Wikipedia‐ノート:コメント依頼/Doooseven, Laughaded, Ragerraze

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論点1. 投票中心の活動姿勢は「目的外利用」か[編集]

Tottiさんが挙げて下さった論点4つのうち、1番目の一般論について、こちらのノートページ側につらつらと考えを述べます。また、Tottiさんが1月9日に「画像投票所の今後についても更新頻度・画像枚数の変更や、もっと言えば廃止も含めて検討したいところです」と追伸されており、これも勘案しての意見表明です。

画像投票について前々から思っていたのですが、百科事典を目的としたウィキペディアで、審美的な観点を中心とした画像投票を企画運営することにそもそも違和感があります。コモンズとは異なり、ウィキペディアでは記事文章が主体にあり、それを補足するために画像などの視覚効果を併用する位置づけになっていると私は理解しています。であれば、ウィキペディアにおける画像投票は、記事に埋め込まれた状態で評価するべきであり、評価基準は「画像挿入によって記事の魅力をどれだけアップできたか」にすべきではないでしょうか。仮にこれを「画像と記事のセット評価制」と呼んでおきます。

このように画像投票のミッションを変えれば、単に画像投票だけ行うアカウントというのは目的外利用だ、という帰結につながりやすいと思うのです。投票理由を問われたならば、画像によって記事のXXが分かりやすくなった、と具体的に説明できますので、投票攪乱なのか真面目なのかの判別もつきやすくなります。

裏を返せば、現行の審美的な基準での画像投票であれば、審美眼のある人が良き投票者だ、ということになり、特段の記事執筆歴があるかないかは関係なくなってしまいます。つまり現行制度だと、投票中心は目的外利用だとは糾弾するにはムリがあります。

「画像と記事のセット評価制」ですが、具体的なイメージを最後に補足しておきます。私は最近「レッドエッジ」という記事を新規立項しました。光学・植物学の専門用語であり、波長とか反射スペクトルとか小難しい話です。これだと一般読者は遠ざかってしまうので、良さそうな画像を選んできて、説明文を添えて挿入しました。何の変哲もない葉っぱの拡大写真、プリズムで七色に分光するアニメーション画像、波長の違いを説明した概念図などさまざまです。これらの画像ファイルがあることで、レッドエッジというお堅い記事は分かりやすくなり、親近感も増したと私は思っています。でも現行の画像投票制度では、どれも推薦されないでしょう。特に写真以外の、概念図などの描画ファイルは過小評価ではないでしょうか。皆さんはどう思われますでしょうか?--ProfessorPine会話2020年1月18日 (土) 16:39 (UTC)[返信]

返信 (ProfessorPineさん宛) 表のページも含めコメント頂きありがとうございます。
まず「審美的な観点を中心とした画像投票」と仰っていますが、Wikipedia:メインページ新着投票所#新しい画像投票所の定義文には「Template:新しい画像で紹介する、百科事典のコンテンツとしてふさわしい自作画像を選ぶための投票のルールです」としか書かれていないんですよね。月間新記事賞のように「理由は何でもかまいません」とまでは書かれていませんが、「百科事典のコンテンツに相応しい」のであれば投票理由は各自の裁量に任せられるようになっています。で、実際投票者も百科事典に相応しい、有用な画像かどうかをかなり重視しているきらいがあります。現在時点の画像投票所で一番上にある古墳の画像なんて、古墳という情報がなければただの薮や丘だと思うんですよねw にもかかわらず(過去の古墳の画像も含め)票が集まるのは、百科事典記事への有用性が評価されてのものだと思います。また「特に写真以外の、概念図などの描画ファイルは過小評価ではないでしょうか。」にも関わってくるのですが、Category:月間新記事賞今月の一枚を見ても、File:Sekigahara.pngは合戦の陣形図ですし、ファイル:Telmessus cheiragonus male01.jpgは写真を並べて尺を付け足したもの、ファイル:Sacrum - animation00.gifは骨の一を365°回転で示したCGアニメーションと、過去には百科事典に有用なものが評価されています。また違ったところですと、ファイル:Kyoto animation arson attack 1 20190721.jpgファイル:Yanba Dam 2019-10-20 3.jpgはニュース速報的な、まさにこの時でないと撮れないような写真であり、そういった貴重さも評価されやすい傾向にあります。もちろん各々の投票理由に「審美的な観点」が含まれているのは間違いないとは思うんですが、そこが中心の投票でないことはご理解ください。ちなみに私自身も記事での使い道があるかどうかというのは投票の基準に置いていますし、新着投票所で推薦・投票しようと思うような画像がどの記事にもリンクされていなかった場合は、まず記事で使えないか確認していますし、使えるようなら極力画像を貼るよう編集してます。ただメインページを飾るという都合上見栄えもそこそこ気にしており、他ユーザーと比べると美しさにやや比重を置いた投票傾向になっているかとは思います。古墳の画像に投票しないのは基本的にそれが理由ですね。
ですので「画像と記事のセット評価制」についての私の見解は「それは現投票でも既に各々のユーザーがしているはずだ」というものになります。
じゃあなぜ画像投票所の廃止も含めた制度変更の必要性を感じているかというと、一番の理由は候補画像のサルベージが困難になっていることです。画像のアップロードがCommonsへ行われるようになって以降、投票対象である「日本語版にその画像が既に貼られているか、コモンズでアップロードした利用者が日本語版に利用者ページを持っており、かつアップロードされてから1ヶ月以内の画像」を広く探すことは困難を極めます。Commonsが無かった頃やアップローダーが不便だった頃は日本語版ローカルに画像がアップされていたので、投票対象の画像ほぼ全て目を通すことが可能でした。しかし現在は大多数の画像がCommonsにアップされており、それが極めて困難になっています。現在画像投票所への推薦は自作画像を除き、私と663highlandさんあたりが、各々評価している写真家ユーザーの新作画像をチェックしてアップしているような状況です。そのため画像投稿者がずーっと偏ってしまっているんですよね。ProfessorPineさんご指摘の「でも現行の画像投票制度では、どれも推薦されないでしょう。特に写真以外の、概念図などの描画ファイルは過小評価ではないでしょうか。」というのもこれが原因で、推薦したくてもそういった画像を探す術が乏しいんですよ。優秀な図であれば、推薦されれば表は集まると思うんですけどね。一番良いのは日本語版の多くの画像投稿者に画像投票に興味を持っていただき自薦頂くこと、「秀逸な画像」とは違いさほど審美性や写真の専門知識は必要ないことを知って頂くことだと思っているのですが……投票対象を日本語版に関わらない画像にまで広げてしまうと「それCommonsでやればいいじゃん」ってなっちゃいますし……。
あと最後にProfessorPineさんに質問なのですが、「このように画像投票のミッションを変えれば、単に画像投票だけ行うアカウントというのは目的外利用だ、という帰結につながりやすいと思うのです。(中略)つまり現行制度だと、投票中心は目的外利用だとは糾弾するにはムリがあります。」と仰っていますが、つまりProfessorPineさんは新着記事の投票強化記事投票所の投票のみで活動するユーザーがいた場合、それらは目的外利用だとは思わないということでしょうか。私としては画像投票所に限らず投票専門ユーザーは目的外利用という考えで、そうしたコミュニティの合意への一歩として本依頼を提出したのですが(依頼文には「画像投票所中心の活動姿勢は「目的外利用」に当たらないか。」と書いてしまいましたが)。--totti会話2020年1月19日 (日) 03:42 (UTC)[返信]

Tottiさん、詳細例と事情のご説明ありがとうございます。たぶんTottiさんが予想していないであろう、変化球の返信を書こうと思っているのですが、利用者コメント依頼のノートページでこのまま議論を続けるのが良いのか、悩みます。なお、返信内容には、具体的な提案内容を含みます (良案なのか危険球なのかは保証しませんけど笑)。 --ProfessorPine会話2020年1月19日 (日) 10:29 (UTC)[返信]