Portal:化学/人物紹介/7

2008年

下村脩(1928年–2018年)は、生物学者(有機化学・海洋生物学)。理学博士(名古屋大学、1960年)。ボストン大学名誉教授、ウッズホール海洋生物学研究所特別上席研究員、名古屋大学特別教授。

有機化学・海洋生物学を専門とする生物学者、中でも生物発光研究の先駆者であり第一人者。 長崎大学、名古屋大学、プリンストン大学、ボストン大学、ウッズホール海洋生物学研究所などに在籍し、発光生物についての研究を継続。その中のひとつ、オワンクラゲの緑色蛍光タンパク質の発見は、その後医学研究用の重要なツールに発展して2008年のノーベル化学賞受賞に結びついた。