約定
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約定(やくじょう)とは、金融取引において、買いまたは売りの注文が執行されて売買が成立することを言う[1]。
成行注文ではその条件が緩いため、多くの場合、注文直後に約定することが多いが、指値注文では実勢価格が条件に届かず約定しないこともある。
約定日(取引日)と決済日
約定日は取引日(英: trade date)を意味するが、実際の金品の受け渡し(決済)をする受渡日(決済日、英: settlement date)は、約定日(取引日)の後日になることが多い。
約定日と決済日の関係はT+数字[注釈 1]と表現される。
- T+0
- 約定日の当日が決済日(約定の即日に決済)。オーバーナイト取引(スタート)等。
- T+1
- 約定日の翌営業日が決済日。日本国債や米国債の取引、トゥモロー・ネクスト取引(スタート)等。
- T+2
- 約定日の2営業日後が決済日。日本の株式や社債の取引、直物為替(スポット取引)、スポット・ネクスト取引(スタート)等。
脚注
注釈
- ^ Tは trade date の意。