エリーアス・フリース

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。DDR (会話 | 投稿記録) による 2019年3月6日 (水) 02:36個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

エリーアス・フリースの肖像画

エリーアス・マグヌス・フリース(Elias Magnus Fries,1794年8月15日 - 1878年2月8日)はスウェーデン菌類及び植物学学者

略歴

スモーランド地方のFemsjö(現在のハッランド県ヒュルテ市近郊)生まれた。1811年ルンド大学入学。1824年にルンド大学で植物学の教授に就任した。1834年からウプサラ大学の教授を務めた。1847年からはスウェーデン・アカデミーの終身会員となった。

彼は現代キノコ分類学の父と称されている。彼のキノコ分類はゲーテ等のドイツロマン主義に影響を受けており、胞子の色やひだ管孔等の主要な特徴によるものである。

彼が亡くなったとき、タイムズは「彼の大変多くの業績、特に菌類と地衣類についてはリンネに匹敵する」と書いている。(1878年2月21日発行、6ページ)

息子のテオドール・マグヌス・フリースも植物学及び菌類学者になった。

著書の図版

ウィキメディア・コモンズには、エリーアス・フリースに関するカテゴリがあります。 ウィキスピーシーズには、エリーアス・フリースに関する情報があります。