コンテンツにスキップ

フェニルピルビン酸タウトメラーゼ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2013年7月10日 (水) 14:06; Liberia (会話 | 投稿記録) による版 (Category:EC 5.3を除去; Category:EC 5.3.2を追加 (HotCat使用))(日時は個人設定で未設定ならUTC

(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
フェニルピルビン酸タウトメラーゼ
識別子
EC番号 5.3.2.1
CAS登録番号 9023-54-5
データベース
IntEnz IntEnz view
BRENDA BRENDA entry
ExPASy NiceZyme view
KEGG KEGG entry
MetaCyc metabolic pathway
PRIAM profile
PDB構造 RCSB PDB PDBj PDBe PDBsum
遺伝子オントロジー AmiGO / QuickGO
検索
PMC articles
PubMed articles
NCBI proteins
テンプレートを表示

フェニルピルビン酸タウトメラーゼ(Phenylpyruvate tautomerase、EC 5.3.2.1)は、以下の化学反応触媒する酵素である。

ケト-フェニルピルビン酸エノール-フェニルピルビン酸

従って、この酵素の基質はケト-フェニルピルビン酸、生成物はエノール-フェニルピルビン酸である。

この酵素は異性化酵素、特にケト型をエノール型に変換する分子内酸化還元酵素に分類される。系統名は、フェニルピルビン酸 ケト-エノール-イソメラーゼ(phenylpyruvate keto---enol-isomerase)である。この酵素は、チロシン及びフェニルアラニン代謝に関与している。

構造

[編集]

2007年末時点で、この酵素の7つの構造が解かれている。蛋白質構造データバンクのコードは、1GYJ1GYX1GYY2GDG2OOH2OOW2OOZである。

出典

[編集]
  • Blasi F, Fragomele F, Covelli I (1969). “Thyroidal phenylpyruvate tautomerase. Isolation and characterization”. J. Biol. Chem. 244 (18): 4864–70. PMID 5824560. 
  • Knox WE (1955). “p-Hydroxyphenylpyruvate enol-keto tautomerase”. Methods Enzymol. 2: 289–295. 
  • KNOX WE, PITT BM (1957). “Enzymic catalysis of the keto-enol tautomerization of phenylpyruvic acids”. J. Biol. Chem. 225 (2): 675–88. PMID 13416270.