黒野圀夫

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黒野 圀夫(くろの くにお、1921年4月28日[1] - 2010年10月15日)は、日本実業家RKB毎日放送社長を務めた。

経歴[編集]

兵庫県出身。1943年陸軍経理学校を卒業し、ビルマに転戦し、主計大尉を務め、終戦を迎える[1]

1952年RKB毎日放送の前身であるラジオ九州に入社し、テレビ局長、常務、専務、副社長を経て、1983年6月から1991年6月までに社長を務め、1991年6月から1997年6月までに会長を務めた[1]

日本民間放送連盟で副会長、監事、顧問を歴任した[1]

1989年4月に藍綬褒章を受章し、1993年5月に勲二等瑞宝章を受章した[1]

2010年10月15日心筋梗塞のために死去[2]。89歳没。没後、正七位から従四位に進階[3]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e 人事興信所 2003, く87頁.
  2. ^ 黒野圀夫・元RKB毎日放送社長が死去日本経済新聞 2010年 10月21日
  3. ^ 『官報』第5442号、平成22年11月22日

参考文献[編集]

  • 人事興信所 編『人事興信録 第42版 上』人事興信所、2003年。