フォトンファクトリー
表示
フォトンファクトリー、英: Photon Factory)は、高エネルギー加速器研究機構の放射光実験施設。PFリングおよびアドバンストリング(PF-AR)という2つの加速器を保有している。
PFリング
1982年に初めて放射光を発生して以来、1987年、1997年、2005年に3度の大規模な改造を行うなどした加速器。
2009年1月にトップアップモードと呼ばれる運転モードで連続入射による運用が開始した。トップアップモード運転により、ほぼ一定の強度のビームを供給することができるようになった(これまでは、入射後時間とともにビーム強度は減衰していた)。
- 電子ビームエネルギー 0.75~3GeV (通常は2.5GeVで運転)
- 周長 187m
- 偏向電磁石の数 28
- 挿入光源の数 10
- ビームラインの数 22(各ビームラインに1つから4つの実験ステーションが存在)
PF-AR
TRISTANの前段加速器を改造して作られた。
- 電子ビームエネルギー 6.5GeV
- 周長 377m
- ビームライン数 8
関連項目
外部リンク
- 高エネルギー加速器研究機構. “放射光科学研究施設 Photon Factory”. 2019年11月1日閲覧。