虎尾ハルシア

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虎尾ハルシア(とらお はるしあ、1902年〈明治35年〉3月20日 - 1991年〈平成3年〉3月4日)は大正・昭和時代の農家。

経歴[編集]

北海道静内郡静内町(現在の日高郡新ひだか町)農屋(旧ノヤサㇽコタン)のオプスケ川の近くで生まれ育つ。9歳の時に学校へ通ったが、一年も行かなかったという。15~16歳の頃に畑作や道路工事の日雇いで働くようになり、川船で船を漕いだり、鱒漁の網を馬で引いたりできるようになった。21歳で結婚し、子育てをしながら山子や流送、積み込みの仕事で生計を支えた[1]

脚注[編集]

  1. ^ 岡田路明・編『エカシとフチ』札幌テレビ放送株式会社、1983年、286-290頁。