キャンベル島
衛星写真 | |
名の由来 | ロバート・キャンベル |
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地理 | |
場所 | 南極海 |
座標 | 南緯52度32分24秒 東経169度8分42秒 / 南緯52.54000度 東経169.14500度 |
諸島 | キャンベル諸島 |
面積 | 112.68 km2 (43.51 sq mi) |
最高標高 | 569 m (1867 ft) |
行政 | |
人口統計 | |
人口 | 0 |
キャンベル島(キャンベルとう、Campbell Island)とは、ニュージーランド領の島。ニュージーランドの中でも最南部に位置している。
概要
南緯52度32分、東経169度9分に位置し、面積は115km2。
1810年、アザラシ狩猟者のフレデリック・ハッセルボロウによって発見され、以後アザラシ狩猟の拠点となった。そのため、島のアザラシはほぼ絶滅してしまった。
第二次大戦中には、島中央部の天然港(Perseverance Harbour)にコースト・ウォッチャーズが配置され、戦後は気象観測基地が置かれた(1995年無人化)。
1954年、自然保護区に指定されたが、すでに移入されたウシやヒツジが野生化して植生を破壊し、さらにドブネズミが繁殖して海鳥のヒナなどを襲う状況が続いていた。 1970~1980年代、これら野生化した家畜の絶滅作戦が進められ、1992年に最終的な絶滅が確認された。ネズミについても世界最大規模の根絶作戦が施行され、2001年に撲滅が完了した。 現在はアホウドリなどの海鳥やアシカ、ミナミセミクジラなどの重要な生息地の一つとなり、ニュージーランドの亜南極諸島の一部として世界遺産に登録されている。