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詹事(せんじ)は秦、前漢の官職名。皇后の家を掌る皇后詹事、皇太子の家を掌る太子詹事があった。官秩は二千石で丞がいた。宦官たちは詹事に属した。『続漢書』百官志によると詹事は宦官が就任した。
属官には太子率更、家令、僕、中盾、衛率、廚厩、中長秋、私府、永巷、倉、蔵、厩、祠祀、食官があった。
成帝鴻嘉3年に廃止され、職務は大長秋に併合された。
また皇太后の家を掌る長信詹事もあったが、景帝中6年に長信少府と改称された。