AN/PVS-5
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AN/PVS-5 | |
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形式 | パッシブ |
開発国 | アメリカ合衆国 |
運用史 | |
運用開始 | 1972年 – 現在[1] |
採用国 | アメリカ軍 |
戦争 |
ベトナム戦争 湾岸戦争 不朽の自由作戦 イラク戦争 |
製造史 | |
設計 | 1971年 |
製造 |
ITT インダストリーズ リットンインダストリーズ |
派生型 | AN/PVS-5, AN/PVS-5A, AN/PVS-5B, AN/PVS-5C |
光検出器 | |
世代 | 2 |
光電子増倍管 | MX-9916 |
電気光学的性能 | |
運用モード | パッシブ |
視界 | 40° |
識別距離 | 50m (Starlight) 150m (Moonlight) |
拡大機能 | 1× |
解像度 | >20 lp/mm |
物理諸元 | |
重量 | 850g |
寸法 (L×H×W) | 6.5" x 6.8" x 4.7" |
AN/PVS-5は航空と地上支援で使用される2管式暗視装置。現在の基準から見ると不十分な第二世代のイメージインテンシファイアを備える。アメリカ陸軍では今尚PVS-5を装備しているものの、実際に使用する機会は稀である。AN/PVS-5は1971年にアメリカ空軍に配備された第一世代の暗視装置であるSU-50を基に開発された。1972年から1990年までAN/PVS-5はアメリカ陸軍で航空用で主流だった。AN/PVS-5Cは高輝度の光で自動的に遮断するので飛行には使用されなかった。地上用でAN/PVS-5は改良型のAN/PVS-7が配備されるまで使用された。
現在の基準では視野角の狭い、低増幅度、地図が読めない、重いので飛行が困難であるなど、PVS-5は操縦士にとって安全性に問題がある。1982年にAN/PVS-5を置き換えるために航空用のAN/AVS-6 ANVISが試験され、1989年に置き換えられた。ANVISはアメリカ陸軍で最初に航空専用で使用するために設計された暗視装置だった。