ゴールデン・サマー
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ゴールデン・サマー The Golden Summer | ||
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著者 | ダニエル・ネイサン | |
発行日 |
1953年 2004年 | |
発行元 |
pocket books 東京創元社 | |
ジャンル | 児童小説 | |
国 | アメリカ合衆国 | |
言語 | 英語 | |
ウィキポータル 文学 | ||
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『ゴールデン・サマー』(The Golden Summer )は、1953年に刊行されたエラリー・クイーンのうちフレデリック・ダネイによる児童小説。ダニエル・ネイサン名義[1]。
物語
舞台は1915年のアメリカ、ニューヨーク州のはずれにある小さな町エルマイラ。主人公のダニーは小柄で胸板は薄く、腕も細い。小さな顔に大きな耳と鼻、ごつい大きな眼鏡。マーク・トウェインの主人公さながらの日々を過ごす10歳の少年を描いた半自伝小説。
夏の長期休暇が終わる新学期[2]初日の切なさに至るまで、少年期の「こがね色の夏」[3]の思い出が語られる。
主な登場人物
- ダニー
- 本作の主人公。エルマイラの町に住む少年。少年期のフレデリック・ダネイがモデル。
- チャド
- ダニーの友人。ダニーよりは大柄。
- サートリアス
- ダニーの友人。のんき者で好奇心旺盛。
- オーガスト
- ダニーの友人。ガキ大将。
特記事項
- 本書の執筆動機は、相方のマンフレッド・リー抜きで一人で長編を書けるかといった挑戦もあったという[4]。
- 児童小説(半自伝小説)ではあるが、随所に推理小説のテクニックが駆使されており、読者の注意をひく内容になっている。
日本語訳書
- 谷口年史訳『ゴールデン・サマー』東京創元社、2004年。ISBN 978-4-48801323-3。