エネルゲイア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Hanashobu (会話 | 投稿記録) による 2018年8月10日 (金) 14:02個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎エネルゲイア)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

エネルゲイアとは、アリストテレスによって提唱された哲学用語現実態と訳される事もある。

可能的なものが発展する以前の段階であるデュナミスが、可能性を実現させた段階をエネルゲイアとアリストテレスは呼んだ。例えば種子を例とすれば、まだ成長していない種子はデュナミスであり、その種子が花となった段階はエネルゲイアということである。さらに可能性を完全に実現して、その目的に至っている状態のことをエンテレケイアと呼んだ。

エネルゲイア