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Wikipedia:井戸端/subj/ウィキペディアから他のサイトへの転載

ウィキペディアから他のサイトへの転載

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ウィキペディアの記事をそっくりそのままブログなどに転載しているケースを最近よく見るようになりました。これは許されることなのでしょうか? 一般的に書籍の記事や歌の歌詞の無断引用による著作権問題のように、問題のある行為でしょうか?

正直なところ、自分が長い間苦心して、自腹で本まで買って調べて書き上げた記事を、無断でコピー・ペーストのみで気楽に自分のブログの記事にされてしまうと、大変不快な気分なのですが……。 --逃亡者 2007年1月27日 (土) 20:14 (UTC)[返信]

まず、 Wikipedia は GFDL ライセンスで公開されています。なので、 Wikipedia に掲載されている内容をコピーすることは問題があるどころか推奨されていると云ってもいいくらい事です。逆にコピーされたくないような内容を記述するのは好ましくありません。 Wikipedia に関わらず、 Wiki サイトの内容は基本的には誰でも無断利用/改変などが可能で、元々の内容に著作権などの問題がない限りそれを禁止したり制限するべきではないと考えます。そういう内容は、 Wiki に記述しないようにお願いします。まあ、転載元などを記述しないで転記した場合はどちらが元なのかが分からなくなってしまいますので明記してもらいたいというのは事実なんですけど。 --Mzm5zbC3 2007年1月27日 (土) 20:56 (UTC)[返信]
そうではなくて、GFDLの要求も満たしていないし、かといって公正な引用でもない、下手するとウィキペディアから取ったことも明示していないようなブログ記事のことではないでしょうか。それは推奨されていることのうちには入りませんよね。記事を書いた方が抗議して、クレジットを出していただくように交渉していくほか無いと思います。--Aphaia 2007年1月27日 (土) 21:33 (UTC)[返信]
私が目にしたのは、単なる個人ブログです。
GFDLの内容を読みましたが、正直理解しにくいのですが……ウィキの記事を引用するためには、何らかの契約や手続きを踏まなければならない、ということでしょうか?
たとえば何の契約も手続きもしていない一版人がブログを開設し、勝手にウィキの内容を転載したら、それは問題になる、ということでしょうか。
それと「出典:ウィキペディア」と一応書いてあるブログもあるのですが、そう書いてもGFDLに関する手続きだの契約だのがなければ、やはり転載は認められないのでしょうか?
--逃亡者 2007年1月27日 (土) 21:51 (UTC)[返信]

解釈はいくつかあるのですが、

  • GFDLの上では「主要な著者5人」を明記する事が必要です。
    • 「出典:ウィキペディア」では実は不十分です。
      • ただし英語版などでは元の記事へのリンクバックがあれば、いいということにしています。元の記事の履歴にもリンクバックがあるとなおよいでしょう。
  • またもとのドキュメントへのリンクバックも求められています。
    • メインページへのリンクでは十分ではありません。

GFDLはいちいち契約を交わす確認をしなくても、GFDLの内容に沿って使っている限りは契約を結んだものとみなす、というライセンスだと私は理解しています(間違っているかもしれませんので、どなたか補足をしてくださるとありがたいです)。「内容に沿って」ということですので、リンクバックや著者の明記などの「手続き」は必要です。ですが、それはウィキペディアの誰かに連絡をしなければいけないということではありません。一方、GFDLが定めた手続きを踏んでおらず、公正な引用でもないなら、それはGFDLおよび著作権法違反である可能性が極めて高いと考えています。--Aphaia 2007年1月27日 (土) 22:04 (UTC)[返信]

一応……今しがた発見した例を示します。
http://roboty.blog49.fc2.com/blog-entry-34.html
これは私が作成したトランスフォーマー マイクロマスターの丸写しです。
リンクバックとは、例にあげたブログに書いてあるURLのことでよろしいでしょうか? 確かにこのURLをブラウザのアドレスに入れるとトランスフォーマー マイクロマスターへ辿り着きます。
「主要な著者5人」は書いておらず「出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』」との書いてあるのみです。
このような例ですと、いかがでしょうか?
--逃亡者 2007年1月27日 (土) 22:27 (UTC)[返信]

下部に

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と有りますね。GFDLに反していると思われます。--おはぐろ蜻蛉 2007年1月27日 (土) 22:34 (UTC)[返信]

おはぐろ蜻蛉さん、ご指摘ありがとうございます。GFDL違反ですね。ひとつ重要なことを言い落としていました。GFDLで文書を公開するためには、そのサイトにはGFDLの全文がなければなりません。示してくださったサイトにはGFDLの文書もなく、GFDLで公開している旨のクレジットがないように思います。だとすれば、GFDL違反ですし、剽窃といってよいと考えます。

こうした、ミラーやフォークを集めたページがウィキペディア文書としてあったように思います。英語版では「GFDL的に正しい二次利用サイト」から「悪質なサイト」までいくつかカテゴリーを作ってリストにしています。悪質なサイトとして掲示されたところが外してほしいと願い出てきて、逆にこちらが条件を示して対応してもらう、ということもあります。日本語版でも、ユーザが個別に対応をお願いしていくだけでなく、そうしたいわば粗放的な対処の方向を考えたほうがいいのかもしれません。--Aphaia 2007年1月27日 (土) 22:36 (UTC)[返信]

>ミラーやフォークを集めたページがウィキペディア文書としてあったように思います。

Wikipedia:ウィキペディアを情報源とするサイトでしょうか。 取りあえず利用規約の禁止事項(2)に該当するのは間違いなさそうなので事務局にメールを出してみるのが一番いいかなと思います。--おはぐろ蜻蛉 2007年1月27日 (土) 22:46 (UTC)[返信]

皆さん、ご回答ありがとうございます。
当人に抗議しようと思いますが……「聞く耳持たず」の場合、事務局に問合せれば良い、ということでしょうかね?
ウィキではありませんが、知り合いで「無断転載禁止」と示した個人サイトの内容が他の誰かのブログに丸写しされ、その知り合いが「無断転載禁止です、消去して下さい」と抗議したのに一向に聞く耳持たず、現在まで残っているケースもあるのです。
ついでに、「リンクバック」とは言葉からして、クリックすることで元のウィキペディアの記事にリンクする、つまり先の例のように文字列として書かれてるURLをブラウザにアドレスにわざわざ入れないと元記事へバックできないのは不適当、ということでしょうか?
また、「主要な著者5人を明記」ということは、その記事の編集に携わっているユーザーが5人未満の場合、その記事は転載できないということになるのでしょうか?
--逃亡者 2007年1月27日 (土) 22:50 (UTC)[返信]

5人未満の時は全員を明記すれば良いかと。--おはぐろ蜻蛉 2007年1月27日 (土) 22:55 (UTC)[返信]

ありがとうございます。
先に挙げたブログ、よく見たら去年の夏に更新が止まっていますし、当人はもう放置しているようなので、コメント欄に書いてもきっと無駄でしょうね。メアドも書いていないし……。
FC2宛に連絡することにします。
--逃亡者 2007年1月27日 (土) 23:05 (UTC)[返信]
おおむね皆さんのおっしゃるとおりでよろしいと思いますが、「主要な著者5人」を明記すべしとの要件は、改変版を配布するの場合にのみ適用される要件です。単にそのまま転載する際は必要ありません。念のため。--Masao 2007年1月28日 (日) 02:54 (UTC)[返信]
それは少し違います。「改変版」というのは、何か修正したものと考えられやすいのですが、GFDLの日本語版での翻訳を例えば見ると(GNU フリー文書利用許諾契約書)、ここの「1章」では言葉の定義がありますが、「改変版」の定義は次のようになっています:
『文書』の「改変版 (Modified Version)」とは、一字一句忠実に複製したか、あるいは改変や他言語への翻訳を行ったかどうかに関わらず、その『文書』の全体あるいは一部分を含む著作物すべてを意味する。
つまり、そのまま文章を写したものでも、「改変版」に当たります。「2章. 逐語的に忠実な複製」でも、「著作権表示」が必要とあります。たいへん複雑で、インターネット上のウェブサイトで使おうとすると、結論から云うと、次のリンクを貼ると、これで十分なはずです。三個リンクが必要です。
  1. 利用する文書の所在URLへのリンク(次の履歴ページへのリンクがあれば、これはトップページへのリンクでも良いようである)
  2. 利用する文書の履歴ページへのリンク
  3. GFDLの英語正文ページへのリンク
以上の三つのリンクがあると、ウェブページでの利用は問題ないということになります。履歴ページにリンクを結ぶことで、「主要な著作者五人」の条件が満たされていると解釈されるのです。--Maris stella 2007年1月29日 (月) 07:43 (UTC)[返信]
(ウィキペディアはフリーだフリーだと云っていますが、個人が利用するには、閲覧だけなら問題ありませんが、文書を利用するとかになると、契約条件が非常に複雑で、分かりにくいです。なお、ウィキペディアの文書をそのまま転載していても、上の条件を守り、更に、「All Rights Reseved by ABC 等」を入れることは間違いではありません。これは、「7章. 独立した著作物の集積」に当たります。つまり、自分で造ったウェブページなどに、ウィキペディアの文書を全体または一部転載しても、転載部分がGFDLの利用になっていて、その他の部分、また「全体の構成」は、制作者が著作権を持っています。この条項がないと、GFDLライセンスの文書を一部でも使うと、関係ない文書までもがすべて自動的にGFDLになって他人にも利用可能となり、逆に不条理です)。--Maris stella 2007年1月29日 (月) 07:43 (UTC)[返信]

その他

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  • (コメント)小生としては、書いた者として結構楽しいと思うんですけど…引用されるのって。ハンバーグなんか小学校の給食紹介で引用されてたりするし。もっとも、さも自分の書いた文章のようにして、冒頭の書き出しだけがその人のオリジナルで、文中に丸々コピペされてたりする(・しかも引用表記等閑)と、流石にむっと来ますが、そんなのは所詮ネタ無き自称物書き(爆言)の眼鏡にかなって手を入れるところも特に無かったんだろうなあ…とか勝手に思ったりするだけで、なんかどうでもいい気がします。ただ、とある記事で起きた「どちらが原文か」と言う問題が出ると面倒なんですけどね。--夜飛 2007年1月28日 (日) 04:25 (UTC)[返信]
GFDL適合性という本論と直接関係のない感想でしたので、議論を混乱させないために別セクションへ移動しました。--Aphaia 2007年1月28日 (日) 04:29 (UTC)[返信]
すみません、お手数掛けました。しかし考えてみれば、ハンバーグの項目にしても小生自身の記述のみにあらず、他の編集者さんあっての成果物なので、緩い小生の思惑は余り関係なかったかも…--夜飛 2007年1月28日 (日) 04:38 (UTC)[返信]


以下、あくまで私の私見です。
複数の人間が一箇所に集う場所では、人と人とのぶつかり合いを避けるための一定のルールが必要と考えます。
先に例のあったGFDLにしろ、FC2ブログの禁止行為にしろ、そのためのルールの一つです。
そしてそのルールが破られた場合、人と人との衝突により、何らかのトラブルが生じ得ます。
夜飛さんがご自身の文章を引用されることを楽しいとお思いになるのは、夜飛さんのご自由です。
しかし、ルールを無視した夜飛さんの文章の引用によりトラブルが生じ、夜飛さんご自身がそのトラブルに巻き込まれ、何らかの被害を被ったとしたら、どうお考えでしょうか。
--So-g 2007年1月29日 (月) 05:00 (UTC)[返信]