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髙橋篤史 (数学者)

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髙橋 篤史[注釈 1](たかはし あつし、1975年[4] - )は、日本の数学者大阪大学大学院理学研究科数学専攻教授[5]。専門は複素幾何学[4]数理物理学[4]

経歴

1998年、京都大学大学院理学研究科数学・数理解析専攻修士課程修了[4]。2000年より京都大学数理解析研究所助手[1]。2004年、京都大学より博士(理学)の学位を取得[4]

2007年より大阪大学大学院理学研究科・理学部准教授となり[1]、2014年に同教授[1]

「特異点理論におけるミラー対称性の研究」により、2010年には日本数学会賞建部賢弘特別賞[注釈 2]、2012年には「科学技術分野の文部科学大臣表彰若手科学者賞」を受賞。

著書

  • 『弦理論の代数的基礎 : 環・加群・圏から位相的弦理論, ミラー対称性へ』(サイエンス社、臨時別冊・数理科学 SGCライブラリ89、2021年)
  • 『原始形式・ミラー対称性入門』(岩波書店、2021年)

脚注

注釈

  1. ^ 科研費サイト[1]やCiNii[2]などでは「高橋」表記も見られるが、大阪大学のサイト[3]や著作[4]などでは本来表記は「髙橋」(はしご高)である。
  2. ^ 「若くして優れた業績をあげられた人の顕彰」のために設けられた賞[6]

出典

  1. ^ a b c d 高橋 篤史”. KAKEN 研究者をさがす. 科学研究費. 2022年3月11日閲覧。
  2. ^ 高橋, 篤史 タカハシ, アツシ”. CiNii 大学図書館の本をさがす. 2022年3月25日閲覧。
  3. ^ 髙橋 篤史”. 大阪大学. 2022年3月11日閲覧。
  4. ^ a b c d e f 岩波数学叢書 原始形式・ミラー対称性入門”. 岩波書店. 2022年3月11日閲覧。
  5. ^ 髙橋 篤史”. research map. 2022年3月11日閲覧。
  6. ^ 建部賢弘賞”. 日本数学会. 2022年3月11日閲覧。

外部リンク