2022年マレーシア総選挙
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2022年マレーシア総選挙(2022ねんマレーシアそうせんきょ、マレー語: Pilihan raya umum Malaysia 2022)は、2022年11月19日に行われたマレーシアの代議院(下院)の総選挙である[1]。
概要
前回2018年総選挙では、野党連合の希望連盟(PH)が過半数の議席を獲得して、1957年の独立以来初となる政権交代を実現した。選挙結果を受けてマレーシア統一プリブミ党(PPBM)の会長であるマハティールが首相に就任したが、与党連合内で内部対立が起こり、2020年2月に首相を辞任した[2]。その後はムヒディン・ヤシン(PPBM所属)が、統一マレー人国民組織(UMNO)を連立与党に組み入れて首相に就任したが、政権基盤は不安定であり連立与党内から造反議員が出たことで、2021年8月には辞任に追い込まれた。これを受けて後任の首相には、イスマイル・サブリ・ヤアコブ(UMNO所属)が就任した[3]。
下院の任期は2023年7月までであったが、州議会選で与党が勝利をしたことを受け早期の解散・総選挙を求める声が高まり、イスマイル・サブリ首相が下院を解散して総選挙が前倒しで実施されることになった[4]。
今回の総選挙では、選挙権の年齢が21歳から18歳に引き下げられ、有権者数は2,117万人に上った[5]。
脚注
- ^ “第15回総選挙、各政党連合とも過半数に届かず膠着続く” (2022年11月24日). 2022年11月27日閲覧。
- ^ “マハティール首相が辞任 マレーシア国王が辞表受理”. 日本経済新聞 (2020年2月24日). 2022年11月27日閲覧。
- ^ 中村 正志 (2022年11月). “30年来の権力闘争に最終決着か?――2022年マレーシア総選挙(1)”. JETRO. 2022年11月27日閲覧。
- ^ “マレーシア議会下院解散 総選挙へ 汚職問題批判かわす狙いかpublsiher=NHK”. (2022年10月11日) 2022年11月27日閲覧。
- ^ “第15回総選挙は11月19日に実施、経済への影響は軽微との見方”. JETRO (2022年10月24日). 2022年11月27日閲覧。