水町浩
基本情報 | |
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本名 | 水町 浩(みずまち ひろし) |
階級 | ウェルター級(WMAF) |
身長 | 173cm |
国籍 | 日本 |
誕生日 | 1980年2月16日(44歳) |
出身地 | 長崎県 |
スタイル |
フルコンタクト空手 キックボクシング |
水町 浩(みずまち ひろし、1980年2月16日 - )は、日本の男性キックボクサー。長崎県出身。士魂村上塾所属。
マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟第4代スーパーライト級、第17代ウェルター級、初代WMAF世界ウェルター級王者。第3代RISEライト級王者。
来歴
[編集]プロデビュー
[編集]佐世保実業高等学校を卒業。1999年1月31日、マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟でプロデビュー。
2002年9月28日、山木ジム&東金ジム主催「SPIRIT」のMA日本ライト級王者決定戦に出場。水町は2位にランクされており、木村允(同級1位)と対戦。5R判定2-0で破れ、王座獲得にはいたらなかった。点差は1点・2点と僅差だった。
2003年11月、木村允に押し気味の判定ドロー。試合後に判定結果でかなり揉めた1戦。
2004年1月18日、MA日本主催「SUPREME-1 〜最高のキック〜」のMA日本ライト級タイトルマッチに出場。水町は同級1位にランクされており、木村充(王者)の持つ王座に挑戦した。前回の判定結果で揉めたため急遽組まれた1戦だったが、水町は5R判定3-0で敗れ、木村は3度目の防衛に成功した。ジャッジの採点では4点差が2人、6点差が1人と大差をつけられる敗北だった。
日本王座獲得
[編集]2004年11月21日、「SUPREME-7 CHAMPION CARNIVAL 7階級タイトルマッチ」のMA日本スーパーライト級タイトルマッチで井上哲(王者)と対戦。5R判定0-3で勝利し王座を獲得。同月30日に出身校である佐世保実業高等学校に来校し、校長室でチャンピオンベルトを持って王座獲得を報告。
2005年7月16日、新撰組プロモーションが主催する「新・格闘技の祭典2005」のショーダウンマッチ(67kg契約、3分3R/延長2分2R)に出場。ミルチャ・サボウ(ルーマニア)を2R0:22KOで下す。
2005年8月14日、MA日本ウェルター級王座次期挑戦者決定戦で丸山元樹と対戦し、2RKO勝ちを収め王者・白須康仁への挑戦権を獲得した。挑戦権獲得に伴い、スーパーライト級王座を返上した[1]。
日本王座2階級制覇
[編集]2005年11月6日、東京のディファ有明で行われた「DETERMINATION(決心)9th 〜CHAMPION CARNIVAL MA日本6階級タイトルマッチ〜」のMA日本ウェルター級暫定王者決定戦で山崎通明(同級3位)と対戦。この時、水町は同級1位にランクされていた。試合は水町が顔面への跳び膝蹴りで1R1:43KO勝ちし、暫定王者になった。試合後、山崎は立ち上がれず担架で運ばれた。
2006年3月4日、MA日本主催興行の中で行われた2005年度連盟表彰で、技能賞を受賞。
2006年4月29日、MA日本主催「SURPRISING-3rd」のMA日本ウェルター級王座統一戦に出場。白須康仁(王者)と対戦し、3Rに右フックでダウンを奪われ5R0-3の判定負けを喫し、王座から陥落する。
2007年4月6日、MA日本主催「BREAKDOWN 3 〜打破〜」の交流戦ウェルター級3分3Rショーダウンマッチ1に出場。NJKFのKEN(NJKF同級3位)と対戦。3R1:50KOで勝利する。
3度目の日本王座獲得
[編集]2007年6月10日に東京の後楽園ホールで行われた、MA日本主催「BREAKDOWN(打破)5 〜新東金ジム29周年記念 戦場の狼3〜」のMA日本ウェルター級王者決定戦で笹谷淳(同級2位)と対戦。この時も、水町は1位にランクされていた。1R終了間際に笹谷の肘打ちで左目尻をカットし、2Rは左ハイキックで一瞬体がふらつく場面も見られた。しかし、直後に跳び膝蹴りからのパンチの連打で最初のダウンを奪うと、さらに跳び膝で2度目のダウンを奪った。笹谷は立ち上がったが、直後にセコンドがタオルを投入し、水町の2R2:18TKO勝ちとなった。この試合で日本2階級制覇に成功した。試合後の勝利者インタビューでは、K-1参戦をアピールした。
2007年9月9日に、東京ディファ有明で開催された「第27回士道館杯争奪ストロングオープントーナメント全日本空手道選手権大会」に出場。フルコンタクト空手軽中量級(70kg以下)で優勝した。
世界王座獲得
[編集]2007年9月29日に、10月21日に東京のディファ有明で開催されるMAキック主催「BREAKDOWN-7 〜打破〜」のメインイベントで行われる予定だったWMAF世界ウェルター級初代王者決定戦の延期が発表された。水町はこの試合で、喜入衆(J-NETWORKスーパーライト級王者)と対戦する予定だったが、水町の左拳骨折のため延期になった。
2008年4月29日、「BREAK THROUGH-3 〜突破口〜」のWMAF世界ウェルター級初代王者決定戦(3分5R/延長1R)で喜入衆(前J-NETWORKスーパーライト級王者)と対戦。5R判定2-1で勝利し、初代世界ウェルター級王者となった。点差が1点という薄氷の勝利だった。世界タイトルを取ったことで、日本タイトルは返上した[2]。
2009年2月15日、「BREAK THROUGH-9 〜突破口〜」のWMAF世界ウェルター級タイトルマッチで北山高与志と対戦し、判定負け。王座から陥落した。
2010年5月30日、WMAF世界ウェルター級王座決定戦で一貴と対戦し、TKO負けで王座返り咲きならず[3]。
戦績
[編集]キックボクシング 戦績 | ||||||
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53 試合 | (T)KO | 判定 | その他 | 引き分け | 無効試合 | |
29 勝 | 12 | 0 | 5 | 0 | ||
19 敗 | 3 | 9 | 0 |
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
× | 田中秀和 | 3R終了 判定0-2 | マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟「BREAK-8 〜士道館新春興行〜」 | 2011年1月15日 |
× | 一貴 | 2R 1:23 TKO(ドクターストップ:左目尻カット) | マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟 「BREAK-2 〜WMAF世界フェザー級タイトルマッチ&ウェルター級王座決定戦〜」 【WMAF世界ウェルター級王座決定戦】 |
2010年5月30日 |
× | 為房厚志 | 2R 0:54 KO(3ノックダウン) | マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟「BREAK THROUGH-13 〜突破口〜」 【WBCムエタイルール統一王座決定戦 ウェルター級 準決勝】 |
2009年10月18日 |
× | 北山高与志 | 5R終了 判定0-3 | マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟 「2009士道館新春興行 BREAK THROUGH-9 〜添野道場40周年記念大会〜」 【WMAF世界ウェルター級タイトルマッチ】 |
2009年2月15日 |
○ | 北山高与志 | 3R+延長R終了 判定2-1 | マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟 「BREAK THROUGH-7 〜CHAMPION CARNIVAL〜 MA日本キック連盟4階級タイトルマッチ」 |
2008年10月19日 |
○ | 喜入衆 | 5R終了 判定2-1 | マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟「BREAK THROUGH-3 〜突破口〜」 【WMAF世界ウェルター級王座決定戦】 |
2008年4月29日 |
○ | 笹谷淳 | 2R 2:18 TKO(タオル投入) | マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟 「BREAKDOWN(打破)5 〜新東金ジム29周年記念 戦場の狼3」 【MA日本ウェルター級王者決定戦】 |
2007年6月10日 |
○ | KEN | 3R 1:50 KO(3ダウン:ボディへの左前蹴り) | マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟「BREAK DOWN 3 〜打破〜」 | 2007年4月6日 |
× | 川端健司 | 3R+延長R終了 判定0-3 | R.I.S.E. DEAD or ALIVE TOURNAMENT '06 【1回戦】 |
2006年12月17日 |
○ | 笹谷淳 | 1R 2:10 KO(右膝蹴り) | マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟 「SURPRISING 6 〜東金ジム28周年記念 戦場の狼2〜」 |
2006年8月6日 |
× | 白須康仁 | 5R終了 判定0-3 | マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟「SURPRISING 3rd」 【MA日本ウェルター級王座統一戦】 |
2006年4月29日 |
× | 尾崎圭司 | 2R 1:23 KO(3ノックダウン:上段後ろ回し蹴り) | R.I.S.E. DEAD or ALIVE TOURNAMENT '05 | 2005年12月18日 |
○ | 山崎通明 | 1R 1:43 KO(右跳び膝蹴り) | マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟 「DETERMINATION(決心)9th 〜CHAMPION CARNIVAL MA日本6階級タイトルマッチ〜」 【MA日本ウェルター級暫定王座決定戦】 |
2005年11月6日 |
○ | 丸山元樹 | 2R 1:09 KO(3ダウン:膝蹴り) | マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟 「DETERMINATION(決心)7th 〜梶原一騎19回忌追悼記念 第8回梶原一騎杯 キックガッツ2005〜」 【MA日本ウェルター級王座次期挑戦者決定戦】 |
2005年8月14日 |
○ | ミルチャ・サボウ | 2R 0:22 KO | 新・格闘技の祭典2005【キックボクシングルール】 | 2005年7月16日 |
○ | 森本達也 | 判定3-0 | BRAVE CORE III | 2005年5月29日 |
○ | 井上哲 | 5R終了 判定3-0 | マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟 「SUPREME-7 CHAMPION CARNIVAL 〜7階級タイトルマッチ〜」 【MA日本スーパーライト級タイトルマッチ】 |
2004年11月21日 |
× | 木村充 | 5R終了 判定0-3 | マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟「SUPREME-1 〜最高のキック〜」 【MA日本ライト級タイトルマッチ】 |
2004年1月18日 |
△ | 木村允 | 5R終了 判定1-0 | マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟「FINAL EXPLOSION 〜全階級タイトルマッチ〜」 【MA日本ライト級タイトルマッチ】 |
2003年11月24日 |
○ | 小石川勝 | 5R終了 判定3-0 | マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟「EXPLOSION-3 〜挑戦者決定戦最終章〜」 【MAライト級王座挑戦者決定戦】 |
2003年9月14日 |
○ | ロマノフ・デニス | 5R終了 判定3-0 | 新・格闘技の祭典【キックボクシングルール】 | 2003年7月13日 |
× | 中村玄志 | 5R終了 判定0-3 | マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟「EXPLOSION-1」 | 2003年1月25日 |
× | 木村充 | 5R終了 判定0-2 | マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟「SPIRIT」 【MA日本ライト級王座決定戦】 |
2002年9月28日 |
○ | 泉雄策 | 5R終了 判定3-0 | マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟 「SHIMOKITA GROUND ZERO PT2」 |
2002年5月26日 |
△ | 山崎通明 | 5R終了 判定1-0 | マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟「新春正月興行」 | 2002年1月18日 |
○ | 手塚豊 | 判定3-0 | KAKIDAMISHI 2 | 2001年12月16日 |
× | 笹羅崇裕 | 5R終了 判定0-3 | マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟「『闘い続ける男たち』パート2」 | 2001年6月15日 |
△ | 木村充 | 5R終了 判定0-0 | マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟「MILLENNIUM CHAMPION CARNIVAL」 | 2000年10月6日 |
○ | 竹村亮 | 3R終了 判定3-0 | マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟「COMBAT-2000 王道」 | 2000年7月20日 |
○ | 田辺克弥 | 2分3R終了 判定3-0 | マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟 「戦国シリーズ仁義なき闘いパート3 Millennium Battle 2000」 |
2000年1月30日 |
○ | 篠原肇 | 2分3R終了 判定 | マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟「マーシャルアーツスピリット」 | 1999年11月26日 |
× | 木村充 | 3R終了 判定0-3 | マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟 「SET FIRE II 〜キックに火をつけろ!〜」 |
1999年9月25日 |
△ | 井上展利 | 2分3R終了 判定1-0 | マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟 「添野道場30周年記念大会 仁義なき闘いパート2」 |
1999年6月18日 |
○ | 山田正和 | 2R 3:00 KO | マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟「最強を求めて」 | 1999年4月24日 |
○ | 大里直樹 | 3R TKO | マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟 | 1999年1月31日 |
獲得タイトル
[編集]- アマチュア
- プロ
- 第4代マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟スーパーライト級王座(0度防衛)
- 第17代マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟ウェルター級暫定王座(0度防衛)
- 第18代マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟ウェルター級王座(0度防衛)
- 初代WMAF世界ウェルター級王座(0度防衛)
- 第3代RISEライト級王座(0度防衛)
受賞歴
[編集]- 2005年度技能賞(MA日本、2006年3月4日)
脚注
[編集]- ^ [MAキック] 8.14 後楽園:フライ級・森田と高橋が激闘 BoutReview 2005年8月14日
- ^ 【MA日本キック】9月度ランキングを発表。駿太、水町浩が日本タイトルを返上 格闘技ウェブマガジンGBR 2008年8月20日
- ^ 【MA日本キック】駿太が世界王座防衛に成功、7・31新日本の蘇我英樹と一騎打ち決定! 格闘技ウェブマガジンGBR 2010年5月30日
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 水町浩〜QUEST〜(本人のブログ、2009年6月1日から)
- 水町浩のぼちぼちボヤキ(本人のブログ、2009年6月1日まで)
- 士魂村上塾 村上竜司公式サイト選手紹介(本人所属のジム内での紹介)
前王者 井上哲 |
第4代マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟スーパーライト級王者 2004年11月21日 - 1999年9月17日 |
次王者 山崎通明 |
前王者 白須康仁 |
第17代マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟ウェルター級暫定王者 2005年11月6日 - 2006年4月29日 |
次王者 白須康仁 |
前王者 白須康仁 |
第18代マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟ウェルター級王者 2007年6月10日 - 2008年 |
次王者 N/A |
前王者 WMAFは1998年に設立 |
初代WMAF世界ウェルター級王者 2008年4月29日 - 2009年2月15日 |
次王者 北山高与志 |
空位 前タイトル保持者 イ・ソンヒョン |
第3代RISEライト級王者 2015年11月8日- 2016年7月30日 |
次王者 不可思 |