電子頭脳
表示
電子頭脳(でんしずのう)
- 電子制御による自動機器で、その中心となる電子計算機[1]。ディジタルコンピューターは、人間の脳が行うような計算を電子的に行うので、登場当初(1940年代 - 1960年代)は電子頭脳とも呼ばれた[2]。→ 電子計算機、コンピュータ
- 20世紀に " コンピュータがいつか将来的に実現するだろう"と空想されていて、当時のSFなどにも登場した、人間のように反応する電子装置(やその空想上の機能) →現在でいう人工知能を実装したような何らかの装置、コンピュータ。→人工知能、コンピュータ
関連項目
- 陽電子頭脳(positronic brain) - アイザック・アシモフが作り出した < 陽電子 + 頭脳 > という構成の用語で、アシモフの作品中でロボットの頭脳として機能するコンピュータという設定で登場する。
- 「電子頭脳」という用語で呼ばれる " 何か " が設定中で登場するフィクション :
- メトロポリス (1927年の映画)(ドイツ映画、SF映画の初期のもの)
- おかしなおかしな星の国(1968年の短編アニメーション) - 「電子頭脳」を搭載し人の言葉を話すことも出来るサイボーグ犬グッドなるものが登場する。
- 人造人間キカイダー (漫画)(1972年 - )およびその特撮テレビ番組『人造人間キカイダー』 - どちらも作中で「電子頭脳」という用語が頻出する。
- ジェッターマルス(アニメ、1977年 - )
- スター・ウォーズシリーズ(ハリウッド映画、1977年 - )- C-3POやR2-D2は「電子頭脳」で動いているという設定。