王子泊居軌道
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王子泊居軌道(おうじとまりおるきどう)とは、かつて樺太泊居郡泊居町の泊居駅から同奥沢駅の間を結んでいた専用鉄道である。
路線
[編集]沿革
[編集]- 1918年6月:大栄炭鉱開山に伴い開業[1]。
- 1943年4月1日:旅客営業開始[2]。
- 1945年8月:ソ連軍が南樺太へ侵攻、占領し、駅も含め全線がソ連軍に接収される。
- 1960年代後半(時期不明):廃止[3]。
駅一覧
[編集]- 奥沢駅と大栄炭山の間には運炭用の索道が存在した[4]。
駅名 | 営業キロ | 接続路線 | 所在地 | ||
---|---|---|---|---|---|
泊居駅 | 0.0 | 樺太西線 | 樺太 | 泊居郡 | 泊居町 |
元山駅 | |||||
奥沢駅 | 13.7 |
脚注
[編集]- ^ 三木理史「1930年代の樺太における石炭業」『アジア経済』第46巻第5号、日本貿易振興機構アジア経済研究所、2005年5月、2-18頁、doi:10.20561/00041292、ISSN 00022942、NAID 120006225849。
- ^ 地方鉄道及軌道一覧. 昭和18年4月1日現在
- ^ УЗКОКОЛЕЙНЫЕ ЖЕЛЕЗНЫЕ ДОРОГИ САХАЛИНСКОЙ ОБЛАСТИ
- ^ 戸田薫一「樺太に於ける樺太鑛業株式會社經營の炭礦現況」『日本鑛業會誌』第52巻第615号、資源・素材学会、1936年、462-475頁、doi:10.11508/shigentosozai1885.52.462、ISSN 0369-4194、NAID 130003838840。