コンテンツにスキップ

圓珠院 (浅口市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。KAMUI (会話 | 投稿記録) による 2023年3月12日 (日) 03:24個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (改名提案テンプレート除去。)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

圓珠院
所在地 岡山県浅口市鴨方町六条院西890
位置 北緯34度30分05.8秒 東経133度34分40.7秒 / 北緯34.501611度 東経133.577972度 / 34.501611; 133.577972座標: 北緯34度30分05.8秒 東経133度34分40.7秒 / 北緯34.501611度 東経133.577972度 / 34.501611; 133.577972
山号 桜見山
宗派 天台宗
創建年 承和14年(847年
開山 伝・慈覚大師
法人番号 1260005005050 ウィキデータを編集
テンプレートを表示

圓珠院(えんじゅいん・円珠院の表記もあり)は、岡山県浅口市鴨方町六条院西にある天台宗の仏教寺院。山号は桜見山(おうみさん)。人魚のミイラと伝わるものがある。

概要

承和14年(847年)に唐から帰国した慈覚大師(円仁)が開いたと伝えられている。

人魚のミイラ

ミイラは圓珠院に所蔵されており、上半身が人に近い哺乳類・下半身に魚のひれ・鱗の特徴があることから人魚と伝わっていました。ミイラの年代は元文年間とされ、体長は約30㎝[1]倉敷芸術科学大学倉敷市立自然史博物館・岡山民俗学会理事・木下浩と圓珠院が合同で科学的に解析するプロジェクトを立ち上げ、2022年2月から分析。2023年2月8日のプロジェクトの代表を務める加藤敬史教授が会見を開き、人魚のミイラはサルの上半身とニベ科の魚を組み合わせた造形物であると結論付けた[2]

脚注

  1. ^ 「寺に眠る “人魚のミイラ” 解明プロジェクト ついに最先端技術が謎を解き明かした その正体は?調査結果を最終報告【岡山】」【TBS】2023年2月9日付
  2. ^ 「浅口・圓珠院の“人魚ミイラ” 研究グループ調査「見せ物か」」【NHK】2023年2月8日付