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Wikipedia:井戸端/subj/外部サイトによるjaWPの権利侵害を発見したら?

外部サイトによるjaWPの権利侵害を発見したら?[編集]

掲題の件につき、一般論として質問します。

ある外部サイトを閲覧したところ、jaWPの記事の丸写し(「だ・である」調を「です・ます」調に変えた程度)であるにもかかわらず、ウィキペディア日本語版に関して何らの言及もありませんでした。この場合、Wikipedia:ウィキペディアを引用するの記述に従えば、著作権侵害の疑いがあると思われますが、何か対処を誰かがとるべきなのでしょうか? もし既出のトピックであったら、ご教示いただけるとありがたく思います。--ikedat76 2010年6月13日 (日) 14:00 (UTC)[返信]

少し論点は外れるのだけど、相手方に出典が無い場合は、逆にウィキペディア側が権利侵害をしているという可能性もあるから(あるいはどちらも別の第三のところからの権利侵害)、どちらが先かをまず明確化するのが重要かなと。前にノート:勝沼ワインなんてことがあったので一応、その点に言及しておきます。--EULE 2010年6月13日 (日) 14:31 (UTC)[返信]
具体的な話に若干踏み込んでしまいますが、「外部サイト」と言っているのはメールマガジンのバックナンバーらしく日付が記されています。該当するバックナンバーの内容と、ウィキペディア上の記事の履歴を突合してみると、外部サイトに記された日付の1年以上前の版の文章とほぼ一致しますので、ウィキペディア側が権利侵害をしている可能性はないと考えられます。--ikedat76 2010年6月13日 (日) 14:42 (UTC)[返信]
コメントその記事の執筆者に対してのライセンス違反、それによる権利侵害となります。たとえば訴えを起こすならば、その執筆者。ウィキペディアの文章は、転載自由ではなく、ライセンスに従う必要があるということを伝えるならば、誰でもできます。--Ks aka 98 2010年6月13日 (日) 16:50 (UTC)[返信]
コメント外部サイトに記された日付の1年以上前の版の文章とほぼ一致するとのことですが、メールマガジンのバックナンバーが発行される以前に、メールマガジンのオリジナルに相当する文書が著作された可能性もあります。例えば、出版されていない大学の広報紙などをウィキペディアが転載し、同じ広報紙の執筆者自らがそれをメールマガジンに載せて発行した場合があります。また、ウィキペディアもメールマガジンも両方が著作権侵害している可能性もあります。執筆者自らが権利主張するのでなければ、わざわざ争いを外部に持ち出す必要はないと思います。--ゆなこ 2010年6月14日 (月) 00:20 (UTC)[返信]

具体的には1)Wikipediaの編集履歴、2)外部サイトのArchive.orgなど、1)と2)のタイムスタンプを比較してみるしかないのですが、2)に関しては必ずある…とは限らないのでどちらが先かというのは判断が難しいですね。利用規約や、

  • 例えば「表示」の条件中のある許諾要素について免除したいと考える場合には、署名のある書面に基づき免除や変更の同意を行うことが認められています(バージョン3.0以降)。More: http://creativecommons.jp/faq/#ixzz0qo4LXl00 Under Creative Commons License: Attribution

クリエイティブコモンズジャパン・FAQ集が参考になるかもしれません。で、誰が対応するのか、となりますと勝手にやったらダメっぽい(WP:POINT)感じですから、コメント依頼になるんではないのではないでしょうか。私も同様の疑問を持ちます。

コメントgoogleによる検索リザルトの要約については判断が難しそうですね……google社のデジタル ミレニアム著作権法に対する見解を見ても良くわかりません。--基 建吉(MOTOI Kenkichi) 2010年6月14日 (月) 06:41 (UTC)[返信]

Internet Archiveも試してみましたが、思わしい結果は得られませんでした。WP:POINTはこの際、あまり関係がないと思うのですが…まあ、問い合わせるくらいなら誰がやってもというところでしょうが、殴りこみに文句を言いに行くってことになると…確かに「勝手にやったらダメっぽい」じゃなくてダメでしょうね。
とはいえ、件の外部サイトは、(jaWPとは無関係ですが)個人サイト掲載の写真(いずれも撮影現場に行くだけでも相当の労力を要します)を無断転載している形跡もあります。一体、どういうつもりのサイトなんだか…。
さしあたって、外部サイトとjaWP記事の先後関係が逆にとらえられて著作権関係のトラブル(削除依頼含む)に発展するのは避けたいです。ひとまず、Wikipedia:ウィキペディアを情報源とするサイト#ウィキペディアを情報源としている旨を明記していないサイト・出版物があるのを思い出したので、そちらに報告を入れました。「執筆者自ら」であるところの私にしてみると、正直に言って非常な不快感を感じました。--ikedat76 2010年6月14日 (月) 15:08 (UTC)[返信]
先後関係は、ノートにも残しておいた方が確実だと思います。不快感は態度で表すのがよいかと。執筆者のひとりであるなら、送信停止か、GFDLまたはCC-BY-SA3.0での配布を求めれば。著作権のことをわかっていない人は少なくないし、ウィキペディアのコンテンツは転載自由と思っている人も少なくないので、指摘すれば取り下げてくれることは期待できますよ。--Ks aka 98 2010年6月14日 (月) 16:56 (UTC)[返信]
助言ありがとうございます。記事のノートに同趣旨の記述を残しておくことにします。それ以上の対応については、もう少し検討してみることにします。--ikedat76 2010年6月15日 (火) 13:33 (UTC)[返信]
(コメント)実はWikipedia:著作権問題調査依頼の2010年6月にある迷子石にも同様の疑いがあります。--Sibazyun 2010年6月16日 (水) 14:08 (UTC)[返信]
コメント 迷子石の場合は編集履歴を参照することで、前後関係は判るんではないでしょうか? 普通に考えて1)一字一句同じである場合、2)編集履歴を参照して検討した場合、3)外部サイトの人間がそれを見ていないと想定した場合、の1)2)3)を踏まえて、外部サイトの人間がまったく同一である文章を構築する為には同一性の確率が低くならざるを得ず、難しそうです。また、同じ様に他の文献やサイトからWikipediaに文章を転用した場合、オリジナル性の確保は高度な技術が要求されそうです。……しかし法的にやるとなると、日本では最終結論が出るまで5年くらいかかりそうで、結局はその間にWikipediaのほうの記事の内容の多くは変化しそうな気もいたします。--基 建吉(MOTOI Kenkichi) 2010年6月17日 (木) 07:37 (UTC)[返信]
よく分からないのですが、別々の人が・全く独立に・まったく同一である文章を書き上げる、などということは考えにくい、という趣旨でしょうか。ちょっと難しくて文意をとれませんでした。--ikedat76 2010年6月17日 (木) 15:32 (UTC)[返信]
Wikipediaの場合は特に考えにくい、ですね。事実は明白なのですが証明しようとなると困難です。悪魔の証明
  • 編集著作物 データベース以外の編集物(著作権法上単に「編集物」という)で、その素材の選択又は配列によつて創作性を有するものは、著作物として保護する(12条1項)。しかし、このことは、当該編集物の部分を構成する著作物の著作者の権利に影響を及ぼさない(12条2項)。
著作物の定義のここいらが参考になりますかねぇ。理解しやすい文章を書こうとして余計わからなくなってますね、失礼しました。--基 建吉(MOTOI Kenkichi) 2010年6月18日 (金) 14:03 (UTC)[返信]


本件、怒鳴り込みや殴り込みではなく、まずは穏当に「ちょっとおかしくないですか?」と先方に問合せて見ようかと思っています。こんな感じで訊いてみればいいのかな? と思うのですが、経験のある方の意見をいただけるとありがたいです。ボタンを掛け違えて面倒なことにしても仕方ありませんし。--ikedat76 2010年6月17日 (木) 15:32 (UTC)[返信]

それほど経験があるわけではないですが。この件では、かなりの部分をIkedat76さんが書いているので、著者/執筆者のひとりであることは明かしてしまってもよいと思います(記事の履歴ページへのリンクつき)。また、「単に偶然によるとは考えにくいほど」「ありえないほどの極端な偶然でない限り」などが、かえって皮肉と受け取られそうな印象を受けました。執筆者だけど、文面を見る限りでは転載のように思える。ひょっとしてそうじゃないのだとしたら、もしよかったら、執筆に用いた資料や執筆の経緯などを教えてもらえるだろうか、みたいな感じで、もうちょっとまっすぐぶつかってもいいと思う。転載だとしたらどうしてほしいのか、ということも、書いておけるなら、書いた方がいいと思います。転載が明らかになるのを待って、第2信で、でもいいですけれど。CC-BY-SAでの再配布を求めるか、あるいは、少なくともIkedat76さんが書いた部分については、ライセンスとは別に著作権者としてなんらかの条件で事後的に許諾を出すこともできます。なお、今回はあてはまりませんが、執筆に関与していない立場で同種のメールを送る場合、穏当に行くのならば、ウィキペディア側の転載、同一の資料を参照している、自著作物の持ち込みなどの可能性を含めておくのが望ましいところだと思います。--Ks aka 98 2010年6月17日 (木) 17:16 (UTC)[返信]

雑感としては、ライセンスへの理解が不足しているため、使用フリーに関しての付与条件が無視されている状態である、と認識されます。

  • このライセンスを契約であるとみなす限り、そのような契約条件をあなたが受け入れる見返りにライセンサーはここに含まれている権利をあなたに与えます。

WP:CC-BY-SA/ja つまり、契約違反です。

コメントまぁ、現実的な処置としては「どのような表記をしてもらうべきか」を考えたらよいかと思われます。記事の使用に関して元の記事はwikipediaに記載されている、と表記すべきところをあたかも自分で全部作り上げたという誤表記における「自由な改変」が問題でありますが、条件付自由はフリーではありえない。フリーを守るためにある条件に従う矛盾が存在しますが、契約違反した場合フリーの条件を与えない、という契約に従うことで我々は記述しているはずですから、この場合は明確な契約違反として? 問い合わせしたければしてもいいと思います。--基 建吉(MOTOI Kenkichi) 2010年6月20日 (日) 07:51 (UTC)[返信]

報告1点目。件のサイトについて、他の個人サイトの著作権侵害をしている可能性を指摘しました。個人サイトの管理人氏に連絡を取ったところ、無断転載に間違いないとのことで、抗議を行ったとのこと。何日からかはっきり確認していませんが、写真のクレジットが個人サイトの管理人氏に改められました。
2点目。この内容でひとまず問い合わせをしました。
個人的感想ですが、前半がjawpの転載で、後半が個人サイトの転載というのでは、CC-BY-SAでというのも難しくなってきたように思えます。--ikedat76 2010年6月22日 (火) 14:28 (UTC)[返信]
報告外部サイトより問合せに回答があり、対処もしていただきました。詳細はノート:小辺路/外部サイトによる「転載」を参照願います。ご協力・ご助言いただいた皆様にお礼申し上げます。--ikedat76 2010年7月7日 (水) 15:44 (UTC)[返信]