蘭雨

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蘭雨(らんう)とは、江戸時代浮世絵師

来歴[編集]

師系・経歴不明。蘭雨と号す。作画期は明和の頃とされ、絵暦滑稽本挿絵を描く。

作品[編集]

  • 当世滑稽談義』 滑稽本 ※明和8年、伽藍堂作
  • 「反魂香」 中判絵暦 ※明和2年(1765年)、旧ベベール・コレクション 。「艸窗湖礫考」、「蘭雨画」とあり、その下に「桑」印があり「桑木」または「桑田」などの略称とみられる。
  • 「安宅の関」 中判絵暦 ※明和2年。「花徑工 蘭雨画」の落款あり

参考文献[編集]