太田川 (静岡県)

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太田川
太田川 2006年11月22日撮影
森町睦実の森川橋から下流方の鉄道橋梁
水系 二級水系 太田川
種別 二級河川
延長 44 km
平均流量 -- m³/s
流域面積 474 km²
水源静岡県周智郡森町
水源の標高 -- m
河口・合流先 遠州灘磐田市福田)
流域 静岡県森町袋井市磐田市
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太田川(おおたがわ)は、静岡県西部を流れる二級河川

地理

静岡県周智郡森町北部に源を発し、磐田市袋井市を南流、遠州灘に流れ込んでいる。支流は、掛川市、袋井市などを流れている。

主な支流

上流には太田川ダム(かわせみ湖)がある。 地元で吉川と呼ばれている上流部は太田川が正式名称。

東海地震の痕跡

産業技術総合研究所が、2019年に太田川低地(河口から約3km上流)の津波堆積物調査から、7世紀末と9世紀末の東海地震の発生を確認したと発表した。 工事で露出した砂層から、ガーネット(柘榴石)が発見された。 ガーネットは静岡県西部の海岸の砂に含まれているが、太田川の流域には無い。 津波堆積物の分布と、過去の海岸線の位置から考えると、ガーネットは海岸から2km以上内陸に運ばれてきた事になる。 高潮ではなく津波が発生した可能性が高いと分かった。[1]

関連項目

脚注

  1. ^ 日本経済新聞 2021年2月16日朝刊