ペーシュ・カショーロ
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ペイシェ・カショーロ(ペーシ•カショーホ) | ||||||||||||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Hydrolycus scomberoides Cuvier,1819 |
ペイシェ・カショーロ(学名:Hydrolycus scomberoides)はカラシン目キノドン科に属する熱帯魚。payaraとも呼ばれる。食用とされる他、ゲームフィッシングの対象魚やアクアリウムにおいて飼育される。
特徴
大型のカラシンで、最大1mに達する。頭をやや下に向けた体勢で川の中層に占位、静止し、通りかかった小魚を待ち伏せて口に入る大きさの獲物を捕食する。犬魚(ペイシェ=魚、カショーロ=犬)という名前の由来となった、下顎から生える二本の長い牙が特徴であり、折れたり、抜けたりしてもすぐ生え変わる。長い牙を収めるために、上顎には穴が空いている。また、ペイシェ・カショーロを代表魚とするキノドン科の由来も同様である。
分布
近縁種
- レッドフィンペイシェ・カショーロ
- 学名:Hydrolycus armatus (Jardine, 1841)
- 名前のとおり、ひれを含めた全身が赤茶色になるのが特徴。scomberoides種に比べると尾びれの先端が尖っている。
- ドラド・カショーロ
- 学名:Rhaphiodon vulpinus (Agassiz, 1829)
- 前述の二種とは別属のカショーロ。体表はタチウオのような強い金属的な光沢を帯びる。