谷中銀座商店街

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。にゃんこ内戦 (会話 | 投稿記録) による 2021年5月16日 (日) 14:31個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎所在地: 所在地を修正。谷中銀座商店街の範囲の中に谷中銀座商店街振興組合がある。)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

谷中銀座
谷中銀座

谷中銀座商店街(やなかぎんざしょうてんがい)は、 東京都台東区谷中にある、 1950年代から続く昔ながらの商店街[1]。約60軒の店舗飲食店が並んでいる。 「台東区思い出の景観30選」指定の観光名所。本項では、谷中銀座商店街に繋がる階段「夕やけだんだん」についても解説する。

所在地

夕やけだんだん

夕暮れ時の夕やけだんだん。看板の傍に三毛猫がいる。

夕やけだんだん(ゆうやけだんだん)は、東京都荒川区西日暮里三丁目10番・13番と14番の間にある、日暮里駅方面から谷中銀座に下る坂(階段)であり、御殿坂の延長線上にあたる[2][3]。 平成2年に石段が改装された際の愛称募集時に、作家・タウン誌『谷根千』編集者の森まゆみが命名した[4][5]。階段の傾斜は15度で緩やかであり、高低差は4メートル、段数は36段ある。幅は4.4メートルあり、長さは15メートルとなっている[6]階段上から谷中銀座を見下ろす風景は谷中関連の雑誌や番組にしばしば登場する有名なもので、夕焼けの絶景スポットにもなっている。階段の下には「谷中ぎんざ」と書かれたゲートがある。また、階段には野良猫・飼い猫を問わず、沢山のが集まっている。[要出典]

谷中銀座商店街を舞台とした作品

  • 癒し屋キリコの約束(小説、テレビドラマ)
  • 谷中銀座コーリ駄菓子店出納帳 お客さまは、神さまです。(ライトノベル)

夕やけだんだんを舞台とした作品

脚注

  1. ^ 残したいのは商店街という文化です”. 【谷中ぎんざ公式HP】. 2021年5月4日閲覧。
  2. ^ 夕やけだんだん - 荒川区
  3. ^ 夕やけだんだん TAITO おでかけナビ 台東区役所観光課
  4. ^ 夕焼けだんだん(レッツエンジョイ東京)”. 2015年9月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年7月19日閲覧。
  5. ^ 森まゆみ、渡邊直樹「巻頭インタビュー 森まゆみ:町づくりには、一人でいる自由が大事。それでも、寂しい時には参加できる」『地域人』第22号、大正大学出版会、2017年、6-13頁、ISBN 978-4909099051 
  6. ^ 松本泰生 『東京の階段 –都市の「異空間」階段の楽しみ方-』、日本文芸社、2007年、p.144.

外部リンク