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エマード (ミサイル)

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2018年10月8日 (月) 13:14; 115.65.140.128 (会話) による版(日時は個人設定で未設定ならUTC

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エマード
種類 中距離弾道ミサイル
運用史
配備先 イランの旗 イラン
開発史
製造業者 イランの旗 イラン
値段 不明
諸元
弾頭 機動式再突入体 (MaRV)

エンジン 液体式
誘導方式 慣性誘導、終末誘導
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エマードペルシア語: عماد‎、Emad)は、イランで最初の精密誘導長射程地対地弾道ミサイル。

概要

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北朝鮮ノドンを原型に改良したシャハブ3の派生機種である。射程は1700km、750kgの弾頭を輸送可能、精度は500m以内であると考えられる[1]。エマードの精度が向上した背景には終端誘導を備える機動式再突入体 (MaRV) の採用があると考えられ、同様に弾道ミサイル防衛 (BMD) に対する抗堪性も向上した[1]

長大な射程と命中精度は周辺国の脅威になる可能性があり、国際連合の安全保障理事会でも懸念されている[1]

関連項目

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脚注

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  1. ^ a b c Emad