塚原ダム
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塚原ダム | |
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所在地 | 宮崎県東臼杵郡諸塚村 |
位置 | |
河川 | 耳川水系 耳川 |
ダム諸元 | |
ダム型式 | 重力式コンクリートダム |
堤高 | 87m m |
堤頂長 | 215m m |
総貯水容量 | 34,326,000㎡ m3 |
着手年 / 竣工年 | 1931年 / 1938年 |
塚原ダム(つかばるダム)は、宮崎県東臼杵郡諸塚村に建設された重力式コンクリートダム。
概要
[編集]1931年着工、1938年完成。第二次世界大戦前に作られた日本のダムではもっとも高く[1]、日本初の近代的な機械化施工で造られた。コンクリート打設は当時最新式のバイブレーターを採用し、硬化時の発熱量を低減する中庸熱セメントの使用などコンクリートの品質向上や施工の合理化が図られた。ダムの天端などに凹凸高欄を施しており、西洋の城壁や万里の長城を意識したともいわれる[1][2]。
文化庁の登録有形文化財、経済産業省の近代化産業遺産に選ばれている。
ダムの右岸には、建設中の殉職者44名を慰める慰霊碑が建立されている。慰霊碑を手掛けたのは、大分県臼杵市出身の彫刻家日名子実三である。
脚注
[編集]- ^ a b 塚原ダム [宮崎県](つかばる)ダム便覧
- ^ 塚原ダム ( つかばるだむ )宮崎県 教育委員会 文化財課