階級は少将
共和国本土が帝国に占領された後も、南方大陸の植民地に拠点を移して対帝国の戦争を継続する。
セヴラン・ビアント
声 - 小柳良寛
フランソワ共和国軍 第二魔導中隊 航空魔導師
階級は中佐
ライン戦線において上層部の命により旧共和国領のアレーヌ市民と共闘して帝国軍の補給路を断つべく鉄道網を遮断し、一般市民を人道的な盾にしようと目論むも、国際法の網を潜り合法的に掃討作戦を敢行する帝国軍の所業に狼狽し、逆に市民を窮地に立たせたと一転して避難させようと殿軍を務めたが、それでも躊躇なしに砲撃を敢行したターニャを「悪魔」と恐怖する。その後は上層部の尻拭いをさせられる形で戦線を外されたが、それでも国を守ろうと他方面で活躍し、ターニャの思惑を理解できる数少ない人物として奮闘する事となる。
ミシェイル・ホスマン[注 1]
声 - 武虎
フランソワ共和国軍 航空魔導師
階級は中尉
ターニャに部隊を壊滅させられる。

アルビオン連合王国[編集]

チャーブル
アルビオン連合王国 首相
帝国への警戒心は強く、連合王国の未来のため打倒帝国の決意に凝り固まっている。
マールバラ
アルビオン連合王国 海軍相
王国内では時局を正しく理解している。
ドナルド・ハーバーグラム
アルビオン連合王国 情報部対外戦略局所属
階級は少将
海軍上がりで、大きな癇癪を起こすため部下達から恐れられている。情報部の極秘作戦が、ことごとく偶然ターニャによって失敗していまい、モグラ(スパイ)を疑っている。
サー・アイザック・ダスティン・ドレイク
声 - 高岡瓶々
アルビオン連合王国軍 海兵魔導部隊所属 航空魔導師
階級は中佐
後に対帝国の多国籍部隊に参加する。非常によく出来た人格者で周囲から慕われ、また若くして中佐になるほど魔導師としても優秀で、ターニャとは部隊越しに幾度も交戦し生還している。後にメアリーの上官となるが、私怨に走り部隊に多大な迷惑をかけるメアリーに頭を悩ます様になる。
アニメでは情報部に所属し、航空魔導師ではなくなっている。中年の姿で描かれており、療養中のアンソンと会見し、神の御名の下にターニャを打倒するアンソンの要望で新型銃ブルバイティングと一個中隊を提供した。
ジョンおじさん
ハーバーグラムの部下。諜報員として各地をめぐり、話の節々に登場。ハーバーグラムとは古い付き合いで、彼の性格を熟知している。

イルドア王国[編集]

イゴール・ガスマン
イルドア王国軍所属
階級は大将
軍政家として知られる。
ヴィルジニオ・カランドロ
イルドア王国軍所属
階級は大佐
ガスマンの腹心。後にサラマンダー戦闘団に観戦武官としてに派遣される。

ルーシー連邦[編集]

ヨセフ・ジュガシヴィリ
連邦の最高指導者。人民委員会議議長を務める書記長。冷酷非情かつ自己中心的な人物で、自分以外の人間を敵か道具としか思っていない。
ロリヤ
内務人民委員部長官
実質的な連邦のNo.2。頭脳優秀だが冷酷極まりない性格。第二〇三魔導大隊に首都を襲撃された際、偶然見かけたターニャに一目惚れした幼児性愛者で、以後は執拗にターニャを捕虜にするための活動を行う。
リリーヤ・イヴァノヴァ・タネーチカ
連邦軍所属 下級政治委員
階級は中尉
対帝国の極秘共同作戦の中、メアリーと仲良くなる。
ミケル
連邦軍所属
階級は大佐
対帝国のために集められた多国籍部隊の指揮官。

合州国[編集]

メアリー・スー
声 - 戸松遥
アルビオン連合王国軍所属 合衆国義勇兵
合州国に亡命した協商連合生まれの義勇兵の少女。アンソン・スーの娘。航空魔導師としてターニャと敵対する。父を敬愛し、亡命する間際に父にクリスマスプレゼントとして銃を贈ったが、皮肉にもターニャが父を殺してその銃を使用している事を後に知る事となり、ターニャに激しい憎悪を抱き、復讐鬼となる。後に対帝国の多国籍部隊に参加しドレイクの部下となるが、軍命や上官の意見よりも私怨を優先しがちな為にドレイクは扱いに苦労することとなる。
魔導師として当代随一とも言えるほどの実力者だが、まだ少女でもあり、軍事的な専門教育を一切受けていない為、指揮官として戦術家としての常識は皆無であり、ターニャへの私怨を晴らすことに固執するあまり味方を巻き込むような戦いを繰り返し、次第に(巻き添えで恋人や親友や家族達を殺された)味方将兵からの憎悪を受ける立場となっていく。

その他[編集]

存在X
「神」を自称する超存在。死して対面しても無神論者を貫く主人公を改心させるため、戦乱の世界で苦労して反省しろとターニャとして異世界に転生させた。ユダヤ教の神に似た教義を掲げているが、エレニウム九五式の開発への介入のアイデアを出す場面などで他の超存在と会話しているシーンがあり、唯一神というよりも主神的存在である事をうかがわせる存在。
ターニャが転生して10年間はなるべく不介入を貫いていたが、彼女が一向に神への畏れを抱かず、信仰心を持たないために、エレニウム九五式の開発への介入を始め、彼女のみならず彼女の周囲の人物に夢などの形で介入している。

用語[編集]

国家[編集]

帝国
本作の舞台となる軍事国家。「ライヒ[注 2]」とも呼ばれる。首都はベルン。愛国主義が濃く、軍事力や化学力に秀でる反面、経済や食料自給率が低迷している。また、国力が周辺国を上回る地域覇権国家で、各国に非常に警戒されている。軍は能力主義で、才能が秀でていればターニャのように年齢を問わずに公職に就く事も可能。モデルはドイツ帝国帝政ドイツ)とドイツ国防軍
レガドニア協商連合
帝国と最初に戦端を開いた北方の民主国家。地理的な問題もあり生産性及び経済面でも乏しく、全軍で帝国の一方面軍と戦うのが精一杯という単独では帝国に及ぶべくもない戦力しか保持していないにも関わらず、国民からの世論に押される形で国土拡大を図ろうと周辺国への相談も無しに勝手に開戦し大戦の決定的な引き金を引いてしまう。国家元首はおらず、評議会制をとっている。
それまで帝国の国土拡大を阻止したい共和国と連合王国の支援で戦線を維持してきたが、戦況が長期化した結果、適用年齢以下の徴兵を募るほど兵力が疲弊しており、統一暦1924年12月、南部オウス市に位置する重要防衛拠点であるフィヨルド要塞を第二○三魔導大隊と帝国艦隊により陥落・制圧され領土上陸を許してしまい、同月、首都は陥落し帝国領となる。モデルはスウェーデン=ノルウェースウェーデンノルウェー)。
フランソワ共和国
帝国の西にある国家。首都はパリースィイ。軍事同盟関係にある協商連合の次に帝国へ宣戦布告する。戦場のライン戦線は激しい戦闘が行われ、ターニャが「ラインの悪魔」として名を広める切っ掛けとなった。国力では帝国に劣り、他国に対帝国の第二戦線を構築させる事で対抗するという戦略構想を持つが、伝統的な同盟国であった連邦が共産主義化により関係が悪化し、第二戦線を担える国が協商連合しかなくなってしまったため、協商連合の敗北による戦略の崩壊を恐れて帝国への戦争を決断する。モデルはフランス第三共和政
ダキア大公国
帝国の南東にある国家。兵力は非常に多いが、航空戦力はおろか魔導師すら編成しておらず、通信に暗号化を施さないなど軍隊の運用や装備は時代錯誤である。統一暦1924年、協商連合、共和国に続いて、三個師団をはじめとする兵力60万の四個軍集団を率いて帝国に攻め込むものの、第二〇三魔導大隊に精鋭である先方の三個師団をあっという間に蹴散らされた挙句に首都への侵攻を許し兵器工廠を壊滅され[14]、その後は7万の兵力で60万の主力を蹂躙され国土の大部分を帝国に占領される。モデルはルーマニア王国
アルビオン連合王国
帝国の北西にある島国。首都はロンディニウム。包囲網の盟主的存在で、帝国とは開戦していないが、帝国の拡大を警戒し、情報部員や義勇兵、兵器を帝国の敵対国家や各戦線に送り込んでいる。モデルはイギリス帝国
イルドア王国
帝国の南にある国家。帝国とは敵対していないが、領土問題を抱える。後に動員を行って帝国の気を引き、帝国と敵対国家群との和平交渉を担おうと企む。モデルはイタリア王国
ルーシー連邦
帝国の北東にある共産主義体制の大国。首都はモスコー。兵力が他国に比べて桁違いに多く、「兵士は畑で採れる」とも揶揄される。後に帝国による首都モスコー強襲を経て開戦するが、当初は宗教や超科学的存在を否定していたため魔導師を弾圧していた。動員数や厳しい冬は帝国相手に強みとなる。独立を望む地域を力で押さえつけており、民衆は一枚岩ではない。モデルはソビエト連邦
合州国
別大陸にある強大な国力を持つ大国。軍事力も質は帝国と比肩するかそれ以上、量はルーシー連邦並とも目される凄まじい力を持ち、合州国の参戦は帝国の敗北確定を意味するため、ある意味最も警戒されている相手。現時点では中立だが実際は同盟寄りの姿勢を採っており、同盟側に物資などを提供して密かに支援している。モデルはアメリカ合衆国
秋津島皇国
帝国から見て極東にある島国。現在はルーシー連邦と領海権を巡り小競り合いをしている。モデルは大日本帝国

技術・兵器[編集]

魔術
人間から発する魔力を発現させたもの。伝説とされていた宝珠と王笏を用いた「奇跡」を、「魔導演算宝珠」と呼ばれる装置によって再現しており、これによって使用者は様々な術式を行使出来るようになる。
作中においては様々な分野で活用されており、例えば医療分野では四肢が吹き飛ぶような重症を負ってもキズひとつなく再生させている。また後述の魔導師を始めとして軍事利用も盛んであり、戦争における重要なファクターとなっている。
魔導師
航空魔導師とも。魔導を用いて戦闘や援護・治療を行う、軍の中では比較的新しい兵種。エース・オブ・エースは敵対国家から異名を与えられ魔導波形を登録され「ネームド」と呼称される。汎用性が高く強力な兵ではあるものの、砲兵や航空機など一分野に特化した兵器には引けを取る。また、魔導師の才能を持つ人間は非常に少ないために増員や補充が難しいほか、敵索敵圏内で魔導を使用すると探知され、敵にその位置や「ネームド」ならば個体名まで判別されてしまうなど欠点も多い。
帝国の場合は、4人で1個小隊、3個小隊(12人)で1個中隊、3個中隊(36人)で1個大隊が定数。帝国以外における制度は詳しく描写されていないが、規模自体は大差ない模様。
エレニウム九五式
エレニウム工廠にてシューゲル技師が開発主任を務めた次世代新型演算宝珠の技術試験機[15]。正式名称は「エレニウム工廠製九五式試作演算宝珠」。
次期主力演算宝珠開発計画の候補機の一つで、軍部の要求を満たすべく本来は一つである宝珠核を二つ以上搭載・同調稼働させる事で理論上要求を満たした意欲作[16]。その発想は「単発で足りないなら双発、双発で足りないなら四発」というシンプルなモノ。技術的に不可能とされた四機同調をすら成し得た事でそれまでにない高出力化は叶ったが、相応に燃費も悪化。四発は単純計算で単発の四倍消費、機構ロス等により六倍消費でも甘い見積もりと評価されている。加えて同調起動が酷く繊細で扱い辛いものになっており、整備性も最悪。当初開発は難航していた。
四発化の最終目的は「魔力変換固定化」。魔導現象を魔導で固定化し、現象の永続展開並びに魔力の貯蓄を図るというもの。瞬間出力を高める為に最低でも双発、それを同数の核で固定化を行おうというもので、脆弱性や燃費の悪さに対するシューゲルの解決策がこれであった。尚、魔力固定化は古くから研究されているモノだが今だ成功例は存在していなかった。本機が達成するまでは。
この技術は存在X等をして「神の領域に至る一歩手前」「あと1000年もすれば至れる」類の技術と言わしめる程高度なもので、その性能は折り紙付き。運用者単独で中隊規模魔導師を屠れるほどの高性能を齎した。本来であればこの時代に成立など到底望めるような代物では無かったが、人々に信仰心を取り戻させんと逸る存在Xにより聖遺物の一つとして成立に恩寵が与えられ、たった一機だけだが完成するに至った。ちなみに、その後行われた再現実験は全て失敗しており計画は頓挫している。
存在Xの手による関係で現時点では扱えるのはターニャ一人に限られており、使用に際して無意識に神を賛美したくなるという精神汚染もかくやと云う呪いがかけられている。ターニャはこれを非常に忌々しく思っており、普段は九七式を使用しているが、最前線では往々に使わざるを得なくなる場面が発生する為、結果的に精神汚染が進むことに。
また、実験で得られたデータを元にして後述の九七式が開発されるに至った。
エレニウム九七式
九五式のデータを元に作られた新型演算宝珠の先行量産型。正式名称は「エレニウム工廠製九七式『突撃機動』演算宝珠」。
エレニウム九五式をグレードダウンしたものであり、魔力変換固定化を諦め、宝珠核を二つ搭載した双発同調機として完成している。
性能は九五式には遠く及ばないものの通常宝珠と比べてかなり高く、術式の並行発動も出来るため扱いきれれば従来機では到達できない高度飛行や高速巡行が可能。
同調技術自体が今だ難解なものである為に運用は難しく、同調機構に希少金属を多用する為もあり生産性・整備性も従来機に比べて悪い。稼働率低迷は不可避と技術部は答えている。
ターニャに振られた即応大隊構成に際して、志願者達の意思を挫く為に扱い辛いこれ等の先行量産品がターニャによって調達・配備されたが、尋常ならざる訓練に耐えた志願者達は何とか扱いを覚えてしまい、ターニャの思惑とは裏腹に以降大隊の標準装備となってしまう。ちなみにターニャも九五式の精神汚染を避けるために普段はこちらを使っている。
後世では大戦時に於ける傑作宝珠と評されている。
V-1
シューゲルが開発した強行偵察用特殊追加加速装置[注 3]。正式名称は「人力誘導式噴進弾」。現実世界のV-1とは異なり、多数のブースターを付けた機体に魔導師を乗せて目的地まで運搬する特殊兵器。超音速での飛行が可能だが、速度以外には注力しておらず、また魔導師による防護壁の展開を前提とした作りになっているため、操縦はほぼ不可能で乗り心地はあまり良くない。燃料切れになったブースターは順次切り離され質量弾として利用される。
ブルバイティング
アニメ版のみ。連合王国が開発した大口径の突撃銃で、ドレイクに救出されたアンソンが神の御名の下にターニャを抹殺すべく、ドレイクに掛け合って調達した。あらかじめ弾丸に爆撃術式を施す事により射撃時の魔力注入を省略し即時発射させる事ができ、グレネード並みの破壊力を持たせる事ができる。

その他の用語[編集]

第二〇三魔導大隊
正式発足前の仮称は「第601編成部隊」、ターニャのコールサインにちなんで「ピクシー大隊」とも呼ばれる。大隊長はターニャ、次席指揮官はヴァイス。
日々悪化する戦況へ即時、即応するために実験的に帝国参謀本部直轄で作られた航空魔導増強大隊。通常、帝国の大隊は3個中隊だが、予備も含めて1個中隊が追加され、総勢4個中隊、計48人の増強大隊が定数となる。戦力均一化及び生存率の向上を図るため、隊員の基本装備はエレニウム九七式。ターニャが独断行動をとる際には、次席指揮官兼第二中隊長のヴァイスか副官兼第一中隊所属のヴィーシャが指揮を執ることもある。
帝国参謀本部直轄の増強大隊であり、形式上はゼートゥーアが統括しているが、実質はターニャに全権を委任している。ゼートゥーアとの面談の中で提唱した「即応魔導大隊構想」を実行するために発足し、その大隊長兼編成官にターニャが指名された。また、ターニャと面識があり同性で適任との参謀本部の判断により、ヴィーシャが副官として着任する。
多数の応募があり、後に選抜試験で全員不合格にさせるためターニャの前世知識にある古今東西の精鋭部隊の訓練を課した結果、不合格どころか訓練通りの精鋭部隊となってしまった。ターニャ自身が行った訓示もあってか部隊の士気と忠誠心は非常に高く、軍内でも隊員一人一人がネームド並みの実力を持つエリート集団だと注視されている。
サラマンダー戦闘団
ターニャの報告書「今大戦における部隊運用と作戦機動」を元にゼートゥーアにより新設された。戦闘団長はターニャ。当初、ヴァイス大尉より戦闘団に第203航空魔導大隊を加えてほしいと進言した際あくまで報告書に記載しただけで当の本人は後方の戦略研究室に配属予定だと思っていた。しかし、ターニャの希望(安全な後方勤務)を参謀本部には伝えていたにもかかわらず参謀本部の意向とはずれがあったため後方勤務につくことはなかった。ゼートゥーアの電話により報告書で提案したことを発案者に現場で実際に試行させることとなり戦闘団を新編することとなってしまった。発足時、第203航空魔導大隊を中核として歩兵大隊と砲兵中隊を加え編成された。編成当初203でさえ訓練等も含め1ヶ月期間があったのに5日という短さで編成せざるえなかった。
防御幕
魔導師が己の身を守るために周囲に展開させる魔導障壁の事。身体から1m程の所に形成される。
防御力は一般的に単発であれば12.7mmを防げる程度。集中展開させれば40mm程までは防御可能だというが、飽和攻撃を受ければ歩兵の小銃でも障壁の減衰から貫かれる危険性が有る。個人や宝珠性能により個体差があり、強度には多少のばらつきがある。
エレニウム九五式であれば最大で88mmの直撃に耐える事が出来る防御幕を生成可能だという。
防殻
魔導師が自らの力で身体に直接防御装甲を纏う鎧の様なもの。頑強だが物理法則までは捻じ曲げられず、着弾衝撃等は覚悟しなければならない。
ライン戦線
帝国と協商連合が開戦した時期とほぼ同時期に西方で共和国と開戦した戦線。ノルデンでの初めての任務の負傷から回復したターニャが配置された時点で戦線は悪化しておりさながら地獄のような様相をしていた。戦線自体は膠着状態であったものの共和国の扇動により統一歴1925年4月にアレーヌ市で市民によるパルチザンが発生、アレーヌ市の鉄道網がその余波で破壊されたことにより補給線は困窮し、帝国は同年5月にかねてよりの大規模反攻作戦を実行し作戦自体を三段階に分ける。それは帝国右翼を敵に悟られないように撤退させ共和国軍左翼を帝国領内へ誘因する。更にV1により第203航空魔導大隊共和国領内に送り込み共和国ライン戦線司令部の破壊、それの成功を持ち、かねてより共和国右翼陣地地下に掘られていた坑道に設置されていた爆薬を爆破し共和国右翼を突破して共和国左翼を背後から包囲殲滅し作戦自体は成功し、事実上ライン戦線は崩壊する。
尚、ターニャはライン戦線での活躍から「ラインの悪魔」と敵味方から認識されることになる。
ネームド
登録魔導師の通称。
航空魔導師を5人撃墜すればエースと呼ばれ、エースが6人以上いる部隊または個人の撃墜数が30を越えれば敵軍に『登録』(ターニャの場合「ラインの悪魔」)され、警戒対象となる。
ネームドに対抗できるのは、圧倒的な物量か同格以上のネームドと言われる。また、戦場においては友軍将兵にとって精神的支柱となる。

既刊一覧[編集]

小説[編集]

  1. 「Deus lo vult」、2013年10月31日発売、ISBN 978-4-04-729173-7
  2. 「Plus Ultra」、2014年5月31日発売、ISBN 978-4-04-729569-8
  3. 「The Finest Hour」、2014年11月29日発売、ISBN 978-4-04-730037-8
  4. 「Dabit deus his quoque finem.」、2015年6月29日発売、ISBN 978-4-04-730474-1
  5. 「Abyssus abyssum invocat」、2016年1月30日発売、ISBN 978-4-04-730902-9
  6. 「Nil admirari」、2016年7月30日発売、ISBN 978-4-04-734210-1
  7. 「Ut sementem feceris, ita metes」、2016年12月28日発売、ISBN 978-4-04-734407-5

漫画[編集]

  1. 2016年12月10日発売、ISBN 978-4-04-105125-2
  2. 2016年12月24日発売、ISBN 978-4-04-105126-9
  3. 2017年1月26日発売、ISBN 978-4-04-105127-6

テレビアニメ[編集]

映像外部リンク
Vアニメ『幼女戦記』番宣

2017年1月からAT-XTOKYO MXなどで放送されている。

経緯・スタッフィング[編集]

プロデューサーには、『オーバーロード』のプロデューサーを務めた田中翔が起用された[17]。 田中は原作であるWeb小説の存在を知っていたが[18]、単行本版の発行を知った際にアニメ化する前提で単行本版を読み込んだと、おたぽるとのインタビューの中で述べている[19]

田中は原作に含まれる思想や宗教についてどこまで反映させるべきか悩み、原作者のカルロ・ゼンから「テレビアニメにはテレビアニメのやり方があるので、エンターテインメントに徹してほしい」とアドバイスを受けた[19]

テレビアニメ版の監修はカルロ・ゼンが務めるほか、軍事考証として大藤玲一郎が参加している[20]

アニメーションは本作が初元請けとなるNUTが制作し[21]、監督は元ガイナックスの上村泰が務める[22]。田中は上村を起用した理由について、「2015年の監督作である『パンチライン』の演出が面白く、オールマイティにこなせると思った」とおたぽるとのインタビューの中で述べている[22]

猪原健太は本作で初めてシリーズ構成を務め、すべての回の脚本も手掛けている[22]。田中は猪原を起用した理由について、「『デス・パレード』や『亜人』などのシリアスな作品に参加したことがあるからこそ、『幼女戦記』をおもしろくできるのではないか」とインタビューの中で答えている[22]

キャラクターのデザイン原案は単行本版の挿絵を手掛けた篠月しのぶが務め、メインキャラクターのデザインは総作画監督を兼任する細越裕治が担当した[20]。また、ゲストキャラクターやモブキャラクターのデザインは谷口宏美、牧孝雄、髙田晴仁の三人が手掛けている[20]。 このほかにも谷口宏美が服飾のデザインを、江畑諒真が魔導具のデザインを、秋篠Denforword日和と大津直が銃器のデザインをそれぞれ担当した[23]

脚本[編集]

原作となる小説は意図的に時系列がばらばらであるうえ、様々なキャラクターの視点で物語が展開する一方、テレビアニメ版は一本の物語として再構築され[22]、ターニャの視点を通じて各国の状況が描かれている[24]。たとえば、原作ではライン戦線のエピソードが巻をまたいで3篇にわたって語られているのに対し、テレビアニメ版では「ラインの悪魔」というサブタイトルで一つのエピソードとしてまとめられた[4]。その一方で、再構築の過程で発生した違和感をなくす措置も行われた[22]。 初期の構成案では原作通りの時系列で話が進行することになっていたが、猪原が『プライベート・ライアン』のように冒頭で引き込み、かつ視聴者がターニャに戸惑いを持たせる構成にしたいと考えた結果、第1話におけるターニャの内面描写は簡略化され、ヴィーシャとレルゲンの視点で物語が進むという構成になった[24]。また、猪原はWebNewtypeとのインタビューで話している第2話で冒頭の舞台を現代にした理由について、「自分は海外ドラマが好きで、サブタイトルをプロローグにすれば視聴者に伝わると思った」と述べている[24]

国家間の戦争を題材とする本作の登場人物の大半は男性であり、女性であるターニャとヴィーシャは異端な存在であると田中はインタビューの中で述べている[23]

演出・美術[編集]

上村は本作の方向性について、「原作小説をウイスキーのロックとするなら、アニメはハイボールでいく」とし、ターニャの魅力を中心とした構成にしたとWebNewtypeとのインタビューの中で述べている[25]。また、上村は作品の雰囲気について、「原作を読んだ際、ゼートゥーアとルーデルドルフとレルゲンに魅力を感じ、アニメ化する際はしっかり彼らを描きたいと考えていたため、当初から落ち着いた雰囲気を作品全体にいきわたらせるよう意識した」と話している[25]

上村は"存在X"を登場させるか否かについて悩み、一時は存在Xと「おっさん」としてのターニャの部分をそぎ落とそうとも考えたが、ターニャの保身の動機付けを明確にしたいと考え、そのままにした[25]。また、第2話で存在Xが周囲の人々を通じてターニャの前世である男性に語り掛けるという演出は、プロデューサーの一人である角木卓哉のアイデアである[25]

テレビアニメ版では、国ごとに特徴をつけるため、兵装や戦闘方法に差異がもたれた。たとえば、効率を重視する帝国軍の魔導士は演算宝珠といった必要最低限の装備で空を飛ぶ演出がとられ、共和国軍の魔導士は馬のような兵器に跨って飛行するという演出がとられた[23]。 兵器や武器は架空のものであるが、実在のものをモチーフとしている[23]

テレビアニメ版のキャラクターデザインがコミカライズ版と異なる理由について、上村は「原作小説の扉絵のインパクトがあまりにも大きかったため、そのニュアンスが十分に出るキャラクターデザインにするよう心掛けた」とWebNewtypeとのインタビューで話している[25]

演技・キャスティング[編集]

テレビアニメ版ではサウンドドラマの配役から一新し、主人公であるターニャ・デグレチャフ役には悠木碧が、ターニャの副官となるヴィーシャ役には早見沙織が起用された[26]。 当初上村はターニャのモノローグを男性声優に当ててもらおうと考えていたが、田中から「モノローグも幼女にしたい」提案を受け、話し合いの結果、現在の形になった[25]。 また、重要人物の役にはベテラン声優が起用された一方、ターニャの部下の役には若い声優が起用された[21]。 悠木は「オーディションの時から幼女の要素よりも化け物としての要素が強い演技の方が勝機があると思っていた」と『オーバーロード』との合同記者会見で話しており[17]、WebNewtypeに寄せたキャストコメントの中でも「幼女3:化け物7くらいの比率で演じるようにした」と述べている[26]。 ヴィーシャを演じる早見は、「以前から表情が豊かな女性だと思っていたが、絵が付いたことにより表情の幅が出ていると感じている。特に、ギャグパートでは、表情の崩れ具合に合わせて演技が変化した」と述べている[26]

スタッフ[編集]

  • 原作 - カルロ・ゼン
  • キャラクター原案 - 篠月しのぶ
  • 監督 - 上村泰
  • 副監督 - 春藤佳奈
  • シリーズ構成・脚本 - 猪原健太
  • キャラクターデザイン・総作画監督 - 細越裕治
  • サブキャラクターデザイン - 谷口宏美、牧孝雄、髙田晴仁
  • 服飾デザイン - 谷口宏美
  • 魔導具デザイン - 江畑諒真
  • プロップデザイン - 森山洋
  • 銃器デザイン - 秋篠Denforword日和、大津直
  • キーアニメーター - 石橋翔祐、栗田新一、堀内博之
  • エフェクトディレクター - 橋本敬史
  • 軍事考証 - 大藤玲一郎
  • 美術設定 - 平栁悟、上田瑞香
  • 美術監督 - 平栁悟
  • 色彩設計 - 中村千穂
  • 撮影監督 - 頓所信二
  • 3DCGディレクター - 高橋将人
  • 編集 - 神宮司由美
  • 音響監督 - 岩浪美和
  • 音楽 - 片山修志
  • 音楽制作 - KADOKAWA
  • 音楽プロデューサー - 若林豪
  • プロデューサー - 田中翔、菊島憲文、角木卓哉、礒谷徳知、新井恵介
  • アニメーションプロデューサー - 角木卓哉
  • アニメーション制作 - NUT
  • 製作 - 幼女戦記製作委員会

主題歌[編集]

オープニングテーマ「JINGO JUNGLE」(第3話、第4話、第7話 - )
作詞・作曲・編曲・歌 - MYTH & ROID
第2話ではエンディングテーマとして使用された。
エンディングテーマ
「Los! Los! Los!」(第3話、第4話、第6話、第7話、第9話 - )
作詞 - hotaru / 作曲 - 八木雄一 / 編曲 - eba / 歌 - ターニャ・デグレチャフ(悠木碧
「戦線のリアリズム」(第8話)
作詞・作曲・編曲 - Heart's Cry / 歌 - 新菜まこ
第9話では挿入歌として使用された。

各話リスト[編集]

話数 サブタイトル 絵コンテ 演出 作画監督
第壱話 ラインの悪魔 上村泰、谷口宏美 上村泰 細越裕治
第弐話 プロローグ 赤松康裕 高田晴仁
第参話 神がそれを望まれる 春藤佳奈 谷口宏美
第肆話 キャンパス・ライフ 赤松康裕、春藤佳奈
谷口宏美、上村泰
丸山裕介 南井尚子、山口菜
第伍話 はじまりの大隊 サトウシンジ 高村雄太 牧孝雄、谷口宏美
高田晴仁、栗田新一
細越裕治
第陸話 狂気の幕開け 熊澤祐嗣 赤松康裕 梁博雅、斎藤美香
牧孝雄、谷口宏美
高田晴仁、南井尚子
三島詠子、緒方歩惟
第陸.伍話 戦況報告[27] -
第質話 フィヨルドの攻防 春藤佳奈 牧孝雄、谷口宏美
高田晴仁
第捌話 火の試練 小林寛 migmi 三島詠子、緒方歩惟
梁博雅、南井尚子
第玖話 前進準備 丸山裕介、谷口宏美
上村泰
丸山裕介 三井麻未、山中正博
山村俊了、KIM SU-HO
LEE JU-HYON
第拾話 勝利への道 上村泰、谷口宏美 小野田雄亮 後藤圭佑、重原克也
林あすか

ようじょしぇんき[編集]

ようじょしぇんき』はYouTubeにてWeb配信中の短編アニメ。 #00を除き、2週間限定配信となる。 TVアニメ公式サイトからも視聴可能[28]

AbemaTVではYoutube公開に先んじて、本編と同様に最新話を配信する。

  • 監督・脚本・演出 - 芦名みのる
  • ぷちキャラクターデザイン・作画監督・作画 - たけはらみのる
  • 作画 - みやひこ、戸塚ちさと、渡辺あき、ぼんで
  • アニメーション制作 - スタジオぷYUKAI。
話数 配信期間 登場キャラ
#00 2016年
1月6日 -
ターニャ
#01 1月10日 - 1月23日 ターニャ、ヴィーシャ
#02 1月16日 - 1月30日 ターニャ、ヴィーシャ
#03 1月23日 - 2月6日 ターニャ、ヴィーシャ、シューゲル
#04 1月30日 - 2月13日 ターニャ、ヴィーシャ
#05 2月6日 - 2月20日 ターニャ、ヴィーシャ、グランツ、ケーニッヒ、ノイマン
#06 2月13日 - 2月27日 ターニャ、ヴィーシャ、ヴァイス
#07 2月27日 - 3月13日 ターニャ、ヴィーシャ、ケーニッヒ、ノイマン
#08 3月6日 - 3月20日 ターニャ、ヴィーシャ、ヴァイス、ケーニッヒ、ノイマン
#09 3月13日 - 3月27日 ターニャ、ヴィーシャ、ヴァイス
#10 3月20日 - 4月3日 ターニャ、ヴィーシャ、ヴァイス、グランツ、ケーニッヒ、ノイマン
配信開始・終了時刻は、共に18:00。

放送局[編集]

日本国内 テレビ / 放送期間および放送時間[29]
放送期間 放送時間 放送局 対象地域 [30] 備考
2017年1月6日 - 金曜 22:00 - 22:30 AT-X 日本全域 製作参加
CS放送 / リピート放送あり
2017年1月7日 - 土曜 1:05 - 1:35(金曜深夜) TOKYO MX 東京都
2017年1月8日 - 日曜 23:30 - 月曜 0:00 KBS京都 京都府
2017年1月9日 - 月曜 1:00 - 1:30(日曜深夜) サンテレビ 兵庫県
月曜 2:05 - 2:35(日曜深夜) テレビ愛知 愛知県
2017年1月10日 - 火曜 0:30 - 1:00(月曜深夜) BS11 日本全域 BS放送 / 『ANIME+』枠
日本国内 インターネット / 放送期間および放送時間
配信期間 配信時間 配信サイト 備考
2017年1月7日 - 土曜 1:35(金曜深夜) AbemaTV リピートあり、一部ようじょしぇんき最新話を併設放送
2017年1月20日 - 木曜 12:00 ニコニコ動画[31] 第1話無料
GYAO![32] 同上
バンダイチャンネル[33]

BD / DVD[編集]

発売日 収録話 規格品番
BD DVD
1 2017年4月26日予定 第1話 - 第4話 ZMXZ-10981 ZMBZ-10991
2 2017年5月24日予定 第5話 - 第8話 ZMXZ-10982 ZMBZ-10992
3 2017年6月28日予定 第9話 - 第12話 ZMXZ-10983 ZMBZ-10993

Webラジオ[編集]

幼女戦記 ラジオの悪魔』は、2017年1月7日より音泉にて毎週土曜に配信されている番組[34]。パーソナリティはターニャ・デグレチャフ役の悠木碧とレルゲン役の三木眞一郎

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ テレビアニメでは名前が「オーギュスタン・ホスマン」となっている。
  2. ^ 「ライヒ」はドイツ語で「帝国」という意味で、国名そのものを表している訳ではない。
  3. ^ ちなみに、後述の特徴が酷似していること、及び作者がアーマード・コアのファンであることから、モデルはフロムソフトウェアが開発したPS3向けゲームソフトアーマード・コア フォーアンサー及びアーマード・コア4に登場する「VOB」だと思われる。

出典[編集]

  1. ^ エンターブレイン刊『幼女戦記』がシリーズ累計100万部を突破 WEBラジオ「幼女戦記 ラジオの悪魔」の配信も決定”. ラノベニュースオンライン (2016年12月24日). 2017年1月5日閲覧。
  2. ^ エリートサラリーマンが幼女に転生し戦場で活躍する『幼女戦記』アニメ化企画進行中!「ニヤニヤが止まらない!」とファン大興奮”. ダ・ヴィンチ (2016年9月11日). 2017年1月19日閲覧。
  3. ^ 月乃雫 (2016年12月26日). “超合理主義エリートサラリーマンが転生したのは、幼女!? 2017年1月よりTVアニメ放送『幼女戦記』がコミカライズ!”. ダ・ヴィンチ. 2017年1月19日閲覧。
  4. ^ a b 桜木尚矢 (2017年1月28日). “見た目は可愛い幼女、でも中身は中年エリートサラリーマン!? TVアニメも放送中のコミック版『幼女戦記』レビュー”. おたぽる. 2017年1月29日閲覧。
  5. ^ たまごまご (2017年1月6日). “『幼女戦記』 第1巻 カルロ・ゼン(作) 東條チカ(画) 篠月しのぶ(キャラクター原案) 【日刊マンガガイド】”. このマンガがすごい!. 宝島社. 2017年2月17日閲覧。
  6. ^ 結城くすり (2016年2月3日). “「アブなすぎる」「倫理的にやばい」と評判の「幼女戦記」、アニメ化決定!”. ねとらぼ. 2017年1月19日閲覧。
  7. ^ 週間トルネ番付:「3月のライオン」が首位 冬アニメのトップは「亜人ちゃんは語りたい」”. まんたんWEB. 毎日新聞 (2017年1月15日). 2017年1月18日閲覧。
  8. ^ アニメ版2話より
  9. ^ アニメではフィヨルド要塞攻略戦時に
  10. ^ 小柄な短機関銃故に、低身長のターニャにピッタリで扱い易いため本人は気に入っている
  11. ^ 記憶も曖昧な幼少期の亡命との事だが、国土事情はばっちり覚えているらしい
  12. ^ アニメでは第二中隊所属。原作では南部戦線以降、第四中隊の長を務める
  13. ^ 非魔導戦闘。スコップ持って匍匐強襲、離脱は別。
  14. ^ 折しもその日はターニャの10歳の誕生日であった。
  15. ^ 性能的には次々世代かそれ以上と言われる
  16. ^ 宝珠核の同調技術は今だ難しく、標準モデルは依然として単発
  17. ^ a b 素敵に殺していただいて大変満足でした!――悠木碧さん、原由実さんらが各作品への愛を語った『オーバーロード』×『幼女戦記』合同記者会見レポート”. アニメイトTV (2016年12月18日). 2017年1月18日閲覧。
  18. ^ タイトルは「幼女」だけど出てくるのはおっさんばかり!? 勇者の中の勇者がTVアニメ化を果たした『幼女戦記』田中翔PDインタビュー! (1ページ目)”. おたぽる (2016年12月30日). 2017年1月18日閲覧。
  19. ^ a b タイトルは「幼女」だけど出てくるのはおっさんばかり!? 勇者の中の勇者がTVアニメ化を果たした『幼女戦記』田中翔PDインタビュー! (2ページ目)”. おたぽる (2016年12月30日). 2017年1月18日閲覧。
  20. ^ a b c タイトルは「幼女」だけど出てくるのはおっさんばかり!? 勇者の中の勇者がTVアニメ化を果たした『幼女戦記』田中翔PDインタビュー! (6ページ目)”. おたぽる (2016年12月30日). 2017年1月18日閲覧。
  21. ^ a b タイトルは「幼女」だけど出てくるのはおっさんばかり!? 勇者の中の勇者がTVアニメ化を果たした『幼女戦記』田中翔PDインタビュー!”. おたぽる (2016年12月30日). 2017年1月18日閲覧。
  22. ^ a b c d e f タイトルは「幼女」だけど出てくるのはおっさんばかり!? 勇者の中の勇者がTVアニメ化を果たした『幼女戦記』田中翔PDインタビュー!”. おたぽる (2016年12月30日). 2017年1月18日閲覧。
  23. ^ a b c d タイトルは「幼女」だけど出てくるのはおっさんばかり!? 勇者の中の勇者がTVアニメ化を果たした『幼女戦記』田中翔PDインタビュー!”. おたぽる (2016年12月30日). 2017年1月18日閲覧。
  24. ^ a b c 細川洋平 (2017年2月11日). “『へそ曲がりの幼女が戦争を生き抜く姿を――「幼女戦記」シリーズ構成・脚本 猪原健太インタビュー”. WebNewtype. 2017年2月17日閲覧。
  25. ^ a b c d e f 細川洋平 (2017年2月11日). “目指したのはハイボールとしての美味しさ「幼女戦記」上村泰監督インタビュー”. WebNewtype. 2017年2月17日閲覧。
  26. ^ a b c カカオ90%のビターなアニメ?「幼女戦記」キャストコメントが到着”. WebNewtype. Newtype (2007年1月6日). 2017年1月18日閲覧。
  27. ^ 世界大戦編前の総集編であり、所々でターニャの回想コメントが流される。
  28. ^ TVアニメ公式サイトTOP/SPECIAL/MOVIEにて視聴可能
  29. ^ ON AIR”. TVアニメ「幼女戦記」公式サイト. 2016年11月16日閲覧。
  30. ^ テレビ放送対象地域の出典: 放送分野の動向及び規制・制度(資料2)”. 政府規制等と競争政策に関する研究会「通信・放送の融合の進展下における放送分野の競争政策の在り方」. 公正取引委員会. p. 2 (2009年10月9日). 2016年8月12日閲覧。 基幹放送普及計画”. 2016年8月12日閲覧。 地デジ放送局情報”. 一般社団法人デジタル放送推進協会. 2016年8月12日閲覧。
  31. ^ 幼女戦記 - ニコニコチャンネル
  32. ^ http://special.streaming.yahoo.co.jp/2017_winter_anime/
  33. ^ http://www.b-ch.com/contents/feat_newtitle/
  34. ^ 幼女戦記 ラジオの悪魔”. 音泉. 2016年12月24日閲覧。

外部リンク[編集]