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義行(よしゆき、生没年不詳)とは、江戸時代の浮世絵師。
師系・経歴不明、義行と称す。作画期は享保の頃とされ、作に細判の漆絵「秋」が知られる。これは稲収穫の図で、春夏秋冬4枚組の1枚かといわれる。画中に「伏(フス)秋ぞ 御簾(ギョレン)にむかふ 冠形(カムリナリ)」の句あり。
参考文献[編集]
- 吉田暎二編 『浮世絵大成』(第2巻) 東方書院、1931年
- 日本浮世絵協会編 『原色浮世絵大百科事典』(第2巻) 大修館書店、1982年 ※133頁