マシジミ
マシジミ | |||||||||||||||||||||
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マシジミ Corbicula leana
三重県四日市市 | |||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Corbicula leana (Prime, 1864) | |||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||
マシジミ | |||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||
Asian clam |
マシジミ(真蜆、英: Asian clam、学名: Corbicula leana)は、淡水にすむシジミ科の二枚貝である。河川の中流域から上流域にかけての砂礫底に生息する。湖沼でも見られるが、砂泥底を好み、泥底ではあまり見られない。
要覧
殻は30~35mm、時には40mmを超えるものも見られる。殻の表面は若いうちは黄褐色、成長につれて黒味がかり、緑色、黒色と変化していくが、生息場所の影響を強く受ける。成長につれて規則的な同心円状の凹凸がある。殻の内側は紫色をしている。 雌雄同体で卵胎生である。タイワンシジミに似ているが、殻の縁部分「内側」がタイワンシジミと異なり、淡い色となっている[1]。
現状
元々日本には本種がいたるところに存在したが、外来シジミの輸入激増、またそれらの砂抜き後の排水を水路に流したことにより、外来シジミが各地に激増し、社会問題となっている。最近では本種に酷似する外観の外来シジミ(タイワンシジミなど)が各地に大量繁殖し、マシジミの数を減らしている。
食品としての利用
日本で広く食用にされているシジミは、汽水域に生息するヤマトシジミだが、このマシジミも同様に食用となり、黄疸に効くとされている[2]。但し、生息密度が低いため、琵琶湖産のセタシジミに偶然混ざっている程度であり、ほとんど市場に出回らない。
脚注
関連項目
-
大きな個体
三重県いなべ市 -
生息地の用水路で
川底を引っかいたところ
三重県四日市市
外部リンク
- Corbicula leana (環境省絶滅危惧種情報 by 生物多様性情報システム J-IBIS)