ヒゲウズラ
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ヒゲウズラ | |||||||||||||||||||||||||||
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保全状況評価[1] | |||||||||||||||||||||||||||
VULNERABLE (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) | |||||||||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Dendrortyx barbatus Gould, 1846[1] | |||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||
ヒゲウズラ[3][4][5] | |||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||
Bearded tree-quaile[1][5] Bearded wood-partridge[5] Bearded wood partridge[1][4] |
ヒゲウズラ (Dendrortyx barbatus) は、鳥綱キジ目ハウズラ科ヒゲウズラ属に分類される鳥類。
分布
メキシコ(ベラクルス州)[4][5]。近年は他の州でも分布が確認されており、より広域に分布することが示唆されている[1]。
形態
全長22 - 32センチメートル[5]。翼長15.8センチメートル[3]。頭部から背は褐色で、白や黒の斑紋が入る[5]。嘴基部から頸部側面にかけて淡灰色の筋模様(顎線)が入り、髭のように見えることがに和名や英名(bearded)の由来となっている[5]。種小名barbatusは「髭のある」の意。胸部から腹部は、褐色や赤褐色[5]。
眼の周囲には羽毛がなく、橙色の皮膚が裸出する[5]。嘴や後肢は赤橙色[4][5]。
生態
標高900 - 3,100メートルにあるマツ類やカシ類からなる暗い森林に生息し、二次林・農耕地などにも生息する[1]。
飼育下での観察例から、2 - 4月に産卵すると考えられている[1]。4 - 8(主に6個)の卵を産む[1]。卵は28 - 32日で孵化する[1]。
人間との関係
都市開発や農地開発・観光開発・道路建設・森林伐採・放牧などによる生息地の破壊および分断化、狩猟などにより生息数は減少している[1]。
出典
- ^ a b c d e f g h i j BirdLife International. 2016. Dendrortyx barbatus. The IUCN Red List of Threatened Species 2016: e.T22679576A92819853. doi:10.2305/IUCN.UK.2016-3.RLTS.T22679576A92819853.en. Downloaded on 07 October 2020.
- ^ 山崎剛史・亀谷辰朗 「鳥類の目と科の新しい和名(1) 非スズメ目・イワサザイ類・亜鳴禽類」『山階鳥類学雑誌』50巻 2号、山階鳥類研究所、2019年、141 - 151頁。
- ^ a b 伊東員義・小宮輝之 「キジ目資料集」『世界の動物 分類と飼育10-I (キジ目)』黒田長久・森岡弘之監修、東京動物園協会、1987年、163-178頁。
- ^ a b c d 黒田長久・小宮輝之 「ハウズラ亜科の分類」『世界の動物 分類と飼育10-I (キジ目)』黒田長久・森岡弘之監修、東京動物園協会、1987年、56 - 65頁。
- ^ a b c d e f g h i j 松田道生 「ヒゲウズラ」『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ3 中央・南アメリカ』小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著、講談社、2001年、189頁。