井上貞蔵
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井上 貞蔵[1](いのうえ ていぞう、1893年(明治26年)1月[2] - 1963年(昭和38年)[3])は、日本の商学博士[2]。
人物
神奈川県都筑郡田奈村大字長津田(現横浜市緑区長津田)出身。1917年、第一高等学校を卒業[1]。1920年、東京帝国大学経済学部を卒業[1][2]。1922年、日本大学商学部講師[1]。1924年、日本大学商学部教授兼学監心得[1]。
1924年より1926年まで経済政策研究の為独逸及び英国に留学[1]。1927年、日本大学商経学部教授兼学監[1]。1936年、主論文「商業使用人問題の研究」及び副論文「商店法論」により「商学博士」を授与される[1]。
日本大学商経学部長、東京商工奨励館長、繊維需給調整繊維製品配給各協議会専務理事、日本再建新生活連盟会長を歴任[2]。著書には『一経済学徒の断草』[4]、『商業使用人問題の研究』[5]、『商店法論』[1][6]などがある。
主張は民主自由主義[2]。趣味は俳句、川柳[2]。宗教は禅宗[2]。住所は東京都中野区富士見町[2]。
脚注
参考文献
- 『一経済学徒の断草』邦光堂、1927年。
- 『商店法論』有斐閣、1933年。
- 『新訂 商店法論』巌松堂書店、1937年。
- 『商業使用人問題の研究』千倉書房、1937年。
- 人事興信所編『人事興信録 第15版 上』人事興信所、1948年。