肉鰭綱

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肉鰭綱
Latimeria chalumnae01.jpg
Latimeria chalumnae
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
上綱 : 顎口上綱 Gnathostomata
: 肉鰭綱 Sarcopterygii
亜綱

肉鰭綱(にくきこう、Sarcopterygii)は、シーラカンスハイギョを含む、脊椎動物亜門の下位分類群。肉鰭類(にくきるい)ともいう。肉質のを持つ。

四肢動物(陸上脊椎動物)はこのグループから進化したと考えられている。したがって、四肢動物を含めない限り、肉鰭綱は側系統群となる。四肢動物を肉鰭綱の1亜綱と扱うことで単系統群にする立場もある[1]が、この立場を採用すると、通常は独立のとされる四肢動物の各群(両生類爬虫類鳥類哺乳類)を下綱以下の分類階級にしなければならない[2]

四肢動物を別にすれば、現存する系統はハイギョ類とシーラカンス類のみである。このうちどちらが四肢動物に近縁なのか、あるいはこの2グループが同程度に近縁なのかについては諸説がある[2]

分類[編集]

矢野(2006)[3]に基づく。現生のもののみを示す。なお、肺魚亜綱と四肢動物亜綱を肺魚四肢動物亜綱としてまとめることもある[3]


脚注[編集]

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  1. ^ 矢野衛 「魚類の多様性と系統分類」『脊椎動物の多様性と系統』 松井正文編、裳華房、2006年、46-93頁。ISBN 4785358300
  2. ^ a b 松井正文 「脊椎動物の多様性と進化」『脊椎動物の多様性と系統』、2-43頁。
  3. ^ a b 矢野衛 「魚類分類表」『脊椎動物の多様性と系統』、338-340頁。

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]