ルナ・オービター2号
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ルナ・オービター2号 | |
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所属 | NASA |
主製造業者 | ラングレー研究所 |
任務 | 探査機 |
周回対象 | 月 |
周回数 | 2,346 回 |
打上げ日時 | 1966年11月6日 23:21:00 UTC |
打上げ機 | アトラス・アジェナ D |
任務期間 | 339日 |
軌道減衰 |
月面衝突 1967年10月11日 月面北緯3.0東経119.1 |
COSPAR ID | 1966-100A |
質量 | 385.6kg |
軌道要素 | |
軌道長半径 | 2694km |
離心率 | .35 |
軌道傾斜角 | 11.9° |
遠点高度 | 1850km |
近点高度 | 52km |
軌道周期 | 208.07 分 |
ルナ・オービター2号は月面観測を行った探査機。アポロ計画、サーベイヤー計画のために安全な着陸場所を選び、検証するため、平坦な月面の写真を撮るように設計された。準備のために、月面測量学、放射線強度、流星塵衝撃などのデータも集められた。
月探査
ルナ・オービター2号は1966年11月6日にアトラス・アジェナDで打ち上げられ、92.5時間の飛行の後、月周回の赤道付近の楕円軌道に投入された。最初の軌道は196x1850kmの楕円軌道で軌道傾斜は11.8度であった。近点は49.7kmで5日で33周を行った。12月7日の情報受け取り最終日には増幅器が故障し、結果6枚の写真を失った。1966年12月8日、軌道傾斜角は17.5度に変更され、新しい月の重力データを提供した。
ルナ・オービター2号は1966年の11月18日から25日にかけて写真を得て、データの読み出しは1966年の12月7日まで行われた。計609回の高度分析と208回の中程度分析フレームが送られ、最も優秀な質のものでは1mの大きさまで見ることができた。これにはコペルニクスクレーターの斜面の映像含まれ、この写真はニュースメディアによって世紀の写真の一枚であると添えられた。正確なデータは運用中を通してすべての試みで得られることになった。小流星の衝突も観測された。その後も追跡観測目的で使われ、1967年10月11日、指令によって北緯3度、東経119.1度の月面に衝突した。
2011年、NASAのルナー・リコネサンス・オービターカメラはルナ・オービター2号の衝突点の位置と画像を発見した。45度以上の衝突角度から破片は蝶の羽のように広がっていた[1]。
月面写真研究 | アポロとサーベイヤーの着陸地点の評価 |
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流星検出器 | 月面環境における微小流星物体の検出 |
セシウムヨウ素線計測器 | 往復ルートと月近郊の放射線環境 |
月面測量器 | 月の重力場と物理的特性 |
註
- ^ “Lunar Lost and Found - Rediscovering Old Wrecks on the Moon”. Popular Mechanics. 2011年11月4日閲覧。