コンテンツにスキップ

量子消しゴム実験

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Clocktower2022 (会話 | 投稿記録) による 2022年9月7日 (水) 02:20個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (Motodaiさんの指示です)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

量子消しゴム実験(りょうしけしゴムじっけん)とは、量子力学の原理を体感するための実験手法。ただし、この実験自体の原理には量子力学は関係なく、古典力学で説明できる。

方法

シャープペンシルの芯や針金にレーザー光を当て、この光をスクリーンに当てると干渉縞ができる。ここで芯(針金)の両側に偏光板を張り、光の振動方向が干渉しないようにすると、干渉縞が消える。ところが、その後ろに45°傾けた偏光板を置くと、経路情報が消去され、干渉縞が再び現れる[1][2]

脚注

  1. ^ 東京大学. “量子消しゴム実験”. 2022年9月3日閲覧。
  2. ^ R. ヒルマー P. クワイアット(イリノイ大学). “やってみよう!“量子消しゴム”実験”. 日経サイエンス. 2022年9月3日閲覧。