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ローレンス男爵

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ローレンス男爵

紋章記述

Arms:Ermine on a Cross Raguly Gules an Eastern Crown Or on a Chief Azure two Swords in saltire proper pommelled and hilted Gold between as many Leopards' Faces Argent Crest:Out of an Eastern Crown Or a Cubit Arm entwined by a Wreath of Laurel and holding a Dagger all proper Supporters:Dexter: an Officer of the Guide Cavalry (Irregulars) of the Pathan tribe in the Province of Peshawar habited and accoutred proper; Sinister: an Officer of the Sikh Irregular Cavalry also habited and accoutred proper
創設時期1869年4月3日
創設者ヴィクトリア
貴族連合王国貴族
準男爵(陸軍の)準男爵
初代初代男爵ジョン・ローレンス
現所有者5代男爵デイヴィッド・ローレンス
相続人なし
推定相続人なし
現況存続
モットー備えよ
(Be ready.)

ローレンス男爵(ローレンスだんしゃく、英語: Baron Lawrence)は、連合王国貴族男爵位。

インド総督を務めたジョン・ローレンス1869年に叙されたのに始まる。

歴史

インド総督を務めた初代男爵ジョン・ローレンス

イギリス植民地インドの行政官であるジョン・ローレンス(1811–1879)は、インド大反乱の鎮圧の戦功でイギリス中央政府からの評価を上げ、1858年8月16日に連合王国称号の(陸軍の)準男爵(Baronet, of The Army)に叙せられた[1][2][3]1864年から1869年にかけてインド総督を務め、在任中、ブータンを保護国としている[4]。インド総督退任後の1869年4月3日に連合王国貴族サウサンプトン州におけるグレートリーおよびパンジャブのローレンス男爵(Baron Lawrence, of the Punjaub and of Grateley in the County of Southampton)に叙せられた[2][3]

以降息子から息子への直系で現当主の5代男爵デイヴィッド・ローレンス(1937-)まで継承されているが、彼には子供がなく、他に継承資格者もいない状況である[3]


男爵家の紋章に刻まれるモットーは『備えよ(Be Ready)[3]

ローレンス男爵 (1869年)

脚注

出典

  1. ^ 浜渦哲雄 1999, p. 116-118.
  2. ^ a b Lundy, Darryl. “John Laird Mair Lawrence, 1st Baron Lawrence of the Punjaub and of Grately” (英語). thepeerage.com. 2016年2月20日閲覧。
  3. ^ a b c d Heraldic Media Limited. “Lawrence, Baron (UK, 1869)” (英語). Cracroft's Peerage The Complete Guide to the British Peerage & Baronetage. 2016年2月20日閲覧。
  4. ^ 浜渦哲雄 1999, p. 228.

参考文献

  • 浜渦哲雄『大英帝国インド総督列伝 イギリスはいかにインドを統治したか』中央公論新社、1999年(平成11年)。ISBN 978-4120029370