プラウダ・ラーヤ
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プラウダ・ラーヤ | |
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ヴィジャヤナガル王 | |
在位 | 1485年 - 1486年 |
死去 |
1486年以降 |
王朝 | サンガマ朝 |
父親 | ヴィルーパークシャ2世 |
プラウダ・ラーヤ(カンナダ語:ಪ್ರೌಡ ರಾಯ, テルグ語:తిమ్మ భూపాలుడు, タミル語:பிரௌத ராயன், Praudha Raya, 生年不詳 - 1486年以降)は、南インドのヴィジャヤナガル王国、サンガマ朝の君主(在位:1485年 - 1486年)。プラウダ・デーヴァ・ラーヤ(Praudha Deva Raya)とも呼ばれる。
生涯
[編集]1485年、プラウダ・ラーヤは父王ヴィルーパークシャ2世を殺害し、その王座を確保したが、そののち騒動が続くこととなった。
しかし、バフマニー朝やガジャパティ朝との名声を得ていた強力な臣下サールヴァ・ナラシンハは、これを機に王位を簒奪することにし、部下のトゥルヴァ・ナラサー・ナーヤカを首都ヴィジャヤナガルに送った。
1486年、プラウダ・ラーヤは首都ヴィジャヤナガルから逃亡し、サールヴァ・ナラシンハは新たな王に推挙され、サールヴァ朝を創始し、ここにサンガマ朝は滅亡した。
参考文献
[編集]- 辛島昇『新版 世界各国史7 南アジア史』山川出版社、2004年。
- Dr. Suryanath U. Kamat, Concise history of Karnataka, MCC, Bangalore, 2001 (Reprinted 2002)
- Durga Prasad, History Andhras up to 1565 A. D., 1988, P.G. Publishers, Don Bosco School Press, Guntur