保釈保証業者
保釈保証業者(ほしゃくほしょうぎょうしゃ、Bail Bondsman)とは、逮捕された被疑者の保釈金を立て替える業者である。
保釈保証業者は保釈金を肩代わりする際に被疑者からいくらかの手数料を受けとり、これが保釈保証業者にとっての利益となる。基本的に保釈金は被疑者が指定された期日に裁判所に出頭し、裁判を受ければ返還されるが、もし被疑者が保釈期間中に逃亡し、裁判を受けなかった場合には、保釈金は返還されない。
保釈金が返還されないと保釈保証業者側は大変な損害を被るため、逃亡した被疑者を探し出して何としてでも裁判を受けさせようとする。アメリカでは州により許可制で取立てなどが認められ、被疑者との対峙する危険を担う代わりに逮捕権・銃の携行許可などの権限がある。実際の活動は、身分証・身分章(バッジ)を交付された担当者のbail agentが、拘引令状を取って行っている。[要出典]