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Biovision Hierarchy

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

Biovision Hierarchy(またはBVHファイル)とは、モーションキャプチャー用のファイルフォーマット

概要

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BVHファイルは、かつて存在したモーションキャプチャー企業であるBiovision社が開発したファイルフォーマットで、多くの3DCGソフトウェアにおいてキャラクターに付けたアニメーションを保存する際の標準的な形式の一つとして使われている。

骨格(スケルトン)を階層構造で記述した「ヒエラルキー」部と、モーションを記述した「モーションデータ」部により構成されている。ファイル構造が単純な点も多くのソフトウェアでサポートされている理由である[1]

BVH形式のファイルを使用したソフトウェアの例

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  • Lightwave 3D
  • 3ds Max (version 9 or later)
  • Blender
  • BVHacker
  • Clara.io
  • Cobalt
  • Daz Studio
  • Esenthel Engine
  • Lifeforms
  • MakeHuman
  • Maya
  • Modo
  • Poser
  • Seamless3d Free open source modeller
  • Second Life / OpenSim
  • Avimator and its Qt port Qavimator
  • Maxon Cinema 4d
  • formZ
  • Milkshape 3D
  • Papervision 3D
  • OpenQwaq
  • Webots
  • Xsens

脚注

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  1. ^ Mocap, Robin (2022年5月26日). “Yoga 3d animation: practice with MocapRobin!” (英語). Bvh animations. 2023年3月6日閲覧。

関連項目

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  • FBX - これも3DCGソフトにおいてアニメを保存する際の標準的な形式の一つとして使われているが、Autodesk社が権利を持っている。